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キャラメル・エスプレッソ(鳥人ヒロミ)/芳文社・花音コミックス |
| コーヒーショップでバリスタのアルバイトをする大学生の左右(さゆう)は、店で泣いていたアオイに一目で心惹かれる。勢いでホテルに行ってみれば、実はアオイは美少女と見まごうばかりの「美少年」。ケンカ別 れする際に、激怒したアオイに手を捕まれた左右は、利き手が逆になってしまった? そして翌日、今度は双子のアキラが店に現れて…。(J) |
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左右のキャラクターが可愛くて魅力的。利き手が逆になってしまった時に「もしもしママ?!」と電話をかけるところで好感度アップ。設定もヒネリがあって面 白いし、作者がそもそも目指していた「左手の不自由さ・差別」というテーマも、これを読んだ後に非常に考えさせられたので成功と言えるだろう。アオの切なさも味わい深くて、読後感は満足なのだが、読んでいる最中は「えっ、これアキ? アオ? てゆーかどっちがどっち?」とかなり混乱した。アキとアオは字面 (漢字)では対照的なのだろうが、音が似すぎていて、私の様な頭の悪い読者にはいささかついていきにくい。ホノオとコオリくらい(ごめんセンスなくて)意味的にも音も似ていない名前で白黒つけてくれた方が入り込みやすかった。ついでにアキとアオに利き手以外に何か外見上の特徴が出てくれると「えっ、実は反対の方だったのね?!」ってどんでん返しが来たときに、見落とさずに済んでいいなあと思いながら読んでいた。まあそれもサービスのしすぎか…読者も少しは読み取る能力を鍛えないとね…。「ヤヌスの鏡」で杉浦幸の髪型が、一瞬にして変わるのは当時はツッコミどころだったが、あれはバカな視聴者が入り込みやすいようにとの、テレビ局の親心だったのかも知れん。 |
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俺様
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読み終わって俺様が呟いた事…。「左右×シバじゃあかんのか?」 おいおいさっそく主人公無視かい…。そしてバリスタ=稲垣吾郎が 浮かんでくる自分が情けない…。視点として左利きというポイントが 良かった。そうだよね左利きには世の中かなり住みにくいよな…。 随分昔にチェッカーズのリーダーだった武内亨が「左利きなので メンバーで飯を食う時は一番最初に行って迷惑がかからない席を選ぶ」と テレビで言っていた。そして彼は左で箸を持っても誰とも手がぶつからない 席をキープしていた。それを見て左利きとはとても大変なものなのだなと 思っていた。急須の持ち方もかなり工夫していたしね。(同じ左利きでも 某大沢樹生は隣の人に手をぶつけっぱなしだったけどな…)だが大変だなぁと思いはするものの、実際自分がそうならない限りは人事だしな。 生活だけでもかなりの戸惑いがあるのに、ホモにまでされて左右の人生まさに右往左往じゃの。しかし、私にはアオとアキの区別 がよくわからんのだが、なぜに人格統合に対して左右と柴が口を出すのじゃ?本人の意志に任せろよ…。結果 とてもスゴイ人間が一人出来上がったのだが、ずっと 疑問だった左右の左利きはアオがいる限り治らないって事なのか? だいたいアオの力って何? |
★★★☆
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ブレックファーストクラブ(高井戸あけみ)/芳文社・花音コミックス |
| 父親のロンドン転勤をきっかけに、学生寮に入る事になった松本。呑気な教師が「みんないい子ばかり」と胸を張ったのは単なる勘違いで、実際には曲者ぞろい。同室の智晴は何やら夜のバイトをしている様で、酔っぱらって帰ってきては松本にのしかかりキスしてしまう。(J) |
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私は高井戸あけみが好きなのでつい「良かったさがし」をしてしまうが、世間ではこの人の評価はどうやら両極端らしい。たぶん「どこが良いのかわからない」と言っている人たちの最大の不満点であろう「キャラの顔の見分けがつかない」「キャラの表情が乏しい」という部分が、前面
