さらばDiary


君といつまでも(8/1)

週刊朝日に「往年のアイドルのファンを今でも応援している人」を追いかける、という連載があって、なかなか興味深いというか我が身につまされると言うか。マッチのファンの方のインタビューを見てその連載に気付いたので、家に転がっていたバックナンバーを探したらジュリーやヒデキ(やっぱここはカタカナで書くのが気分が出るかと)のファンの方の記事もあった。まだ内海光司はない様だ。思わず名乗り出ようかと真剣に応募要項を見つめるワタクシ。「インターネットでホームページを作ってるんです!」というキャッチはかなりウケるに違いない(※98年当時)、もしかして採用になっちゃうかも?!などと勝手に心を揺らしていたが、ヒデキファンの方がすでにそのツカミはやってしまっていた。あとは私には然したる意外性もないので内海光司という名前を紙面に載せる事が出来ないかも知れない。残念だ。

しかしインタビューを見ると、ファンになったきっかけや、どんなところが魅力かを答えなくてはならないのだな。ううむ「ファンになったきっかけは?」「消去法です」じゃやっぱりいけないんだろうな。しかも内海光司のどこが素晴らしいかを答えなくてはならないのか。無茶を言わないでくれ週刊朝日よ。私にも出来る事と出来ない事がある。

しかし真面目に考えてみると、私が内海光司の特性の中でもっとも愛しているのは彼の「普通さ」であるかも知れない。芸能人的には、もっと派手に芸能人してくれていてもいい。どこかの30過ぎて人生の機微がわかった男(どこがじゃ)の様に、バブリーにやってくれても全然構わないんであるが、あの「普通」の感性だけは捨て難い。

大体アイドルに家族の事をインタビューすると「両親とは友達感覚。すっごく仲のいい家族」とか「うちの両親は変わってて、子供には好きな事をさせてくれた。だけど自分の責任のケジメだけはきっちり教えられたよ」という、ほぼこの二通りの答えが返ってくる。総じて「ちょっと凄いうちの家族」というふれ込みになる。私なぞは心が狭く「私ってえ、ちょっと変わってるからあ。どうしてかな、普通のつもりなのにぃ」とか「俺よく面白いって言われちゃうんだよね、こんなにマジメなのにどうしてだろ」などという意見を聞くと、さあどうしてだろうな、こっちが教えて貰いたいくらいだよという気持ちになってしまうんであるが、内海光司の返答は凄かった。家族について。「全然普通」…以上である。

他に何か言う事はないのか。「お父さんもお母さんも普通の人」…あの、何ならもう少し語ってくれてもいいんだけど、と、こっちが追及したくなるほど明解な返事である。確かに「あなたの家族は?」と聞かれて「えー、うちの家族はちょっと変わっててぇ」と言われるのも何だか気に入らないが、しかし内海光司には顎が下がった。自分についても同様である。大体アイドルに「自分の体で好きなところは?」と聞くと「目」という返答が返ってくる。内海光司答えて曰く。「全部きらい」…全く恐れいってしまうのである。

彼ほど「程」というものを知っている男はおそらく事務所内にいないであろう。知りすぎているがゆえに、出しゃばっていかず、こうまで仕事がないのかも知れない。あっ、そう考えると腹が立ってきた。「俺の家族ってもう凄く変わってて親父は天才でおふくろは秀才で」と言ってもいいから、どんどん後輩の番組に図々しくねじこんでいったらどうなんだろうか。「俺が昔…アイドルだった頃、親父はサンダルで、おふくろはコンドルだった…」いやごめんなさい、ふと千とせの事を思い出したものだから。まあ千とせはさておくとしても。

ちなみに週刊朝日の「君といつまでも〜アイドルこそ我が命〜」は自薦他薦を問わないそうである。我こそはと思う方か是非挑戦してみるといいだろう。そして御友達でどなたか、絶対につかめるネタを持っている方がいらしたら是非紹介して頂きたいものだ。ここで私がいがらしゆみこ氏を推薦したら、週刊朝日としてはダイスケ的にもオールオッケーであろうが、さていがらし氏の方はどうしたものか。




悪魔の解体新書(8/6)


