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| エデンを遠く離れて(江上冴子)/二見書房 シャレード・ブックス |
| 芹沢は時代錯誤な全寮制の名門男子校の新任教師。 ある日、傍若無人な転校生加藤雅臣がやってきた。 規律をいっさい守らない加藤は寮を管轄する生徒たち から制裁を加えられるが少しも動じず、彼を助けた 芹沢を強姦する。(F) |
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助けてくれた教師を強姦し、人に見られても気にせず 強姦し、礼拝堂で牧師に声が聞こえていても平気で強姦し、 受が風邪で熱を出しても強姦し、金の力で学校側は加藤の言いなり、見ないふり。傍若無人でケダモノの攻ってのも、 ここまでくるとかえってスッキリして気持ちがいい。 しかし芹沢はいったい何なんでしょう?礼拝堂でこれから 強姦されちゃうって時に、加藤が牧師を懺悔室に閉じ込めるのを何故協力するの?逃げればいいじゃん。第一、 プロテスタントに懺悔室ってないんじゃなかった? だいたい本気で嫌ならもっと本気で抵抗して逃げれば いいのに、のほほんと生活している芹沢は絶対神経太いと 思うぞ。結局は加藤を好きなんじゃないのぉ?と言いたく なる。好きなら「俺は強姦されてるんだ」なんて被害者意識は捨てなさい。加藤のせいにして授業サボってんじゃ ないよ、教師が。 |
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じゃあな
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開いた一ページ目(第一話タイトル)には笑わせて貰ったが、芹ちゃんの情けなさに笑顔がそのまま凍り付いた。私だったら生徒とヤッてるところを他の生徒に見られた時点で、職を捨て国を捨て、誰も知らない遠い南の島に旅立つがな。 折角これだけ頑張ってHシーンがあるのだから、もう少し面白くないとHシーンに気の毒というものである。読みながら、一生懸命もう少し面白くする方法というのを考えてしまった。ともかく、ついていけないくらい設定に現実感がないのだから、時代設定を明治くらいにして、加藤は成金の息子、椿本は華族の出、とかそういう感じにしてみるというのはどうだろう。そして芹ちゃんは、なまじハンパに気骨があるのに流されまくってるから納得いかないわけで、めちゃくちゃ病弱で弱々しくてついでにハーフとかにして、超女々受にしちゃった方がまだしもだ。ここまでカモフラージュすれば作品全体に漂うしょーもさが少しはカバー出来ると思うのだが、今更一からやり直すわけにはいかないんだろうなあ。人気シリーズらしいし。 |
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| ひな菊(雁須磨子)/オークラ出版・アイスコミックス |
| 玖磨の幼い頃からのヒーローはいつも慎ちゃん。カッコ良くて頼りになる憧れの慎ちゃんだけど、何故か同級生の赤井にはいつも辛くあたる。いつも慎ちゃんを見ている玖磨には、それがただの意地悪ではない事がわかってしまうのだが…。(J) |
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「どいつもこいつも」で雁須磨子を知った私としては、この人がこの画風と作風でボーイズ描いてるって言われてもどうもピンと来なかったのだが、なんだよ、面白いじゃねーか。しかもどっちかって言うと、ホモよりニアか殿堂に入れたいね。佐藤史生とか森脇真未味とか、面白いんだか面白くないんだかわかんないけど面白いショートストーリーを得意にしている大御所はいるけど作風としてそういう感じ。 どの話も続編が読んでみたいと思わせるけど、やっぱり表題作が味わい深い。「ライジングアリゾナ」もカッコイイ。なんかウルフルズの歌が聞こえてくる。問題としてはやはりこの人の絵だと、わざとらしいキラキラとか「キレイな男だ」とかいう台詞を使わないと、その人が美しいのか美しくないのかわからないって点が…って、黒星つけるよりひどい事言ってる様な気がするが…面白かったです、はい。 |
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フェネギー
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なんだかガロ的。背景の細々とした描き方がガロ的。ちまちまとしたコマ割りが ガロ的。人物のヘタウマさ加減がガロ的。(若い読者向け注:「ガロ」とは昔発売 されていたマイナーでマニアックで不可思議な魅力を内臓した作品を載せていた 雑誌のことである。人生の深淵を覗き込むような地味なオタクさが売りだったように思う。)本当にありそうな日常的な感情がズラズラと描かれている。味わい深い短編集だ。「ライジングアリゾナ」が一番良かったな。もう少し洗練されれば西炯子的と言えるかもしれないが、この洗練されなさがいいとも言える。今の時代にウケるとは思えないけど・・・。これは好みが別れるだろう。面白かったんだが、まことに 残念ながら私の「好き」の範疇にわずかに及ばず・・・・。 |
★★☆
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俺様
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元々ガロ的な画面にちょっとダメかもと思っていたのだが 話は面白い。絵だけで物を決めてはいけないのだな。うんうん。 表題作もそうだが、どの話しも少年(青年)達の微妙な関係が良い。 思わぬ方向に話しが行った「はしろうか」を筆頭に各話とも かなり突っ込める。ただ、どんなに突っ込みを入れても 少年(青年)達の心の動きには恐れ入る。 |
