花屋の二階で−毎日晴天!5−(菅野彰)/徳間書店・キャラ文庫


帯刀家の次男明信はある朝目覚めてみると、見覚えのない部屋で全裸で寝ていた。体には妙な違和感が残りいやな予感がする。しかも隣で明信同様裸で寝ていたのは花屋の龍で…。 (O)

俺様

俺の事をアホと呼べ〜って感じですね。ステーションに寄ったので 明信の話はあるのかいな〜と徳間の棚の前に仁王立ちしてみたのですが。このシリーズはサブタイトルが表題なので、 どれが毎日晴天!シリーズかわからなかった。いや、挿絵でわかるんだけどさ…。しょうがないので最新刊だと見当をつけた本を手に取りシリーズのタイトル確認。まあ間違いないだろうという事で この本を手に取りあらすじを確認した。タイトルでもう誰とくっつくかは わかりきっていたが、まあ年下ガンガンいきます攻もいいが、年上のゆっくりゆったり攻でもいいか、明信が幸せになるのなら。
マンガから入ってしまったため、小説のまったり感がいまいち私には合わなかったようです。ドタバタスピードコメディだと勘違いしていました…。ニノミー(また俺は人の名前を勝手に…)に お願い!勇太×真弓編サクサク描いて、早く明信編をマンガに して下さい。よろぴくねっ!(俺様新キャラか…)

★★★



カモナ・マイハウス(果桃なばこ)/徳間書店・キャラコミックス


リストラにあった蜂谷はボロアパートの管理人を勝手に していた。守銭奴の蜂谷は社長令息=お金持ちと決め付け、 すでに定員がイッパイで、住民の反対があったのにも かかわらず、和泉清憲を自分の部屋に同居させる事にする。 (O)

俺様

私が愛する作家は正当派よりもやや暴れん坊の方が多いのだが、 果桃先生はいったい何派なのだろう。きっとトンチキ派の一員 だと思うのだが…。今回もかなりトンチキ派。はぐれトンチキ純情派 って感じ。(どんな感じだよ)ハニー。他人の物をいくらその大元の 持ち主が大目にみているからと言って、勝手に貸出しちゃダメでしょ。 しかも持ち主に許可なく改装ってどういう事よ…。主人公二人は ほっといてもいいんですが、気になるのは花井なのよ。社長なのに なぜそんなアパートに住むっすか…。しかもハニーに手を出すかと思いきやとってもいい人キャラで、何か他にそのアパートに居続ける理由があるのでは?と思っていたのですが、もしや夏目父狙い なのでは?っていうか、狙って。俺はその方が楽しいよっ! キャラで言うと一番味があるのは蜂谷だからハニーってあだ名を つける謎の外人ロッシュなんだけど…。彼にはいつかステキなマッチョアニキでも出てきて頂ければなと…。それにしてもハニーのアパートの住人に対する将来のプロファイリングは都合良すぎじゃ ねーのかい。

★★
じゃあな

 勢いのあるキャラが多くて結構面白かった。花井がオイシイところ持って行きすぎて、私ならセーケンより花井だろと思わないでもないのだが、まあ将来性に賭けたというところか。ハニーはお料理上手でお袋の味だと言われていたのに、私たちが見る事の出来たハニーの手料理は、一人でヤケ食いしていた時を除けば、梅干しご飯とカロリー○イトと、恐怖の「ごちそう」だけであった。本当に料理出来るのかアンタ(と、思ったら書き下ろしで舟盛り作ってた。舟盛りって料理か…いや確かに凄いけど…)。
  花井には夏目父がいーかなと私も思うが、ロッシュ受を主張する俺様の男気には感服した。

★★



ピース(館野とお子)/ムービック・ダリアコミックス


アパートの隣人であり、大学の先輩でもある溝口と、酔った勢いで関係を持ってしまった湊。以来、自分をちやほやと甘やかそうとする溝口に反発し、そんな風に扱われるのはゴメンだと彼の隣から引っ越す事を決意。苦学生の身ゆえ、アルバイトに精を出す湊なのだが、無理がたたって…。(J)

