眠る体温(麻生玲子)/ムービック・ゲンキノベルズ


風俗ライターの林道が、珍しく「女性向けの飲食店」なんておしゃれな仕事で知り合ったバーの店長・川本。穏やかな笑顔と如才ない態度にすっかり夢中になってしまった林道は店に通い詰めるが、相変わらず川本は礼儀正しくもつれなくて。そんな彼が豹変する夜がやって来て…。(J)


じゃあな

 ゲンキノベルズはその名前による、勢いのいい、黒髪ツンツン頭のショタっ子ほっぺた絆創膏、みたいなイメージにはほど遠い、アダルトな設定で攻めてきている。この本の帯を見ても、近刊のキャラ設定は新米教師、アラブの殿下、広告代理店…で本作が風俗ライターである。どこが元気溌剌なのか。ひょっとして「股間がゲンキ」ノベルズ? そんなひらめきに自分で座布団三枚。
 さて本作であるが、林道のキャラクターはさすが麻生玲子で「そうそう地に足の着いたこういうキャラクターが巧いのよ〜」と機嫌良く読んでいた。きっとこれは麻生玲子のアタリモードに違いない。川本も丁寧語のモテモテ気遣い美人さん受でいい感じ。しかし話が進むにつれて、川本は丁寧語ではなくなっていき、どうして丁寧語の攻は最後まで丁寧語なのに(それは言葉攻めの必要上)、丁寧語の受はいったんデキると口調がくだけてしまうのか、それが無念だ…と下唇を噛みしめた。
 さらに最後の最後で、地に足付いていた筈の林道が、どこの血気盛んな高校生かと思う様なゲンキノベルズぶりを見せてくれて、あーあ、やっちゃった。終わっちゃった。がっかりして振り返ってみれば、そう言えば何かあった様で何事もない話だった。事件はいくつか起きるのだが、殆ど盛り上がらないまま解決して終わる。何だかお留守番をしていた赤ずきんが留守の間何があったかを聞かれ「狼が来たけど、来ただけだった」と答える様な広がりの無さを感じた。

★☆


俺様天国!(桜川園子)/海王社・ガッシュマニアコミックス


若き会社社長の長瀬は、人に噛みついたことで処分されかかっていた大型犬のライを引き取る。ところがライは「犬神様に頼んで」人間の姿に変身してしまった?! 長瀬とヤル為に人間になったというライは、ワガママ放題でとても手をつけられず、長瀬はトレーナーに躾て貰う事にするが…。(J)


じゃあな

 何故こんなに若くて長髪の(ロン毛というわけではないがやはり長い)長瀬が会社社長なのか、御曹司で後を継いだばかりなのか稀に見る童顔なのか、その点についての説明は何もないまま話が始まる。ある意味、おざなりに説明されている犬神様以上に気になるな。そしてライはトレーニングの時は犬型になっていたが、メイドさん達には人間型で話しかけていた。とすると、形態は自分の意志で自由自在という事だろうか。屋敷の使用人達は主人の部屋に軟禁されている首輪をつけた男の事はどう認識しているのだろう…と、あちこち本筋とは関係ないところが気になるが、人間の常識が通用しないケモノ攻の好きな私には好きな設定。しかも作者は大変な病気をなさった様だが、手術に前後して、画面が急にシャープになって読みやすくイマドキな感じ。最初の頃に比べてずいぶん垢抜けたではないか。こんな事ならあの作家もあの先生も、どこかの腫瘍をとってもらったら…と不届きな事を考えた。

★★★

俺様

本当に俺様の天国なのかっ?!って表紙見た時からそんなこったぁねえと分かりきっていた…。俺様の天国はたとえ六畳でもヘンリエッタがいてトリエラがいてアンジェがいてってそれはマジに天国に行かされてしまうかも…。(わかる人だけわかれば良い)
お屋敷の人達はどうしてあの屋敷を逃げ出さないのか…。首輪をつけた人間が軟禁されている部屋を掃除するメイドさん達はとてつもなく良い給料をもらっているか、その趣味を隠してほくそ笑みながら勤めているに違いない。ところでグレートデンというとどうしても芹生先生の作品の中に出てきた落ちていたグレートデンを思い出してしまうのはなぜでしょう。
長瀬とやる事しか考えていないライだが、人語を理解している事は凄いし、人と犬と変幻自在なのだが、両手が使える状態でも首輪は自分ではずせないのだろうか?人とエッチする時は前戯が必要な事は知っているのにねぇ…。その知識はどっからどう仕入れて来たのか…。作者のプチブームはオヤジ受という事だが、どっちかっていうとそっちの方が読みたいかもしれない。
★☆