★★
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| やるときゃやるぜ!(岩本薫)/ビブロス・ビーボーイノベルズ |
| 美大生の一真は兄の秋良から逃げ回っていた。秋良は何もしなくてもパトロンが浴びる程のプレゼントをくれるという妖艶なる美貌の持ち主だが、性格がワガママ・ゴーマンの女王様。しかし一真が兄を避けるのは、いつも顎でこき使われるからではなく…。(J) |
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兄弟だけど、これはオッケー。もう最初から二人とも自分たちは実の兄弟じゃないって知ってるし。親御さんの気持ちを考えるとちょっと下がるテンションも、一真ではないが「ばれなきゃだいじょーぶ」だからやっぱりオッケー。秋良の女王様具合も、一真の下僕ぶりもなかなか好感度。カップリング的にはオールオッケー。って言うかこの二人、なんか…誰かと誰かに似てる…。いや、それはさておき。 政治家とか持ち出してもネタを小さくしてあるから話としては巧くまとまっている。描けもしないのに壮大な世界を描こうとする人は多いからな。更に秋良はそれなりのキレ者という事になっているが、頭がいいキャラを描こうとして頭の悪い作者が失敗している作品の多い中で、彼は馬脚を現さずに済んでいる。カミングアウトしないなら(それは厭な展開だ…)続いて欲しいシリーズ。しかし岩本薫は、いつもタイトルで損をしているな。 |
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俺様
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ああ、良かった。私は血の繋がった兄弟ホモってのは受け付けないうえに、双子ものはもっと駄目です。これは最初から血の繋がりがないってわかっていて、お互いに好き合っているのに憎まれ口しか叩けなくて…という、兄弟ホモ物の中では合格の部類です。秋良の女王様ぶりと一真の下僕ぶりに安心感を持ってしまったのは 誰かと誰かに似ているからでしょうか…。たぶん教授の娘となら私は話し合えると思います。ポイントとして秋良の大学の研究部分の核心に触れなかったのは正解です。 |
★★
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きみぱん
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「UKが読みたーい」とわめいて読んだ本なので、いつもいつも偏見 に満ちた感想を書いている私だけど今回も偏って偏って偏りすぎてうっかり転んでしまい、なにを思ったか星4つもつけてしまいました。 確かにUKファンには秋良の冷酷、我が儘、自己中の女王様振りは 「たまんね〜〜」かもしれないけど、(外見除く)ファン以外の人が 読んだらおもしろいかな〜これ?間違っても星4つはつけないと思うけど。でも私は読んでて「やっぱり、受は高慢ちきぃの性悪ぅの強情で傲慢の天の邪鬼が最高よねーー」と結構幸せでした。この本を読んだ方で「なんでこの程度で4つ星であれが無星なの?」と異を唱える方もいるでしょうが、所詮私ってこんな奴だと思って下さい。 (もう判ってるって・・) |
★★★★
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フェネギー
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い・・・いいぜ!この受!サイコー好みだぜっ!ホモってな、あれだね、キャラ クターが好みだったらもうそれで満足度80%いっちゃうね。なんと言っても受の 口の悪さがいい。美人でフェロモン出しまくりなのにカマっぽさが微塵もなく、 攻を下僕扱いしてふんぞり返るえばりんぼ。しかも一度できあがるといきなり 女々しくなることが多い受界で、いつまでもプライド高く居丈高。同居して同じ ベッドに寝ていても1ヶ月オアズケだぜ!さすが女王様!作者!友達になろう! しかし一真・・・ヤル気で行ったわけでもない部屋でどこからコ○ドーム出した んですか?いやコン○ームは独身男の身だしなみとしても、そのクリームはいっ たいどこから?アナタ、用意周到すぎます。 挿し絵の受がちょっと私のイメージと違っているので(笑)星半分減点。 |
★★★☆
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君はおいしい恋人(長江堤)/茜新社・オヴィスノベルズ |
| 学生寮で同室の大祐と研人は二人とも同級生で天使の様に愛らしい智臣が大好き。よると触ると二人で智臣の争奪戦を繰り広げるが、研人の方はいささか事情が違う様で…?そんな時に、智臣の農場で事故が起こり、窮地を脱する為に研人は大祐に自分が伴侶を求めにやって来た吸血鬼である事を打ち明ける。(J) |
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いやーこれさあ、表紙があまりにもイケてなくってさあ「うわっ、こおはらしおみ、これはマズすぎ!」と思ったらうっかり買っちゃったんだよ(そこで買うな!!)中身は、表紙よりもっとまずい事になっていました。第一話は私の憎む「同人誌発表作品」という奴。第二話はそれを大祐サイドからひっくりかえして見ただけで、さほど新鮮味もない同じ話。第三話は、もうどーでもいいやという感じ。 だってさー、吸血鬼だよ吸血鬼。不老不死の吸血鬼ともあろうものが、父親が倒れたからみかん農園を継ぐとか、俺の就職先はどうなるとか、そんな事どうでもいいだろうがよ。そもそも不老なんだから、家族がすぐに不審に思うって。そして大祐は研人の一族を科学的に解明したつもりだろうが、ウィルスでは馬の骨折は治らんよ。設定がトンチキなのに勢いがない。Hシーンの色気も皆無。Hシーンにハートマークを使う人は初めて見た様な気がするが、それにしても「ああ研人、おお研人」って、校歌か社歌歌ってるんじゃないんだから。人の乳首に触って自分の指紋を憎む様な人、私はダメです。アディオス。 |