に出てきてしまって支持派としては惜しい作品だった。男子校の男子寮なんてそんな、人がいっぱい出てくる話は、所詮高井戸あけみには難しかったか。律ちゃんシリーズで、どうして律ちゃんが何の説明もなくあんなにロングヘアなのかと取り沙汰されたが、今となっては「だって律ちゃんの髪が短かったら六ちゃんと区別
がつかなかったでしょう」と言うよりほかない。 |
★☆ |
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俺様
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ある程度読める物を期待している作家というのが何人かいる。高井戸あけみもその一 人なのだが、今回は期待しすぎだったかもしれない。ホモに出てくる男子寮というの は治外法権が成り立っていて、特殊環境が通常という空間として成り立っている。 (少女マンガでもか…)今回出てくる寮もそういう免罪符が貼られていたのだが、し かしどんなに学校が大目に見てくれているからと言って堂々と喫煙しているのはよく ないぞ。そして風呂で先生を犯してどうする。まだ入る奴だっているだろうが…。気になるのは三木の存在。彼の私服は謎だ…。そして犬山の本命は誰なのだろう…。ところで暴れん坊将軍アキラは相変わらず暴れん坊だった。社長にまで手を出すと は…。そりゃ流離ってもしょうがないやね。 |
★★
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真綿の王国(南野ましろ)/ソニーマガジンズ・ルチルコレクション |
| 大学生の徹太は、三白眼の人相に似合わず、うさぎのぬいぐるみと一緒に暮らしている。実はそのうさぎ、自由自在に人間の男の子に変身出来るふしぎなぬ いぐるみで、名前を「麦太」という。(J) |
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ああ、南野ましろの受は、人間じゃないんなら何でも許すぞ。しかも麦太なんて、綿だからな。綿。どんなにバカでも全く構わないさ。むしろ綿としては天才級じゃないか麦太。頑張ってるよ。その綿。 |
★★★☆ |
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俺様
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読んだんだったっけ…。何というか人生怒涛の荒波期間に読んだ作品の
感想は全くと言っていい程書いてないもんなぁ…。どんな時でも癒しはホモなのか…。そんな俺の人生に乾杯。そんなわけでうさぎの
ぬいぐるみである。麦太〜人間型になんなくていいよ〜。うさぎのままで
いて〜。綿の脳みそという容量のない頭で色んな事をイッパイイッパイ考えて煮詰まるのだが、もしかしたら私よりも色んな事を考えているかもしんない。元が綿だから吸収力にはたけているのかもしれんな。
つーか、難しい事考えてるんだね麦太。綿なのに…。俺様(たぶん)人間だけど そんなに難しい事は考えないよぉ。いかんな考えるために生れた人間が綿に 負けているぞ。しかし、麦太には負けて悔いなしっ!だって可愛いんだもん。 俺だってあれだけがんばってくれるなら麦太みたいなぬいぐるみ欲しいもんっ! 綿相手に違う意味で頑張る徹太はすげーなーと思いつつも、ぬいぐるみが人になるという事をあっさり受け入れる回りの人達もかなり凄いよな |
★★★☆
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太陽のロマンス(やまかみ梨由)/新書館・ディアプラスコミックス 1巻 |
| 高校生の基希は、目立たない平凡な少年であったが、最近やけにキレイになったように見える。別 人とも言えるほどの変化に、周囲も本人も何故か気づかないのだが、そんな基希に同級生の志藤は「お前の心臓は俺が喰う」と…。超常の一族の贄だと宣告された基希の運命は?(J) |
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なぜだ、何故こんなに派手な粗筋なのに、やっぱり地味なんだやまかみ梨由…。樹なつみが描いてもおかしくないくらい派手な設定なのに、この淡泊さ。基希にしても、キレイになったキレイになったと言われるのだが、言われなければ美形なのかどうかもよくわからないほどの地味さ。きっと使用前も大した違いじゃないんだろうと思ったら、使用前は、廃棄されたハリー・ポッターみたいな(神楽坂はんこ先生のハンコ・ポッターに似ていた気も…)、地味にも程があるようなご面