じゃあな

 相変わらずイマドキなテイストで読んでいて面白いことは面 白いんだけど、なんか思い返してみるとキャラが全部似てるなあっていうのが館野とお子の印象。一人一人並べてみれば顔髪型も変えてあるんだろうけど、大体全作読んだ筈の私なのにさらさらっと描いて「はいっ、これだーれだ?」と聞かれたら「…受」とか「…ザコ?」とか答えるしかない様な気がする。まあ藤たまきなんかもそーだな。こういう線の人というのは前髪の分け目なんかが不明瞭だから、そうなる宿命なのかも知れん。
 表題作は続くらしいが、私としては同時収録「本気。」の先生が素敵だったので、こちらが続いて欲しかった。って言うか、先生受ならとってもタイプ。先生、征彦さんとはどっちだったんですか。受だったんでしょうねえそうでしょう。

★★☆



いじわるな魔法(二宮悦巳)/徳間書店・キャラコミックス


健人は新任教師の遥が気になってたまらない。何故なら彼は、いつも健人を苛める隣 に住む幼馴染だから。みんな遥の外面に騙されて、日々苛められてる健人の気持ちを 分かってくれない。そんな鬱憤がある夜爆発して…? (Ai)

愛恵

まず絵が好み。可愛い!コマ割りもトーンワークも普通 で画面もジミだけど、表紙だ けで購入を決めて正解。大好きなベタ髪年下攻めなんだもん♪ 出だし、遥が迫って たから焦ったけど、ちゃんと健人くんたら大きくなって、遥を襲ってくれて有難う。 惜しむらくは遥に色気が足りない。イコール、エッチシーンが色っぽくない。まー、 この絵柄でハードやられても困るけど。だってだって。裏表紙のあらすじが煽るから期待して読んじゃったじゃないか。
途中、みなみちゃんがよくある当て馬の女の子キャラになるのかと思ったけどそうで もなく、女の子キャラ好きとしては胸を撫で下ろす。ホモならやっぱ当て馬も男にし ようよ。BLの女の子キャラへの不当な扱いには食傷気味です。健人の青さ加減も グー。遥をヤってしまったことすら遥のせいにして、ジタバタやってる様はいかにも 高校生って感じ。私はリーマン物より学園物が好きなので、設定は学生でも、言って ることもやってること大人すぎる話は面白くない。自分がババアになったせいか、20 代前半くらいで物凄く大人みたいに書かれてる話読むと、内心ケッとなる。BLだか ら登場人物の年齢上げるのはまずいんだろうけど、少なくとも学園物なら、そこに出 てくる学生は酸いも甘いもかみ分けたイイオトコなんかじゃなくて、みっともないく らいに純粋でお馬鹿でがむしゃらな、そんな男の子であって欲しいな。とか言いつ つ、汗臭い漫画は嫌いなんだけどね。やっぱクールビューティーでしょ。

★★★



螢月夜に君の名を(四位広猫)/角川書店 あすかコミックス


現世人でありながら閻羅王の使いとして、この世とあの世の狭間を行き来する小野 篁。都の悪鬼魍魎を討ち果たす為、禁鬼を操り常に傍らにおく。しかし、一番頼りに している雷信が姿を消し…。 (Ai)

愛恵

ファンロードから知ってるわりに(おお。オタクだ)四位 広猫の漫画を読むのはこれ が初めて。いや、同人で読んだか? それすらもあやふやなのに、何故か名前を見掛けると「頑張っとるようだな」と父親のような気分になる。きっと作者にしたら余計 なお世話だろう。魑魅魍魎の懲罰モノかと思いきや、そうでもなかった。美貌の少年 (とあらすじに書いてある)篁とその禁鬼雷信の禁断の愛のストーリー。なんてーのはウソだけど。途中まで篁の雷信への執着に、かなりドキドキした。それが結局、兄弟愛がオチかい! いや、そうじゃないでしょう? 筱とは兄弟だけど、雷信とはも ちょっと違う何かがあるよね。そう信じてやまないわ。なんかキスシーンっぽいとこもあったしさあ。それにしても1冊に詰め込みすぎ! 登場人物も多いしで、やたら ゴチャゴチャしてる。長編で書いた方が良かったんでは。と思ってたら、あとがきで分かった。原作の小説があるのね。漫画で描き切れなかった部分は小説で読めって… おい! それなら初めっから漫画化するな!