俺様天国!−路地裏の人魚−(桜川園子)/海王社・GUSH MANIA COMICS


クラブ支配人の加賀見は、ある雨の夜イメクラから逃げ出してきた青年を拾う。口のきけない彼は常識外れなまでに素直で従順。加賀見の言うことに従い、良く懐いた。
そんな加賀見の寵愛ぶりを知って、クラブのオーナーが彼を引き取りたいとやって来たのだが…。(J)


じゃあな

 前作「俺様天国!」とは設定のつながりだけで、特にキャラクターの関係はない。あの無意味にロン毛な若社長は嫌いじゃなかったので残念だ。口のきけない青年=嵐(ラン)が今回のわんこなわけだが、犬なのに「路地裏の人魚」って…。
 
嵐が最初、口がきけないからなんだろうけど、じゃあ「路地裏の人魚姫」にしておけば…。犬なのに人なのに魚って…と、まずそんなところが気になって仕方なかった。
 わんこ嵐はそれなりにおバカで可愛かったが、あとは初出2001年とか、相当前の作品ばかりで、さして面白くもなかった。オーナーが受だという耳よりな情報を入手したので、オーナー主人公でもう一冊行って欲しい。大型洋犬・小型洋犬で来たから、次はストイックな日本犬で「自分、不器用ですから」の忠義攻なんてどうだろう。

★★


ぼくらの運勢(松本テマリ)/角川書店・アスカコミックス CL−DX


運の悪さでは人後に落ちない高校生の旭。ところが、占い研究会顧問の六条先生にトクベツな「おまじない」をしてもらうと、不思議と災厄に見舞われなくて…?(J)


じゃあな

 最近思うのだが、漫画家の絵には旬があるのではないか。しかもそれは時代と絵柄とが完璧にマッチした瞬間にしか味わえないものなのではないか。私は山口美由紀なんて一時期「なんて可愛いんだろう!」と感動していたが、今は絵柄が変わってしまって見る影もない。しかし当時の山口美由紀の絵を今見ても、あの頃ほどの感動はないのだった。
 してみると、もっと漫画家の旬は大事に味わうべきなのかも知れない。松本テマリなどは今かなり可愛い。ストーリーは平凡でも、とりあえず絵のために読んどけ、か。でもきらきらしい絵の好きな私としては表題作よりもロボットの話の頃の方が瞳の中が派手で好きなのだが。えっ、じゃあもう旬は終わってるって事? いやいや、これからこれから。この絵のクオリティを保っているうちに、私の好きなタイプのもうちょっと成長したクールビューティーな受を描いて頂きたいものだ。
 表題作シリーズの三作め、護摩壇の火が原因なのかと思って、状況を想像してちょっと笑った…。

★☆


課長の恋(九州男児)/ビブロス・BBC


大宝課長は彼女いない暦33年。未だ自分の性癖に気づかず、周囲に課長はホモなのでは?と疑念を抱かれてもきっぱり否定していた。しかし、新入社員の原田と付き合うようになり、自分の性癖に目覚めてからは土石流のように流されていくのだった。(O)


俺様

表紙から口絵への流れ、そしてチャッピーの言葉が素晴らしい。チャッピーを作った藤原と成原博士はどっちが世界の科学界に貢献しているのかの〜。あの体にあれだけの機能と知能を備えた(しかも自分で考える力もついている)チャッピー。大発明なのにその真価が問われる日は絶対に訪れない…。
いっそすがすがしいまでのホモっぷりの課長。課長のいるオフィスは違う意味でのセクハラは頻度に起きているが、女性にはとても安心な職場ですね。伊藤くんはもうすっかり課長の扱いに慣れてしまったが、彼は出世する事なく一生課長と原田くんを見守っているような気がする…。
出てくるキャラクターの誰もがどっかにボケを持っているため、毎回突っ込みがおらず気づいたら一番オオボケの課長が突っ込みになっている。身体的には突っ込まれるほうだけどさ〜と軽くオヤジキャラぶりも忘れない私。難しいホモばかり読んで感想どう書いたらええねんとなっていた私には一服の清涼剤だった。

