さらばDiary



モナコからの電話(10/26)

またしても沖縄に行っていた。今度は家族旅行である。

前回沖縄旅行に行った際にとても楽しかったので、また来たいものだ、出来れば無料で…と算段した結果、母をスポンサーに姉と三人で、家族旅行に持ち込んだわけだが、やはりタダより高いものはない。

私の母は起業家である。女手一つで三人の娘を抱えて、一代にして五つの店舗を持つブティックを作ったというのは、それなりに成功した人と言えるだろう。その辣腕ぶりが、一度東京を離れると、おばちゃんパワーと区別がつかなくなるのが問題である。ママの傍若無人は、女性社長だからなの? おばちゃんだからなの?

ここのところ私は着物がマイブームなので、沖縄に行ったらやっぱり久米絣、紅型(買えないけど)、ミンサー織りのひとつも見てみたい。それでガイドブックに載っていた工芸館に行こうとしたところ、ナビに電話番号を入れても「目的地周辺」までしかたどりつけなかった。電話して聞くにあたっての、母の応対。

 「はい、○○工芸館でございます」
 「今、モナコにいるの
 
…確かに周囲を見回すと、一番目印になりそうなのは「モナコ」という派手な看板である。パチンコ屋さんらしい。しかし、この場合普通は「そちらに伺いたいんですが道がわからなくて。今は車で、モナコというパチンコ屋さんの前あたりにいるんですが、ここからどう行ったらいいんでしょうか」であろう。何も開口一番モナコにいなくても。

工芸館の人も、突然グレース・ケリーから電話がかかってきて、さぞ面食らったであろう。電話に出たのは女性だったらしいが、これが男性だった場合、受話器をとった瞬間に謎の女の声。「今、モナコにいるのよ…」なんだか松本清張サスペンスみたいである。

一事が万事この調子で、ともかく母には「事情を知らない人に対して筋道をたてて説明する」という機能がすっぽり欠けている。目的ズバーン! これ以外にボールの種類はないらしい。いつでも豪速球ストレートだ。これが成功する秘訣なのか加齢によるものなのか、判断に苦しむ。たぶん後者。



にーたんとお留守番してました。



あざなえる縄のごとし(10/14)

もはやついているのかいないのかさっぱりわからない。

昨日グローブ座に「キャバレー」を見に行く予定だったのだが、開演より一時間も早く新大久保についてしまった。
さてどうするか…と見回したところで、パチンコ屋が目に付き、では久しぶりに新台でも…と座ってみた。
リーチを何種類か見られればいいかな、ぐらいの気持ちだったのだが、二回目のリーチでいきなり777が揃ってしまった。
もちろん喜ばしいのだが、さて、7という事は確変に入って、このあと何度かフィーバーが続くという事ではなかったっけ…えっ、開演時間が!

出玉は止まらず、時間は刻々と過ぎていく。ど、ど、どうしよう。会場ではせっかくチケットをとってくれたいくらさんが、私が来ないと心配している事だろう。じゃあな、残業じゃないの。マリンちゃんとサムにつかまってしまったの。

焦って、パチンコ漫画家のまあなちゃんに電話をかける。「新海物語で7が揃っちゃったんだけど、私、いつまで打てばいいの?!」海の色が緑の間は確変中だから、水色に戻ってから魚群リーチで外れたらやめるといいよ…とすらすらとプロのお返事。しかし海の色はいつまでも緑。魚群はラッシュでやって来る。錦織だけは、私のこの遅刻の理由を許してくれるだろうが、開演してからすみませんすみませんと入っていくのでは周囲のお客さんに申し訳ない。

何とか、開演10分前に水色に戻ったので席をたち、慌てて処理して会場へ走る。三箱積んだのは嬉しいが、一時間も前に来たのにどうしてこんなに走らなければならないのか…。ようやくグローブ座についたところで、足早に歩きながらチケットを取り出そうとして、階段でものの見事にすっ転んだ。グローブ座のスタッフはどうして心配するより先に笑うのだろう…気に入らない…。

膝と手の擦り傷が痛くて芝居中半泣き。今もちょっとプチ泣き中。転んだ拍子にあり得ない方向に指をそらしてしまったので、突き指はしていないのだが、今でも手がわなわなする。ここのところどうも身辺、心境ともに落ち着かないので、これで厄払いとして欲しい。



怪盗ポチョムキン(10/13)

数年に一度こんな書き出しをする事があるが、まったくついていなかった。
まあ数年に一度で済んでいるならいいと諦めるべきだろう。

ついているとか、いないとかいう問題ではなく、奇妙な話なのだが、自宅のネット環境にここのところ不具合が頻発していた。
接続が切れた後、再接続しようとすると二重ログインだと弾かれる。
プロバイダに言うと「NTTの方でログアウトを認識するまで三十分少々かかるから、それまでお待ち下さい」と言われ、三十分じっと待つ。
それで再度接続出来る時はまだいいのだが、いつまで待っても接続出来ない様になり、NTTに相談して、モデムと局内モデムを交換して貰ったのだが、それでも状況が変わらない。

再度プロバイダに泣きついたところ、私が接続出来ていない間も、誰かが私のIDで接続しているという。
それは私でしょう。私がログインしてるから入れないんでしょうと思っていたが、考えてみればNTTの局内モデム工事で我が家の電話は数時間、全て切断されていた。それでもログアウトされないものなのだろうか。通常三十分少々だというのに…。
更にプロバイダ側から依頼して、接続を強制切断してもらったところ、私が接続するよりも早く、またどこかでログインされてしまったという。

えっ、そうすると、誰かが私のIDとパスワードで私のADSL接続環境を使っているって事?

プロバイダの窓口の女の子と「まさかまさか」「いやまさかまさか」と二人で慌てふためいたのだが、しかし、私のIDとパスワードは私しか知らない。家族も知らない。もちろん覚え書きとして書き留めてあるが、それを盗み見る事はほぼ不可能に近い。
するとネットの海のどこかで私の接続環境が流出しているかも、という事になるが、そんな事が出来るスーパーハッカーのする事が「えへへ、ADSL接続の、お名前借りてます」って、ちょっとショボすぎやしませんか。「俺はどんな電子ロックも開ける事の出来る怪盗ポチョムキン! えへへ、駅前で自転車盗んでます」みたいな。
 
何にせよこの騒動で、私の休日は完全に二日つぶれた。接続パスワードを変えたおかげかどうか、今は安定している様である。また怪盗ポチョムキンにパスワードを盗まれない事を祈るばかりである(まあテキが実在したのかどうもはなはだアヤシイが…)。全ての錠前を外せるのにオンポロそうなママチャリを盗み出すポチョムキンであるが、彼の目的が「私の休日をつぶす事」だったとしたら、大成功という事だろうか。



アメイジンググレイス(10/3)

奇跡が…起きた…!

「内海君ってまだジャニーズにいるんですか?」
「どこの事務所に所属しているんですか?」
とファンサイト管理者が訊かれる[回数3回/年]のあの内海光司が!

「あかね空」出演にあたり、Johnney'sWebのトップニュースに加えて頂いたばかりか、ゲネプロリポートまで…!!
お知らせメールまで!!
「Jweb取材班」だって! 取材?! 久しぶりに聞いたその言葉!
どうしたの?! まるでジャニーズのタレントみたい!!

ジャニーズ事務所の不良債権、「名前を呼んではいけないあの人」、芸能界のツチノコとすら呼ばれた彼に、こんな晴れがましい日が来るとは…。

涙で舞台が見えるかどうかわかりませんが、今から初日公演に行ってきます。

 

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