★★☆
じゃあな

 なあ四位広猫、ぜったい漫画描かない(イラストだけ)って言ってなかったか? それともそれは猫賀郁美と記憶が混同しているのか? どうでもいいが私は自分が年寄りである事を露呈しているか?
 で、本作。表紙の小野篁
を見て、誰が美少年だと思うだろうか。どう見ても美少女だな。しかし、私の心のエルドラド「すんげー特殊能力を持った戦う受」「お側に仕えているアンドレ攻」(要丁寧語)という条件を満たしているため、前半は結構ワクワクしながら読んだ。しかし、いけいけーとばせとばせーと、燃えたのも束の間。後半が…アララ。そういう展開? 胎児にも兄弟愛ってアリなんだろうかなあ…。最後の最後の数ページで「王太子様! お願いします、雷信を私好みのアンドレ攻に戻してください!」と神仏閻魔にまで祈った。エルドラドへの道は遠く険しい。まさに黄泉の果 てまで。

★★



花のある生活(門地かおり)/ビブロス・BBC


五百川はスキー部の先輩である倉橋を尊敬している。 だが倉橋は五百川が思う様なステキな先輩ではなく、 おのれの欲望の赴くままに生きているだけだった。 (O)

俺様

五百川はスゴイ。何がって鈍くさいのにも程がある。だが、それ以上に 倉橋の考える事はもっとスゴかった…。五百川が未だバックバージン なのが信じられません。倉橋自分の欲望に忠実すぎです。 友人の藤田は倉橋がどんな理由で五百川を狙っているかわかっているのだが、 純粋に心配してしまうぐらい五百川は見ていて危なっかしい。つーか、自分じゃ知らずに限定1名様だけでフェロモン撒き散らしているんだよね…。 倉橋の中のインナードア内の天使が沢山いるのがとても楽しい。ジョン殿下よ君はいつ満足させてもらえるのだろうか…。しかし、花のある生活以外の作品が痛い系なのだが、それは内容的にこれで相殺って事なのか? 最後の短編だが、私もつい言ってしまうが「チャンネルカチャカチャ」ではなく 今は「リモコンカチカチ」なのではないだろうか…。門地とは心の底で通 じる何かがあるのかもな…。

★★★
じゃあな

 何故こんなに可愛い絵を描く人がこんなに下品な漫画を描けるのか…。門地かおりの引き出しは計り知れない。先輩はかなり鬼畜な人なのだが、対する五百川も押される一方ではない抜けっぷりなので、割れ鍋に綴じ蓋という気がする。そうね、私のイチオシカップリングはジョン殿下×トキメキ大臣かしら。
 私は、野球に関しては、長嶋門下の動向ぐらいしか気にしていない様な門外漢なので「作り物の様に美しい甲子園のエース」って、見て見てえよそんな人と思った。私の中での甲子園球児は、目鼻立ちが通 って可愛い子を見かけたとしても、作り物というには…どっちかって言うとジオラマとかG.I.ジョーって感じなんだが。
 表題作シリーズもたっぷり収録、イタタな読みきりに加えて、おまけ漫画も沢山あるので、盛りだくさんでお買い得な一冊。

★★★



恋が始まる(大出なつみ)/ビブロス・BBC


亜川と島田は同じプロ野球の同じチームのチームメイト。 島田に好きだと告白された亜川だが、突然襲ったりしなければ いいんじゃないと、返事する。友情を少し越えた友人を続けていた 二人だが、亜川の離婚で状況に変化があらわれる。(O)

俺様

ビブロス編集部よ頼みがあります。この人のリーマン・オヤジ受ものを 買い取って本にしてくれ〜。俺の感想これに尽きるのだよ…。 野球ものも嫌いじゃないんだが、この人はおっさん描くのが上手いんだよ〜。 ところで自分に置き換えてみたんだが、どう考えてもとても大事だとしても手も出していない友人のために、離婚させる相手に1億円払う気なんかなれやしねー。でも、島田野球選手なのにちゃんとお金貯めてるんだね。 そこだけは偉いなと思った。1億円で亜川を買ったようなもんだが、向こうがジレるまで待てる所が大人なのだろうか…。 そのわりにはつまみ食いしたけどさ…。外掘をしっかり埋めて亜川が 自分との恋愛を考えざるをえない状況を作り出すこすさはあるものの、 それだけ待ったのだから、亜川にも苦しんでもらっても良いかもなと思わせるからすごいな…。しかし、体育会系な思い込んだら一途な受ってのは、結構鬱陶しいね。