★★



課長の恋〜三回戦〜(九州男児)/リブレ出版・BBC


男同士の社内恋愛上等の会社・I.O.(イオ)では、今日も今日とて社内中で男同士が仲良く乳繰りあい。中でもぶっちぎりでアツアツなのは課長と原田のバカップルだが、原田の義理の弟が現れて二人の関係は…まったく変わらなくて!!(J)


じゃあな

 I.O.とDGには数少ないストレート・伊藤君の真っ直ぐな生き様が眩しい。三巻になってキャラがガンガン増えたが、どのキャラもまんべんなく活躍しているのはさすが。そして最後は課長と原田君が非常に彼ららしいやり方でまとめてくれた。
 私はブルードラゴンのママが好きなので、ママに恋するヤクザの組長が出てきてくれたのは嬉しかったのに、あんまり活躍しないまま完結してしまったのはちょっと残念だったが。
 やっている事は非人道的だが、チャッピーの仕草がいちいち可愛い。作者のムダな画力が光る。そしておまけページの各キャラクター「履歴書」の「健康状態」が全て見当違いで、毎回ツッコミながら笑ってしまった。「健康状態・オカマのママに片思い」ってそれ違う違う。
 個性豊かなI.O.の面々とお別れするのは寂しいが、作者はこのままの芸風で、いつまでもニッチな漫画を供給し続けて欲しい。。

★★☆


王子様をつかまえろ!(葛井美鳥)/オークラ出版・アイスコミックス


郁の高校に、中学の時の後輩でいつもツルんでいた古賀が入学してきた。中学の頃は毎日楽しい思い出でいっぱいだった郁は、これであの頃に戻れるのかと喜ぶ。相変わらず古賀とは気があって話も尽きないのだが、ささいな悪戯から郁の気持ちには変化が生じて…。(J)


じゃあな

 この人の作品は新書館から出ていた美少年アンドロイド物しか読んだことがなく、しかもそのタイトルが「夢想人形」と書いて「ユメミルアンドロイド」、本人のP.N.もこれで「ふじいみとり」と読むとあって、ちょっと視界の狭いイタめの人なのかと思いこんでいたのだが、本作を読んだら何だかまるっきり普通の目線を持っていて拍子抜けというか好感度アップというか。いえ私アイタタ作家大好きなのである意味惜しくもあるのですが。
 ありがちと言えばありがちなのだが、悩みも問題もストンストンと気持ちよく収まるところ収まって無理がない感じ。優等生的な学園ボーイズラブと言えよう。中学の頃は楽しかった、と繰り返す郁に「なんだかなあ」と思っていたら、やっぱり同級生の黒木くんは「それって現役の友達としては不本意なワケ」と一言入れてくれるので、郁がイタイ奴にならないで済んでいる。そういう、ちょっとした「ん? なんかひっかかるなあ」という不自然さは作中できちんとフォローが入る。
 黒木くんもいいキャラだなと思ったら彼が主役の番外編ありで、そんなところのでボーイズラブ作品の王道を行くのであった。子供相手に「ズシンズシン」という擬音で頑張る併録のショタ作品は、えーと、まあなかった事として。
 巧いとも下手とも言えぬ画面だが、ボーイズラブ系…と言うか、大手じゃない出版社だと、最近こういう真っ白な紙を本編に使うが、これって白々として漫画が下手に見えると思うのは私だけだろうか。何と言うのか知らないが、一番一般的に漫画の単行本に使われるあのちょっとザラついてくすんだ紙。あれの方が巧く見えるような気がする。

★★☆


鈴の音がきこえる(佐々木久美子)/幻冬舎・幻冬舎コミックス


獣医の霧島の前に現れた片目に傷のある青年。逃げ出した患畜を助けてくれた彼を病院に招いた霧島だが、青年に名前を尋ねると「本当に覚えていないのか」と傷ついた表情になって…。耳とシッポがぴょこんと現れる彼の正体は…?(J)