しくしく、しく。html.hintでHPの採点をして貰ったら、200いくつのエラーが出て「がんばりましょう」だった。しくしく。

さて涙を拭いて内海光司の話をしましょう…と思ったら、余計に涙が溢れて来るのは何故。関ジャニ放映開始と同時に、一時閉店した筈の心のスナック「ムーンライト」がまた営業を開始しはじめてしまったではないか。ああ内海光司が日本海の見えるさびれたスナックでマスターをしている映像が目に浮かぶ。磨いてる磨いてるグラスを。「マスター、若い頃は何してたんだい」「ふっ…言うほどのもんじゃ、ねえさ。ほらよ、ブレンドお待ち」何かワケアリな感じのするマスターなのであった。そんな内海光司が私には見える。いや、いっそ見えるんだったらスナックのマスターでもいい様な気がしてきたが。

現在、本当にレストランのマスターをしている元CHA-CHAの西尾拓ちゃんがこの間テレビに出ていたが、どうして芸能界を引退した筈の彼がテレビであれだけ喋れて、現役活躍中ジャニーズ事務所所属大スターの内海光司がテレビに出るチャンスもない上に出てもろくすっぽ喋りもしないのか私は理解に苦しむ。やはりジャニーズはグループに入ってなんぼか。KINNOPY STATIONの企画で「あなたが社長!内海光司をジャニーズの誰とどう組んでもいいからデビューさせましょう!ジャニーズ悪魔の解体新書」という企画をやろうと思ったのだが、また私一人が喜びそうな企画なのでちょっとお倉にしまってみたのだが、そうさな、今内海光司が誰と組んでデビューしてもいいと言うなら…。

とりあえず五人組という事にしよう。あんまり人数が増えると内海光司が完全なオマケになってしまう可能性があるが、三人だと人数が少ない分ハズレが許されない。それに内海光司を入れる以上踊ってくれない事には気が済まないが、奇数の方がフォーメーションが美しい。

まずリーダー内海光司。うむうむ。よしよし。興行的にも素晴らしいかどうかは言えないが。ではここで一発、内海光司の負荷を吹き飛ばす程の大スターをお迎えしようではないか。キムタク!! …一億積んでも来ないだろうな…内海は意外と木村が好きなんだがな…。ともかく、内海光司にはあまり歌って頂かずとも結構なので、そうなると中心人物としてメインボーカルのとれる人気の高い子を据えて、殆どその子に歌って貰うというのはどうだ。歌の…巧い…。…錦…織……。別に人気とボーカルは一致してなくてもいいんだな(大変失礼)ブレイク起爆剤は他のメンバーに任せるとして、あえてここは本格市場を狙って見るか。しまった、ここの時点で平均年齢31歳。新人賞を狙うにはかなり危険なグループになってしまった。

さて、爆発的な人気としてはあまり貢献してくれそうもないが(またもや失礼)私の独断により長野博もスカウトしておこう。博には大変気の毒だが、誰か一人内海光司の餌食になって貰わなくてはいけない。彼のワガママも意地っ張りも見栄っ張りも、心広く受け入れてくれる優しい博さえ側に配置しておけば、グループ内の円満は守られたも同然である。中華丼を食べたとか食べないとかいつまでも食べてるとか、そんな事で二年も三年もケンカされては困るのである。但し博のストレスは相当のものが予想される。現在坂本昌行の面倒を見る、まさにその二倍以上の負荷がかかるわけだ。眉毛が薄くなるだけではなく、毛髪さえも危険にさらされるかも知れないので、アデランスには私から電話をしておこう。ちんちろりん(それはアメリカンホームダイレクト)

いかん。ブレイクが遠のくメンバー構成になってきた。ここで起爆剤を投入しよう。もう彼さえ入れておけば猫でも杓子でも間違いはない。カモン!滝沢秀明!!…って錦織は猫か。(内海は杓子か…)

知将・滝沢なれば内海光司くらいは易々と御すであろうが、滝沢対錦織。凄い人間模様である。獅子対猛虎の死闘にも似た趣である。「センターは滝沢クンが立ちたまえよ」「な、何言ってんですか、メインボーカルなんですから、錦織さんお願いします」「ボクではファンが納得しないんではないかな。ふふふ」「に、錦織さん」ああっ、博が毒気にあてられて倒れたっ。

