さらばDiary

私の事は忘れて(3/12)

ジャニーズプリクラの事を考えると、やはり撮らずばなるまいという、武士切腹の覚悟にも似たものを感じる。別にプリクラを撮るのが嫌なわけではなく、実はちょっと撮りたかったりした事もあったのだが、なかなか機会に恵まれなかっただけである。

私が何に覚悟しているかと言えばやはり行列である。そして私一人ならば実はいつでも平日の朝にでも行ける勤務環境にあるのだが、朝一人でショップに行き、一人で行列に並び、御店の人がフレームを選んでくれる際に「あ、すみません、内海君なんです」などと妙にぺこぺこし、ちっ、まわりはみんな若者ばっかりだぜ、今内海って言ったら後ろの女の子がプッって笑いやがったぜ、などと思いながら会心の笑顔を作る事は如何にも難しそうに思われる。じゃあやっぱり友達と連れだって、と思うと、結構時間調整が大変だったりして、やっぱやーめた、と投げてしまいたいところ…だが、ジュニア20人分のフレームなんぞが追加されたら内海光司のフレームは、あっさりなくなってしまうに相違ない。そう思うとやはり撮っておかずばなるまい、これももののふの心…という気になるわけである。

内海と自分の2ショットなどというものは妙に気恥ずかしいので、その様なものを撮って果たして自分には使い道があるのだろうか、苦労して並んで撮ったらそれっきりではないのかという不安はある。しかも私の当初の計画「撮りますよーの瞬間しゃがんで内海一人のショットを作成する」は、混雑の中で不可能そうである。やはり2ショットを撮るしかない。拙者も武士の意地を見せる時が来た様だ。

だが幸い、聞くところによると内海光司のフレームは映りが悪いらしい。「いいって人もいるけど、永野さんは悪いって言うと思うよ」と言われたからきっと悪いのだろう。ロン毛で喧嘩上等みたいな表情をしているともっぱらの評判である。ならば一緒に映った時に、私がまだしも愛らしく見えるのではないか。もしや光司、私を引き立てる為にこれほどの大不評を受けながらもロン毛を切らずにいてくれたのか。君はカスミ草、私は薔薇。二人は花束。メルヘンである。

そうだよなー。カミセンみたいに、今ちょうど綺麗な年代の、つやつやぴかぴかの男の子達と撮ったらどうやっても見劣りしてひどい有り様になるに違いない。それに対抗するだけの若さももはやない。そう思うと、ロン毛で喧嘩上等の内海になら引け目を感じる事もない(ったって、向こうの方が勿論容色に優れてはいるが)そうか、光司、その為に今のイケてない姿に身をやつしているのだな。本気を出したらファンが困っちゃうからなんだな。紳士な奴め。だが再三言うように、次のフレームにはもう登場しないと思うから、そろそろ遠慮せずに髪を切ってみてはどうかね。もう私の事は構わずに、自らの将来の事を考えて。私はあなたの足かせになりたくないの。




噂を信じちゃいけないよ(3/17)

うわさっ、うわさっ、噂千匹!…ずんずんどこどこ、ずんずんどこどこ…。テーマソングが聞こえるアナタはかなりの重症。さて、本日は噂についてである。私はこれまでの人生、かなりのデマに翻弄されてきた。時に傷つき、時にうちのめされ。時に神を呪い、時に人を呪った。だが過ぎてしまえばデマもまた懐かしい思い出である。今になってみて、一番「あれは何だったのか…」と思うのが、解散直後に出た「内海光司が舞台でアンソニーの役をやるらしい」というものである。妙に多方向から聞いたのでこれは絶対だと思い「アンソニーなら最初の方で出番がなくなってしまうから、何としてもアルバートさんと二役にして貰いたい」とまで主張した思い出がある。アンソニーどころか、ニールの役も来やしない。大体「キャンディ・キャンディ」の舞台化すら実現しなかったのだから、どこから出て来たデマなのか全くわからない。