じゃあな

 絵は味があっていいんだけど、ストーリーが、シリーズとして一冊にまとまると些か軌道が不明な感じ。十三がトラブルメイカーになって事件を起こすのかと思いきや、琥珀登場後はすっかり大人しくなってしまうし、一方の琥珀は、可愛いのはいいんだけど何故か登場時とその後とでずいぶん印象が違ってしまう。登場時は比較的成長した少女の体にアンバランスな幼い心が入っているような様子だったが、次からは外見も中身も子供っぽい。「灯影」の前編と後編で作品の雰囲気も琥珀のキャラクターもずいぶん違っており、さらに「こはく日記」で暴走するので、読んでるこっちは面白いんだけどどうも落ち着かない。
 最後に収録されていた一般漫画誌に掲載されたという掌編も、雰囲気は独特で悪くない。だがこれで売れるかというと難しいところ。デビュー作がこれという事は、作者の基本姿勢としてボーイズには焦点が合っていないのかと思えばエッチシーンはサービス旺盛。…わからん。作者も作品もどこへ行くのか。どこかに道を決めさえすれば、それなりのところまで行けるとは思うのだが。次作に期待。

★★☆
俺様

鈴の音の前に俺の心の叫びを聞きやがれっ!と思わずにはいられない…なんで服部と霧島じゃないの〜。とんでも納得しがたいのだった。霧島と十三はキャラ的にはとても理想なのだが、人間は人間同士でラブになろよ…。
あのまま服部が出てこなければ十三で我慢できたはずなのに、一度美味しいお
菓子を食べたら子供は何度もねだるものなのです…。

★★


本屋さんでGO!(角田緑)/マガジン・マガジン ジュネコミックス


出版社営業部勤務の高橋は、大型書店の係長・佐藤に虐げられても尽くす日々。だって佐藤さんに恋をしているから…。クールで無愛想な佐藤の笑顔を少しでも見ようと、休日まで通いつめるいじらしい高橋だったが、突然の辞令が二人を引き裂いて…?!(J)


じゃあな

 マガマガとは思えぬ微笑ましさ。古典的でお約束の連続なのだが、キャラクターが可愛いのでにこにこ読んでしまう。高橋の一途な健気さも、佐藤さんのクールで不器用な可愛さも、「何もかもお約束の味でほっとするわ」これは美味しんぼで栗田さんがちらし寿司を食べた時の感想…そんな感じ…。
 大体この、80年代花とゆめを彷彿とさせる画面には弱いなあ。このテの作家はそもそも手書き文字が似ており、私は絵より作品より字が好きなんじゃないかとすら思うぐらいである。
 作品にインパクトがないから感想にもパンチがないが、 つわりの栗田さんが食べたちらし寿司の様なホッとする一作ということで(わかんねーよ)。

★★★


利火羅(水上シン)/ビブロス・BBC


妾出の王子・聖天は王宮でも何かと蔑まれる存在。暴君の父王が捕虜として捕らえてきた異民族の長・利火羅に深く同情して思いを寄せるが立場の低さからどうする事も出来ないと思い悩む。(J)


じゃあな

 初単行本を読んだときも、面白いんだが方向があっちこっちに飛び回る作家だと思ったが、本コミックスもそんな感じ。表題作は利火羅の爆発するお色気に引いてしまい「や、洋モノは駄目なんだよ、AVは女子高生モノって決めてるんだ」みたいな気分になったが、中国の裁判官モノなどは牢屋ごしのエッチがかなり燃える。
 ファンタジー作の「未練」にはまた利火羅というキャラが登場するが、こっちの利火羅は攻。でも「顔は全然違うけど、色黒で名前が利火羅だし、こっちの利火羅も受なのかしら、氷貴様こんなに受としてステキなのに…」と無駄にハラハラしてしまったので名前は変えて欲しかった。
 歴史ものやFTものはみんな受がロン毛なので、ロン毛受愛好家としては心ときめくが、攻もみんなロン毛なのでちょっぴりときめきマイナスポイント。ロン毛受のときめきは、攻が短髪であった時にこそ真価を発揮するものだと知る。

★★★


片手に拳銃心に花束を(緋色れーいち)/徳間書店・charaCOMICS


両親を亡くした春陽は毎月仕送りしていてくれた「足長おじさん」でもある加賀と一緒に暮らすようになる。同居人兼恋人でもある加賀には秘密が多く、春陽はもっと加賀の事を知りたいのだがいつもはぐらかされていた。(O)