なかなか緊張感のある良いグループだ(そうか?)ではここで、複雑な人間関係の潤滑油となりそうな天真爛漫なのを一人配置しておこう。岡田が適材なんであるが、何となく、もうVから一人連れてきてしまった以上、違うグループから攫って来よう。しかも猫じゃらしで猫のストレスを甲斐性するが如く、内海と錦織がにゃごにゃごと遊んで楽しめる素材がいいだろう。ふむ。…なぜ香取慎吾が頭に浮かぶのだろう。慎吾が筋肉で服を引き裂くケンシロウ(内海にとっては超人ハルク)ネタをやる限り、内海光司は一生ご機嫌であろう。庭の雑草にマヨネーズをつけて食べてくれたら、錦織も喜ぶに違いない…。

「滝沢クン、次のスケジュールが詰まってるみたいだね」「い、いえ…そんな事…あの、ちょっとレギュラーがあるもので…」「ソロでレギュラーかい」「ま、まあまあ錦織くん、さっ、滝沢早く着替えて着替えて!」「すみません長野くん」「おや、忙しいのに引き留めてしまったかな」「に、錦織さんだってっ、舞台とかあるじゃないですか!…ある時は!」「滝沢!錦織くんに何て口きくんだ!」「内海君には関係ないじゃないでしょう!」「ま、まあまあ、内海君も滝沢も…おい慎吾!慎吾っ!」「ばりばりばりっ!(ハルク)」「だーっはっはっ!」「やっぱりいいな、香取のハルクは!」「ハルク最高っスね、錦織くん!」「さ、さあ滝沢、今のうちに行くんだ…ふらっ」「あっ、長野くん?!長野くん!!」…ああっ、博が心労のあまり倒れたっ。

えーただいまクレームが入りまして、衣装部より慎吾の衣装代が勿体ないという事で、このグループは解散となりました。本当はグループ名からデビュー曲まで話を進めるつもりだったのだが、あっけなく解散してしまった。デビュー前に解散とは平家派並みであるな。

なお上記は実在の人物、団体とは一切関係がありません。




悪魔の解体新書2(8/7)


ううむ、昨日のグループ設定があまりにも失敗に終わったので雪辱戦である。やはりコンセプトを明確にしなかったのがいけなかった。次はそこのところをしっかりと設定しておこうではないか。テーマは「男の色気」でいく。何となく色っぽいグループにしようではないか。ジャニーズではあからさまに狙った事のないジャンルであるが、需要は高い。この様に消費者の要求を鋭く見抜いてこそのあきんどである。ハート熱いで。

ズバリ、メインボーカル赤坂晃。よっしゃ。もうレザージャケット・腹筋・ジーンズでバッチリだ。前回迷惑をかけた衣装さんも今度は許してくれるだろう。しかもここで期待のルーキー小原裕貴を配置。おお、何とも得も言われぬいやらしさが漂う様な気がするのは私だけか。ここでそっと内海光司をしのばせておく。ちょっと待ってよ、内海君は色気とは関係ないんじゃないの、と言いたいそこのアナタ。違います。内海君はこのグループにどうしても必要な人材なんです。それは、赤坂晃の歌声の合間を縫って「うぃがっちゅない」とか「びーほっつない」とか囁くのである。何と彼はボーカリストとして欠かすことの出来ない存在なのだ。ジャニーズのCCガールズ、MAXをも狙うこのグループの成功は、内海光司の囁きボイスなくしては有り得ない。ただ囁きとナレーションは別物だ。間違っても「地平線の向こうには…」とか始めさせてはいけない。歌番組に出たあかつきに、ファンが恥ずかしくて悶絶死してしまうかも知れんからな。

さて、今回もまた五人組でいこうか。あと二人。色気、色気…あの、すみません、東山君、自薦は遠慮して貰えますか。えっ、どうしても入りたいって。あっ、内海君からの強力な推薦が!「ヒガシ君が入れないなら僕もやめます!」ちょ、ちょっと待て。事務所的にはそれは喜ばしい事かも知れないが、私はとても困る。仕方ない、東山紀之くんの参入も認めよう。ただしセンターは晃に譲る様にね。

さてラスト一人のメンバーであるが。私はここでとても困ってきた。どうもこのきらきらした顔のメンバーの中では、内海光司の顔は素朴すぎやしまいか。ファンの目にはそれでも内海光司こそがセクシーダイナマイトプリンスかも知れないが、世間的に「引き立て役」などと思われては面白くない。ではここで、ジャニーズで一番素朴な顔の男を投入しよう。カモン、井ノ原快彦。そう言えば彼のバディは、友人の経営する「ハラ筋友の会」という私設調査機関にも高く評価されているという。しかもジャニーズ史上、中村繁之につぐ「いい人」との誉れも高い。大体は晃が内海の面倒を見てくれるだろうが、気が長いとも思えない彼がブチッと切れた時にはストッパーとしていのっちが活躍してくれる事だろう。東山のケアは内海光司が引き受けた。あ、東山このグループ活動中は付き人いらないから。