★★☆
じゃあな
 キャラクターは可愛いし、ずっと、ないがしろにされても受の事を思ってきた攻の、かけがえのなさに受が気づいて、今度は一転迫り受…ええい堕ちんかい攻め〜、というパターンも好き。島田のキャラクターデザインもタイプ(亜川じゃないのよ…島田がタイプ。俺って…)。
  しかし、こんなに「洋服」の描けない作家は初めて見た。衿から上と、袖口から先はいいのだが、洋服を着た胴体部分が下書きなんじゃないかと思うほど適当だ。袖ぐりが外側に膨らんでいたりして、このシャツのデザインはイッセイ・ミヤケ? って感じ。非常にアバンギャルドなお洋服が続々と。野球選手だからちょっと人とは違うお洋服が着たかったのかも知れんが…えっ、ユニフォームもミヤケ? ヨージ・ヤマモト? 凄い球団だ…さすが天馬軍(と、野球ファンの間では呼ばれるのだろう)。
 島田が手切れ金に一億円払ったのは、島田のお金だから島田の勝手であるが、最初奥さんは「離婚するなら慰謝料三億」と言っていたので、さらりと値切ってんじゃねーよと思った。おまけとしてマンションがついたが、んー。今のご時世、二人で暮らしていた程度のマンションで二億とれるだろうか。大邸宅ならまだしも、どんなに亜川夫妻がバブリーでもまさか6LDKとか5SLDKとかには住んでいなかっただろう。ガーデンヒルズだって一億で住めちゃう底値のご時世よ。奥さん、やっぱり現金で貰っとけ。
★★★



ヤバイ気持ち(作画・穂波ゆきね、原作・鹿住槇)/徳間書店・キャラコミックス


透は親友の涼司に片思い中。そうとは知らない涼司は「なぜかわからないけどおまえに欲情する」と言い出す。とまどう透に一度ためしてみたいと涼司が迫ってきて・・ ・。 (F)

フェネギー

渋谷のコミックステーションで開催していた原画展を見て、カラーの絵が可愛くきれいだったのでつい買ってしまった本だったが、当たりだった。1冊にきれいにまとまっていて読みやすく、透の心情も丁寧に描かれている。こんなに先が読める話なのに、読んでいる方は透と一緒に切なくなったりやるせなくなったり悲しくなったりし てメロメロ気分。友人の匡もいいヤツで、当て馬の先輩も素適な人だ。ただ肝心の涼司が自分の気持ちもよくわからないバカな下半身男だったがために、コミックス1冊 分も透は悩み続けてしまったのだな。透、こんな男はやめておしまい、きーっ!とい う気持ちに何度もなるが、心傷つく少年の姿がちょっとステキ。鹿住槇の説得力のある心理描写 に波穂ゆきねのいやみのない綺麗な絵がマッチしてペア成功例。何がいいって裸がいいね、この人の絵は。

★★★★
俺様
この本はなかなか感想をなかなか書かなかったフェネさんに、 「感想書けよオラァ」と詰め寄った時に「私しか読んでない本が あるのよっ!」と言い分けしていたのが印象にあった。しかし フェネさんの好みという事は私とはあまり合わないのかもなぁと 思ったのだが、以外とそんな事なかったかも。でもきっとこれは マンガになっているから読んだんだろうなぁ…。小説だけだったら 途中で「涼司、てめぇ人間ナメんなよーっ!」と放り出していた事だろう。 思わず透よもっといい男は回りにいるぞっ!と力説しそうになっていた。 あんなに悩んで踏みつけにされてもなぜ涼司が良いのか…。 透の視野狭すぎです。手助けをしてくれる友達にも恵まれ。 くっついてしまえばラブラブになるのは良いのだが、振り回された あげく見たくもないのに男同士のラブラブを見せ付けられる匡にはちゃんと詫びろよ。ところで透に手を出そうとした先輩だがあなたは受なんだからっ!自分のポジション間違えてはいけませんっ!
★★★



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