俺様

緋色先生なのに一冊で話がまとまって終わっているっ!それだけでもすげぇぜっ!香港まで話が飛んできっと加賀の過去話とか出てきてお話はきっと大変な事に…と思っていたら、話が脱線する事なくちゃんと主人公同士もまとまった。(先生自身は香港まで広げたかったようですね…)
しかし加賀は春陽に正体ばれたくないのに迂闊です。だいたい振込する時には偽名使えよ…。加賀が格好良かったからいいのですが、あれがもっと好色ジジイっぽい人でも春陽は身を任せたのでしょうか…。何かまとまりすぎていて緋色先生らしくないと思っていたのですが、春陽が友達の家を訪ねる時に着ていた服を見て先生らしさに嬉しくなりました。つーか、ずっとへそ出しっすか…。凄いのは青龍刀でなぜドアが「ドカン」と音を発して破壊されるのだろう…。おいその青龍刀、形だけじゃなくて刀自体がおかしいぞっ!!(だってあの登場だと拳銃と青龍刀だけでドアぶち破ったんだろ?)

★★☆
じゃあな
 頭にはお花が生えていても外見はクールビューティーな受の多い緋色作品では珍しい高校生美少年受。盛り沢山って言うか、もうモリモリもう沢山っていうくらいの設定・展開てんこ盛り作品だけど、一応一冊で完結しているので読み応えがあったと言えよう。これがちゃんと終わっていないと、振り回されるだけ振り回されて吹き飛ばされた…みたいな読後感になるんだが。やっぱり作品は完結してなんぼですよ。
 春陽と加賀のビジュアルは良し。蒼龍もワイルドフェロモン系で、いささかザコっぽいデザインが惜しまれるが士郎とのカップルはエッチもハードでいい感じ。でも蒼龍…そんな方法であっさり釈放されるなら、士郎ちゃんのこれまでの人生って一体…。
 春陽と加賀のなれそめとか、春陽と転校生の意気投合の仕方とか、もうそこらへんの強引さにはこちらも慣れたものだが、後半の加賀の不死身さにはやっぱりちょっぴりマイッチング。「その槍は三又になってるから抜けないよ」って柄がただの棒だから、そこまで刺さってるならもう押し抜いてしまえば…と一瞬思った。春陽の「ぐいっ」ってすごい。つうこんのいちげき! かがはダメージをうけた! かがはしにそうだ! バイロンのこうげき!「どうして勃たない?!」へんじがない。ただのしかばねのようだ。…って言うか、性器の勃起は血液の集中によるものなんでしょ? 失血してたらどんなビッグジョンも多分無理だと思うんだな…。
 謎の美女(そう言えば名前が出なかった)のおかげで自由の身になったんだから、蒼龍が今従うべきは真田陽一郎なんだと思うんだが、春陽に銃を持たせていいのかよオイ?! いや、気にするまい。防弾チョッキを着ていても銃で撃たれてまるっきりヘーキって人は初めて見たが(漫画でも映画でも、一応みんな痛がるが…)緋色キャラの腹筋はダテじゃないという事なのだろう。
★★☆


純情ロマンチカ2巻(中村春菊)/角川書店・ASUKA COMICS CL−DX


美咲は兄の友人で超有名小説家の宇佐見の家に居候中。強引、かつ、なし崩し的に初エッチをしてしまい自分の気持ちに戸惑っていた美咲だが宇佐見を好きな事に気づく。ところが、宇佐見が合鍵を渡すほど信頼している女性編集者の相川が現れ、美咲の心は不安により揺らいでしまう。(O)


俺様

のび太でも兄ちゃんが出ないと寂しい気がする。(カバーはずしたらいましたね)ところで、カモンエゴイスト!ナイスエゴイストーっ!!てなわけで私の空回り脳みそはエゴイストのためだけに活動中。私の脳内のハムスターよがんばって滑車を回すんだ。とはいえ、1巻が手元にないため前のエゴイストがどんな話だったかわからないのだが、それでも面白いと思うのだから、それはそれでいいんじゃないかな〜。(無責任)
宮城教授は引っ掻き回すと面白いと思って上條にちょっかいをかけているか、実はマジなのか微妙な感じが今後の展開に期待を抱かせる。ところで、わざとでも襲おうとしたヤツに賄賂を贈らなくてはならないとは、上條も辛い人間関係なんだね〜っていうか、宮城ちゃんと上條に謝るとかしなくていいのか?結局のところ自分が人のを話をきちんと聞いていなかったのがすれ違いの原因だったのだが、野分も心の中に誰にも見えない乙女を飼ってる場合ではないので、お互いにちゃんとした意思表示をするように。とにかく体の疎通以前に意志の疎通をきちんとなっ!ところで明彦の担当の相川はいい感じに男前だなっ!)

★★☆



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