いのっちと晃のツインボーカルというのは意外とウケるかも知れない。アルバム一枚まるごと赤坂晃のお色気ムンムンソングというのはなかなか凄まじいものがあるが、いのっちの「男のせつなさボイス」で半分を埋めればお昼間にも聴ける。意外といい人選である。ジャニーズ内「トンネルの中では声が聞こえなくなってしまう人」チャレンジャー内海光司とディフェンディングチャンピオン東山紀之は、二人がかりなら地下鉄でも聞こえる様になるかも知れないなあ。良かったね。ちなみに小原の歌というのは聴いたことがないのでわからない。想像だが…物凄いボーカリストとはちょっと思えないところもあるが…?(いかがですかおまQさん)

よし、今度はいいグループが出来たぞ。人気的にも、滝沢ほどの核爆弾を投入しないまでも、各自に火力のあるいい面子ではないか。私はAKIRA&KOHJIの失敗はひとえに、路線の間違いによるものだと信じている。給食のおばさんの帽子を被せたりせずに、この路線で打ち出していけば少々のブレイクは狙えたのではないかと思っていたのだ。その積年の恨みをこのグループで晴らしてみせよう。グループ名は…赤坂晃と腹筋隊!!…嘘である。

衣装はスリムジーンズに素肌に革ジャン。いいと思います。さんせーさんせー。あっ、せんせー内海君がランニング着てますー。駄目じゃないの内海君、ちゃんと脱がないと。えっ、東山くんがスパンコールのタンクトップ着てるから自分もいいと思ったって?東山くんはこの後革ジャンを脱ぐんだからいいんです、着てても。さっ、決まりなんだから脱いで脱いで。「脱いだだろ?これでいいんだろ!」「内海君、だからって前閉じるのやめなよ…」どうしてこんなに団体行動を乱すんだろう、この人。このグループでは内海君はうまくやっていけないかも知れない。再々々デビュー先をさがして、内海光司の旅はなおも続く…。




悪魔の解体新書・最終章(8/12)

しかし、実のところ内海を誰と組ませてもいいと言われたら、本音は忍者に戻りたい。一人でも売れない、四人でも売れないものが(失礼)五人になったところで売れるとも思わないのだが(大失礼)忍者と一緒の内海光司は大変楽しそうで生き生きした下町のあんちゃんになってしまうので可愛いのだった。

私は一つだけ内海光司のミニブレイク案を持っている。それは宇宙だ。ガチャピンが宇宙に行く時代に、内海光司が宇宙に行けない事があるだろうか。宇宙旅行が現実化に近づきつつある昨今であるが、実際に宇宙に行ったタレントはまだいない。その第一号となれば、全世界的な注目を受けるであろう。第20号くらいになっても「ジャニーズ宇宙へ」でスポーツ報知の見開き頂きだ。後輩達よ発射台まで応援に来るがいい。

気になる宇宙旅行の御値段なんであるが、御一人様1400万との事。今、内海光司の稼働しているファンが1000人(カミソリの様な数字だ)とすると、これを割れば一人頭1万4千円なんである。出して出せない金額ではないのだ。内海ファンが一致団結すれば、キノッピーが宇宙へ旅立てる。世界へ羽ばたけ少年隊も、地球がステージ光GENJIもなし得なかった、ワールドワイドをも超えたスペーシーアイドルの誕生である。1万4千円で。これは買いではないのか。

そしてこれは忍者においても言える。忍者ファンの場合、もしかしたら一人当たりの負担が増えるかも知れないが(無限失礼)一人当たり2万円くらいで宇宙が忍者のものに。内海光司の出戻った新・忍者で、ドーンと宇宙に旅立つのだ。「起死回生の一打は、小さい事をやっていちゃ駄目だと思いました」リーダー柳沢超さん談。そして新・忍者はネーミングも新たに「スペース忍者」と名乗るのが良かろう。これは、パパのセンスにぴったりマッチしたネーミングだと思うがどうだ。「スペース忍者」。味わい深い。「スペース忍者の内海光司です」ちょっとピッタリじゃなくって? これ以上の再々々々デビューはもう有り得ない。文化放送スペース忍者のミッドナイトウォー。文化放送スペース忍者なんじゃもんじゃ。やってる事は結構ショボいな。