そう言えばSMAPデビュー直前に「中居と木村デュオグループデビュー説」というのもまことしやかに流れた。しかも「ジャニーさんはデュオを作るのが夢で、木村と中居はその為の隠し玉だった」という鑑定書つきであったが、未だに二人がデュオグループとしてデビューするらしきそぶりは見えない。今となっては「声が合わないんじゃ…」という意見もあるだろうが、パパの悲願ともあろうものが二人の声変わりなんかで潰えていいものであろうか。

このDIARYでも過去大変御騒がせしたのが、今だから言える「佐野瑞樹事務所をやめるかも知れないよデマ」である。ニュースソースはデマメーカーの早苗ちゃんだ。早苗ちゃんは素直で「…かも知れないんだって」というのは全て「イコール、絶対」と信じてしまうので往々にしてデマをふりまきやすい。この時は妙に具体的な事を確信的に言うから私もすっかりだまされた。彼女はその後「喜多見も事務所辞めるんだって」と主張したが、狼少年の如く誰にも信じられなかった。今も二人程彼女の「辞めるんだってリスト」にあがっている人物がいるが、確率は五割である。結局辞めるかも知れないし辞めないかも知れないという当たり前のパーセンテージである。

早苗ちゃんに騙されたと言えば、ウダヒマでもえらい目にあった事がある。確か樹生の脱退後だったと思うのだが、少年チャンピオンで連載している「ウダウダやってるヒマはねェ!」という漫画が映画化される、それに大沢樹生が主演する、という情報をくれたのだ。ニュースソースは「学校の男友達」という事で、一般人というところに信憑性を感じた。しかも早苗ちゃんの学校というのは漫画の専門校だった。いわば出版界の情報についてはエキスパートが揃っている筈だ。これは本当だと私は膝を叩いて、早速チャンピオン編集部に電話をかけた。

「あの、御紙で連載されている『ウダウダやってるヒマはねェ!』という漫画がありますよね。あれが映画化されると聞いたんですが」
「えっ、早いですね。どこから聞きました」
「あの、友達から…」

もうこの時点でじゃあなの心は決まったも同然。よーし頂いたと拳を握り締めた。

「ええ、実はビデオ化するんですよ」
「それで、キャストの方というのはもう決定しているんでしょうか」
「ちょっとお待ち下さい」「えーお待たせしました。草尾毅さんと○○(もう忘れた)さんですね」
「は?」
「主役の二人の声優さんです」
「…………ありがとうございました。お忙しいところすみませんでした」
「いえいえ。どうぞよろしく」

…きっと、あまり、女の子からの電話などはないのでしょう。チャンピオン編集部の人はとても親切でした。そして私は熱心なウダヒマファン、もしくは情報の早いNGファイブの大ファンと思われた事でしょう。いいえ私はただの光ファン。根も葉もないという点では、アンソニー以上に狐につままれた様な出来事であった。早苗ちゃんのクラスメートよ。今度会ったら覚えてろ。

そして今日早苗ちゃんはまた私に一つの情報をくれた。さして私には利害のない情報であるから、本当でも嘘でも私は一向に構わないが、これに一喜一憂する人がいるとデマだったときに気の毒なので公言はすまい。もっとも、担当者の方はもうとっくにご存じなのだろうが。とりあえず私はデマでもいいから内海光司のお仕事情報が知りたいです。一瞬の夢でもいいです。




パパ・トールド・ミー(3/19)

私はパパの大ファンだ。切り抜きも全部スクラップしているし、図書館で資料検索までしてしまった事もある。コンサートにパパが来ようものならタレントそっちのけで双眼鏡を構えてしまう。以前光GENJIのコンサートで、アンコール前退場をしたパパが、メリーさんの為にドアを開けてあげていたジェントルな姿は、私の思い出の宝石箱の中のダイアモンド(大丈夫かじゃあな)