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NON STOP!(高坂結城)/ビブロス・ビーボーイノベルズ1〜2巻 |
| 新入社員の栗山は、右も左もわからない事だらけで緊張の連続。そんな彼を微笑ましく見守っていた上司の秋月は、自分の気持ちが恋である事に気付く。秋月に告白されて、激怒した栗山だったが…。(J) |
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女子高生の様なサラリーマンどもである。こんな事でコンクリートジャングルを生き抜いていけるのだろうか。他人事ながら心配だ。高坂結城というのは前に読んだ和菓子屋が出てくる話も「悪くないがキャラに顔がない」と思った覚えがあるが、今回は「良くない上にキャラに顔がない」作品であった。一巻の第一話は、栗山の新入社員ぶりが丁寧に書かれていて良かったが、第二話以降は書き逃げの感がある。だからあの女の子は誰よ。讃井ってのも何なのよ。二巻のナベゾーも何よ。同人誌の方でも書いている作品らしいので「あれって実はこーなのよね、きゃっきゃっ」と裏設定か何かで遊ばれている気がするのだが、作品は作中で完成させましょう。お金出して本屋で買う客が一番偉い事を忘れてはいけません。 |
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純愛ウイルス(寿たらこ)BBC・ビブロス |
| ワガママでゴーマンなのに美貌の浅見麻美は男女構わず 関係を持っている。忠治はそんな麻美の親友(忠犬)。 誰かれ構わない麻美にからかわれた忠治はそのまま 麻美をやってしまう。それ以来麻美は…。(O) |
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表題はなかなか普通にボーイズラブ。と思える程他の話しが痛い。 忠治とセックスした後、忠治の弟・三郎に付合ってくれと言われ、 「俺と犯りたいの?犯られたいの?」と聞く麻美。お前本当に何でも OKなんだな。犯られたいと言われればやっちまうわけですね…。 忠治以外とやっちまうとリバースしてしまう所にちょっとだけ 愛を感じたのはなぜだろう。(リバースが愛情表現なのか…) しかし、BBCは1冊目のコミックスは痛い話大集合って決まっているのか? と思うぐらい表題以外の作品は辛い。ラブレスは結構好みな話しで 最後に救いがあるのでまあ良しとしよう。他2作も痛いが痛みっぱなし ではなく最後には救いが入るので作品としてはまとまっている。 |
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じゃあな
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どれもそれなりに良さがあって面白い作品集だった。表題作は忠治の弟がいきなり登場するので「は?なに?伏線あった?」と動揺したが。一冊のコミックスの中で作者の絵の戸惑いと変遷が如実に見られて興味深い。てっきり「純愛ウィルス」がデビュー作かと思ったのだが…まあいい具合に落ち着いてきたんではないだろうか。書き下ろしに出てくる麻美がカッコイイね。 |
★★★
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アンチ・ロマンチック(やしきゆかり)/花丸コミックス・白泉社 |
| 体育会の連中はクーラー目当てに美術部の部室に乱入してくる。コンクールに出品する北川は絵のモチーフを 探していたら、ヌードモデルを引き受けた陸上部の岡田の身体に一目惚れする。ところが岡田のいとこの沢口や 部長の蒲田の邪魔が入る。(O) |
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表紙でいちかばちかで買ったんだが、やはり目がねくんは攻だったか。ちっ。これで一冊とみなして良いのだろうか? それとも続いているのだろうか?ちょっと謎なうえに 巻末には設定違いな話が入っていて何が何だかなー。 岡田が犯られそうになった時に飛び込んできた沢口の 「代わりなら俺がいくらでもやってやる」発言にはびっくり。 あんた、受だったの…?北川の同級生大竹の存在には かなり注目していたのだが、何もないまま終わってしまった。 問題として岡田の好きの基準が掴めず、理解出来ないで 終わった作品。蒲田がもっとエキセントリックでも良かった のではないだろうか? |
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じゃあな
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絵はイマドキなのにテイストが古い。惜しいな。もっとコメディにしちゃえば良かったのかも。岡田が飄々としているのは沢口への当てつけかと思っていたのだが、ただのぼんやりした人だった様だ。若いモンはもっと一生懸命恋愛せんといかんよ。そうそう、北川と岡田の初H、場面転換に無理あるよ。私ファミレスでやってるのかと思った。 |
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