確か忍者のデビューキャッチが「世界は忍者を待っていた」だったが、今度は「宇宙は忍者を待っていた」でキマリである。とても正しく言えば「世界は忍者をあまり待っていなかった様だが、宇宙こそ忍者を待っているに違いない」となるが、コピーは短い方がいいって糸井重里も言っていたし。

ところでグループは五人組が美しいと言ったが、実は忍者は六人組が美しい。古川加入前に一時期「HATASHIJYO」なんかで遠ちゃん・超の2トップというのがあったが、何となくピンと来なかった。あと一人、ダンスに自信がある者は、一人当たりの負担額を他のメンバーの分もちょっと多めにフォローしてくれるというのならスペース忍者に入れてさしあげよう。一緒に星の彼方へ飛び立とう。

スペース忍者全員の芸能界生命と、ジャニーズ事務所の世界的体面をかけたこの一大プロジェクトであるが、内海の「飛行機だって怖いのにスペースシャトルなんていやだよ」と、遠ちゃんの「安全性の数値に関して納得いくまで説明して貰えなければ承諾出来ない。保険の入り方ひとつだって変わってくるんだから」の、それぞれの小心者・几帳面をまず矯正する事から始めなければならない。ガチャピンのミール特訓より過酷なものになるかも知れないな。




KASAIさんへの手紙(8/21)

KASAIさん。ゲストブックに書き込み有難うございました。遠くバリの空の下にて拝読致しました。

『ニシキがMCのときに、「井ノ原くんが、今日から『いのっぴー』になりました。うちのきのっぴーとふたりで、ぴーぴーコンビとしてジャニーズエンタテイメントからデビューさせようかなと思っています」というようなことを言ったそうです。』

…いのっぴーときのっぴーでぴーぴーコンビ。文字にするとこんなにもくだらないこの発言に、私は熱病にうかされた様に舞い上がり、あやうくいやっほうと叫んでホテルのラグーンプールに飛び込むところでした。後の調査の結果、ラグーンは水深が1.2Mしかなく、四階から飛び込んでいたらバリの南十字星になるところでした。九死に一生を得ました。

思えば内海光司は一時期、キノッピーというあだ名を大変嫌がっていたものでした。ファンが呼ぼうものならメンチ、大沢樹生が呼ぼうものなら銃殺。そんな時でも彼は、錦織が百万回キノッピーと呼んでも満面の笑みを崩すことはありませんでした。少年隊コンサートに光でゲスト出演した折「キノッピーって…(笑)」と笑う東山に「俺にはキノッピーなの!」と言い切ったマイネームイズ錦織一清ゼイセイニッキーの笑顔は今でも脳裏に鮮やかです。

おそらく会場内の少年隊ファン以外のお嬢さん方は「あははーニッキのギャグって面白ーい。ところでキノッピーってだれ?」という反応を示したのではなかろうかとも思われますが、そんな小さな事はどうでもいいですね。事務所から忘れ去られ、ファンからも忘れ去られた彼を、まだ覚えていてくれる錦織という人がいた事を私は嬉しく思います。

ところで、一つだけ心配な事があるのですが、それは「うちのキノッピー」という発言です。「うちの」とは関東の言葉では「我が家の」関西の女性口語としては「私の」というイメージがありますが、どう考えても錦織おいとはんが「きのっぴはんはうちのきのっぴはんやで!」というつもりで言ったのでない事は明白です。そして「錦織家の」という意味になると、これはもう錦織姉が内海光司と結ばれたとしか考えられません。こうなると内海光司は名実ともに錦織ファミリー、なんと戸籍上は一清の兄という事になり「お義兄さん」「一清くん」の仲という事になりますが、これも今ひとつ現実味に欠けます。

私が危惧しているのは、錦織がすでに内海光司という名前を忘れており「あれ? キノッピーってあいつ、何て名前だったかな。何だか最近見かけねーから本名忘れちまったな。内山だったかな。あ、内野内野。…えー、内野キノッピーと井ノ原で…」 と言ったのではないかと言う事です。

ぴーぴーコンビがブレイクして、錦織くんにも「あ、キノッピーってウチノじゃねーや、ウチウミだ!」と思い出して貰える様に、私もこれからも内海君を応援していこうと思います。KASAIさんもぜひ、ぴーぴーコンビのデビューシングルを聴いてあげて下さいね。それでは、また。