相だった。結果を上にあげられないからって、基本を下にさげてみなくても…。 |
★☆ |
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ヒステリック・クィーン(あきばじろぉ)/大洋図書・ミリオンコミックス |
| 生徒会副会長の伊織はやり手で辛辣、「女王様」との誉れも高い。幼なじみであり、会長の聖斗に淡い思いを抱いていたが、聖斗に彼女が出来て失恋するはめに。傷ついた伊織に、「副会長絶対主義」の二年生・山根は…?(J) |
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表題作シリーズは、女王様で美人の先輩と、大柄で朴訥としたエッチ上手の一途な後輩カップルなので、ええ、私的には嗜好ストライクなんでよろしいんじゃないかと。しかも女王様モテモテだ。いいじゃねーかよ。なんで制服のボタンのトーンが削ってあったりなかったりするんだろうとか、口を全開にした状態でどうして「んー!」と叫べるんだろうとか、小さなことはやたらと目についたが、キャラクターさえ何とかなってればどうにかなるのがボーイズラブのありがたいところである。共学なのにあんなにホモに寛容な学校ってなんなんだろうなあ…。会長と副会長が抱き合ってるからみんな見て見てと言われて「わあ…」と顔を輝かせるアナタ達って一体全体? ここもジパングか…。 |
★★ |
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THE WORLD(獸木野生)/徳間書店・キャラコミックス |
| 全ての動物の頂点に立つ神獣、ホワイト・ワイルドとブラック・ワイルド。世界のはじめから見守ってきた彼らは、人間たちの争いに巻き込まれることに。「イサの毒」と呼ばれる戦士・コーは、神の存在を信じず、ただの獣としてふたりに接するのだが…。(J) |
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ホモミシュランにPALMを入れた私が言う台詞ではないが、あれはニアであってホモではないからいいのだな。だから伸たまき(つーか獸木野生。新P.N.コワイです…)のボーイズラブってちょっとなあと食傷気味だったのだが、サイン本につられてうっかり購入してしまった。しかし読んでみたら、ボーイズラブレーベル何するものぞ。いつもの作風で、全く「ボーイズラブにしなくちゃ」という変な気負いがない分、作品の値打ちは高い。これで、マヤを美少年にしたり、スノーホワイトを男にしたりしたらちょっとげんなりするところだが、さすが伸たまき。じゃなかった獸木野生。お見それしました。 |
★★★★
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夢想人形(葛井美鳥)/新書館・ディアプラスコミックス |
| 逃亡したアンドロイドを処分する、ハンターのガス・パイクは、狩りをしながら一体のアンドロイドを探していた。ある日ガスは、忘れられないアンドロイド「シンダー」と同じ顔を持つ「メアシャム」に導かれて、大手ロボット会社「ドール」から直々にアンドロイドの処分を依頼される。(J) |
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「夢想人形」は「ユメミルアンドロイド」と読む上に、作者は「くずい」さんではなく「ふじい」さんだそうだ。色々とコダワリがあるのだな…。ストーリー漫画を描くことの出来る、必要最低限の画力でギリギリ踏ん張っておるなという気がしないでもないが、何しろ私はこういう設定が好きなので。美少年アンドロイドのメアシャムも可愛らしく、新書館作品としての品質はあったかなと。しかし、いくら道楽で作ったプロトタイプとは言え、美少年ロボットにその様な機能を持たせてみたスレイトー社長はホンモノだな…。作者はフリートークで、社長とメアシャムの間にはなんにもなかったと言っているが、つけてみたなら試してるのが人のサガ。何にもなかったわけがあるまい。しかし、根本的な問題として、メアシャムが「美少年」アンドロイドだとは、どうも本作だけだと言い切れないんだけどね(幼い体の少女型かも知れん。それでもホンモノだスレイトー社長)。 |
★★
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