何でそんなにパパが好きなのかと言われても困るのだが、もう何をしても好きなのだ。ともかく何をしても面白い。パパの面白さは長嶋監督に似ている。長嶋監督のあの「んー、いわゆるひとつのアグレッシブなメークドラマですね、ジャイアンツ、いいですね」というピントのずれた発言と、パパの「ユー! なってないね!」は同一線上のおかしさにあると思う。そしてそれだけならばただのおかしな人であるが、ミスターもパパもひとかどの成功をおさめた人物である。その奥の深さがまた面白いのだ。

鬼才・ジャニー喜多川。一体この世の誰が「田原・野村・近藤」という三人の少年から「たのきんトリオ」を作り出せただろう。記者会見の後パパに「ジャニーさん、それにしてもひどいですねえ、あの"たのきん"って名前は。誰がつけたんですか」と言ってパパの心を傷つけた人がいるらしいが、確かにそれでたのきんがあれほどの成功をしなければSPA!あたりの「こんなびっくりグループ名・B級カタログ!」などという特集にも載れそうである。

「光GENJI」も凄い。「光」と「GENJI」で「光GENJI」。それはわかったけど、じゃあ「GENJI」って何だ。「忍者」はパパのオリジナルではないが、最近ではやはり「Kinki Kids」か。この名前もちょっと凄いが、この名前に決定するまでの最終案に「関西ボーヤ」が残っていたという事実が一番凄い。「たのきん」の時点でパパは40代、「光GENJI」で50代、「関西ボーヤ」で60代である。パワーに何一つ衰えは見えない。

パパの才能、パパの挙動、パパの発言。全てから目が離せない。私は、 もしもいつか内海光司がジャニーズを離れる日が来ても、 ジャニー喜多川ある限りジャニーズ事務所から完全に離れる事は出来ないだろう。 面白すぎる。夜遊びをした少年隊を待ちかまえて、 合宿所のドアの前で竹刀を持っていたパパ。 少年隊の「ボンバー」という曲を作った山下達郎に向かって 「いやあ山下さん、あれいい歌ですねえ、バンブー」と挨拶したパパ。 ミュージカルで宙づりになって、壁に何度も打ちつけられてボロボロになった植草に向かって一言 「ユーには芝居の心がないね!」と言ったパパ。

最近の大ヒットはやはり、トイレで血尿が出たので自分は何か重病ではないのだろうかと心配し、色々と病気に詳しいパパに相談に行った(堂本)剛に答えていわく「ユー、それは痔だよ」。しびれる。パパ。

そんなパパの次なる野望は、「V(ファイブ)」という名前のバンドを作る事だそうだ。赤坂晃に「超! 五ですよ!」と馬鹿にされたスーパー5の、これまた親戚みたいな名前であるが、パパはよっぽどこういった名前が気に入っているのだろう。「背の高い子を集めようかなと思っている。名前がファイブだから四人になっちゃ困る」という発言を見て、私はてっきり誰か途中で脱退すると困る、という意味かと思って一瞬笑ってしまったが。ならばパパ、内海光司・東山紀之・坂本昌行・赤坂晃をメンバーに入れれば、とりあえず「背が高い」というのと「絶対事務所を辞めそうにない」という条件をクリアするかと思うが如何か。最後の一人がどうしても思いつかなかったが、ここはパパのひらめきで、入社二時間目ぐらいの子をいきなりボーカルに据えるとよろしいかと思う。



春の病
(3/20)

春は憂鬱な季節だ。私に花粉症はない。ただ自分に関係なく過ぎていく特番・ 新番組ラッシュが恨めしい。三流タレントが出ているバラエティを見ては 「こいつを使うのなら内海を使え」と呪い、変わらないドラマ出演者の顔ぶれを見ては 「たまには内海光司でドラマ界に新風を巻き起こそうとは思わないのか」と怒る。 ポスト・ダウンタウンとしてか、意外と番組を持っている今田・東野のダブルコウジを見る度に「これに内海も入れてトリオ・デ・コウジにしてはくれないだろうか」と思うが、吉本もそんな気はさらさらないらしい。