ジャニーズ仲良しキャンペーン(8/23)

高校時代、リレー小説を描くのが流行っていた。と、
言っても身内マイブームで、全国全ての女子高生達が一斉にリレー小説を描いていたわけでは決してないと思うのだが。友人三人で、かなり長く続けており、長編も未完に終わった作品もあった。
中でも秀逸だったのが「ジャニーズ仲良しキャンペーン」と題された作品であろう。

ちょうどSMAPがデビューして、今の様に大ブレイクする前の、ジャニーズ内ブレイクを果たした頃で(だから『心の鏡』くらいだったのかな)ハタから見ている限り光GENJIとSMAP、そして光GENJIファンとSMAPファンが少々険悪に感じられた…感じられるのは少々であったが、噂としてはもうありとあらゆる種類のものが飛び交った…時期であった。
第一回目を書き出した友人(私ではない)は、おそらく「こんな事ではいけない」と思ったのであろう。冒頭は草ナギ剛が現在のジャニーズの状況を憂えるところから始まっていた。

身内で言っても仕方がないが、友人はなかなか才能があった様で、返ってくるノートを読む度私は抱腹絶倒していた。この『ジャニーズ仲良しキャンペーン』執筆の為に全員の大学のランクが下がったと言っても過言ではない。物語は草ナギ剛と、内海光司があの手この手でジャニーズを仲よくさせようと努力する様が描かれていた。 一人で悩んでいても仕方がないという事に気付いた草ナギ剛が内海光司の賛同を得て、しかもジャニーさんから「ジャニーズ仲良し親善大使」としての称号を受けて活躍するのだった。

作中の時間は当時の「現在」よりも過去に設定されている為、作中でSMAPは西武園でのデビューお披露目握手会を行っていた。現実にもあのイベントは強風の中で行われた為、私は自分の番になった時点で、ステージごとSMAPを台風に乗せてふっ飛ばした。別にSMAPをふっ飛ばす事が目的ではなく、飛んでいったSMAPを救出する為に残った事務所のタレントが一丸となる事を期待しての事であったが、私はステージごとSMAPをふっ飛ばすという展開に友人が驚くだろうと得意になって次に回した。返ってきたノートには

…宙を飛んだ六人は、ステージごとどこかに到着した。
「木村くん、ここどこかな」

「知らねーよ、埼玉から飛んだんだから、群馬あたりだろ」
「Hello!」
「あっ、きっ、木野くん!」
「木野君がいる…という事は」
「そうさ、ここはL.A.さ!」

…あまりのくだらない展開に私は脱帽した。

木村と和己の間に奇妙な友情を育みつつ物語はすすみ(SMAPも無事帰国し)ジャニーズ仲良し親善大使によって、仲良しキャンペーンのファイナルイベントが10月10日東京ドームで行われた(アイドル博は中止になった)。
全員が事務所一丸となって仲よくする事を訴えるミュージカルに出演し(ここでノートの文体は突如シナリオ調になる)途中少年隊がミュージカルジャックをしようとするなどのアクシデントを迎えつつも、舞台は感動のフィナーレ。ステージの上の草ナギ剛の合図を受けて、客電がつくと、そこにはジャニーズのタレントがファンに混じって点在している。騒然となる客席。草ナギ剛の指示を受けて、タレント達、そしてファン達は手を繋ぎあう。最初はいがみあっていたファン同士も、手から手へと心が伝わってくる。東京ドームが一つになる。今こそジャニーズは一体となったのだ…という感動的な幕切れで物語は終わる。かねてより全文掲載も考えていたが、おそらく改めて読めば身内しか面白くない代物なのだろうと思って自重している。

いずれにせよファンがそんなブラックジョークをするだけ、かつてのジャニーズ事務所は切磋琢磨していたと言えよう。錦織なんて当時はずいぶん光GENJIをライバル視していた様に思う。ライバルと言うと聞こえが良すぎるが(邪魔だったんだね)和己と木村、和己と中居というのも壮絶なものがあった(なんでも和己だな…)それでも、良くも悪くも諸星和己なくして中居正広は有り得なかっただろうと思う。

今は皆のんべんだらりと仲がいい。ファン同士も、グループを超えて応援する事に抵抗がない様だ。それはいい事なのかも知れないが、少々メリハリがなく、ジャニーズ仲良しキャンペーンの続編を描く気にもならないなと、かつての文豪は残念であったりもするのだった。


これが逆境だ(8/25)

駄目だ。昨日までの俺はちっぽけな人間だった。内海光司に仕事が来ない事を恨み「なんっかー、たるいって感じだっしー」などとひねもすのたりのたりしていたが、そんな屑の私など今すぐゴミ箱に捨ててしまおう。

愛蔵版が発行された島本和彦『逆境ナイン』、ついに全四巻完結した。もうこれを読み終えた以上、屑でなどいられない。現在の逆境に燃えなければ、男がすたるというものだろう。私は女だが。

内海光司に仕事はない。厳密に言えば唯一カンジャニがあるんであるが、私の目の届かないところでやっているので私にとってはやっていないも同然である。逆境だ。だが逆を返せば、内海光司の仕事はこれ以上減りようがない。減りようがないのだから増えるしかない。つまり内海光司の仕事は今後、何をどうやっても絶対に、そう、何がなんでも上り調子なのである。それはもううなぎのぼりだ。のぼりつめたら下るしかないとさだまさしは歌うが、くだりきったらもはや上るしかない。

これ以下はまだある、例えば本人が死んでしまったらどうにもならないではないかと思う諸氏もいるだろう。小者だ。相手にするのも疲れる程だ。「死ねばテレビに出られる」のだ。これだけテレビに出ない内海光司が、何せ最後の全国区テレビ出演が「8時だJ」(6月)というくらいテレビに出られない内海光司が、死に方によってはワイドショーのトップを飾るかも知れないのだ。彼を知る多くの人が、内海光司が如何に素晴らしい人間であったか、彼を失ってどれほど辛いかを切々と語ってくれるだろう。

この世のどんな後輩も彼とジュノンで対談をしたいとは言い出さない。だが死ねば、今をときめくKinKiKidsが泣きながら「内海さんには本当にお世話になりました」と言ってくれるかも知れない。ジャニーズマガジンぐらいでしか、新しい内海光司の写真を見ることの出来なかった私達が、内海光司のベストショットを拝む事が出来るのだ。遺影だが。しかし、あれほど頑丈な男が例えタイガー戦車に踏まれたとて死んでくれるわけがない。武士道とは死ぬことと見つけたり。だが内海光司にはもはや、死ぬ事すら許されないのだ。まさにこれ以上のこれ以下はない。

逆境は厳しい。上れそうな要素がまるで感じられない。突出した個性もなく若さもない。むりやり自分をねじこんでいこうという気迫がまるでなく、ただのんびりと雨が降るのを日がな一日待って空を見上げるカエルのごとし。そんな内海光司だが、これ以下には決してなれないのだ。仕事は来る。必ずや来る。すると彼は、別に使いたいキャラクターでもないのに使われてしまった事になる。使いたくないのに使ってしまうタレント。大物だ。これは大物としか考えられない。我々は勝新をも超える男を応援しているのである。誇りに思うべきではないのか。

SMAPも、KinKiKidsも、TOKIOも、V6も、そしてジャニーズジュニアさえももはや彼の敵ではない。何故ならば栄華を極めた者に残された道は、それを失う下り坂だけだからである。世間は今、かつて栄華を極めた光GENJIが後輩達によって追い落とされたと思っているかも知れない。だがそれは逆だ。何故ならば、ゴールを間近に迎えた者は駆け抜けるしかない。だが光GENJIは、ゴールを駆け抜け、そしてまたスタートラインに立っているのだ。追い抜かれたのではない。追い抜くのだ。おお炎のランナー内海光司よ。

ファンだって、減るところまで減った。もう減りようがない。今大人気のアイドル達は、すぐに「××ちゃんって、何々君のファンだったのに最近、後輩の○○君に降りたらしいよ」という危機感に煽られながら生きている。内海光司のファンはもうどこにも降りようがない。行く当てもない。ならば迎えるのみである。ファンも増える一方、仕事も増える一方、内海光司の人生左団扇である。

両手に栄冠を抱えたものは、もはや何も掴む事は出来ない。内海光司はまるっきりのカラ手だ。濡れ手に粟。何もかも掴む事が出来る。そう思えば、この逆境などまだまだぬるい。逆境に勝て。逆境を楽しむ事が出来れば、仕事がない事など恐れるるに足らぬ。とりあえず「逆境ナイン」を読め。




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