地域ものなのかも知れないが、今、国税局のポスターにうつみ宮土理が起用されている。確定申告のポスターは武田鉄也と高橋由美子で、これは何でかわかる様な気がするのだが、どうしてうつみ宮土理なのだろう。「派手にやってる私だけど、税はちゃんとおさめてますわよ」というメッセージなのだろうか。それにしても伝わりにくい。近所に貼ってあるので、毎朝それを見る度に「ケロンパより内海、ケロンパより内海」と呪文の様に呟いてしまう。使途不明のケロンパよりも、クリーンでフレッシュな内海光司を使った方がいいではないかと思う度腹立たしい。確かに起用しても、内海光司がクリーンなイメージだなどと言う事は誰も知らないから、ケロンパ以上に意図が伝わりにくいという問題点はあるが、なに些末な事である。そういう問題についてはまず起用してから後に検討すればよろしい。ともかく起用する事から始めようではないか国税局よ(殆どぼったくりの霊感商法的売り込みである)。

私は昨日「エヴァンゲリオン」の劇場版を見てきたが、なかなか大した人気で、千円もするスペシャル装丁のパンフレットが入荷直後に完売する勢いであった。ああこんなに人気があるなら、カヲル(終盤にちょこっとだけ出てくるわりには妙に人気のある美少年キャラ)のキャストが内海光司だったらどれだけ人気が出ただろうと、他力本願な事まで考えてしまった。ヒカリちゃんが元セイントフォーなんだから、カヲルが元光GENJIだっていいではないか。「好意に価するよ」「好きってことさ」…内海光司が言うのか…ちょっと嬉しいね…寒いかな…。

ともかく何でもいいから隙間に内海光司をねじこみたくなる。これぞ春特有の病気である。




X−FILES
(3/25)

流行先取りの私はすでに五月病。時代の最先端を行くオピニオンリーダーと言えるだろう。今回私の五月病イライラの矛先となっているのは、内海光司の髪である。

古来髪は血余と言った(というCMがあった)排泄物の親戚と言えば例えは悪いが、爪と同じで人体においてはわりとどうでもいいものである。言わば内海光司という人体の余祿の様なものだ。その余祿によって本体の美貌(は?)が駆逐されるというのはどうにも納得がいかない。もはやノイローゼの私にはあの髪までもが内海光司の一部分であるという事実が認識出来なくなっている。あれは内海光司に寄生している「何か」ではないのか。それが私の愛する内海光司の美貌(は?)も、輝かしい前途も全て奪っているのだ。何という事だ。スーパーアイドル内海光司ともあろうものが、たかが蛋白質にその将来を阻まれるとは。

しかもあの蛋白質は宿主である内海光司をマインドコントロールしている。「髪の長い俺ってシブくてカッコイイ」「ちょっと俺ってポスト浜省って感じ?」という間違った信号を本体の脳に送る能力があるのだ。恐るべき存在である。人類の脅威かも知れない。「生命体」の定義が「自己繁殖能力のある有機物質」であるなら、間違いなくあの髪は独自の生命体である。怖い。助けてモルダー捜査官。

あっくんも昔同様の事を言っていたが、内海光司も「髪切って」と言われると「ぜってー切らない」という気持ちになるらしい。ならば腰までも伸ばすが良い。自分で自分の髪を踏んで転ぶが良い。椅子に座ってお尻の下に髪の毛を敷くが良い…と、こちらも意地になっていたが、どうも根競べは宇宙から来た蛋白質への恐怖に負けた私の負けらしい。完敗だ。全面降伏するから髪を切ってくれ。

内海光司のお母さんはかつて美容師だったらしい。 息子の髪を見て、手がむずむずしないのだろうか。 母ならば合い鍵の一つも持っているだろう。息子の家に忍び込んで寝込みを襲い、 ばっさりやってくれないものだろうか。現役に頼んでもいい。 ヒガシのお母さんが内海の家に忍び込んでくれないだろうか。 カット代は私が支払うから。 しかし、お母さんで駆除出来るのだから宇宙生物も意外に大した事はない。


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