FAKE(真東砂波)/ビブロス・ビーボーイコミックス1〜6巻  

N.Y.市警、生真面目な日系人のリョウがコンビを組まされたのは、いい加減だが憎めない不良刑事のディー。ベストコンビがN.Y.を舞台に犯罪に立ち向かう人気のアクションラブストーリー。(J)

じゃあな
 定番過ぎて誰も書いていなかった。考えみれば、FAKEと腐教ビブロスの看板シリーズが二作とも寸止めで終わっているというのは…人気の秘訣はプラトニック?人気作だけあってストーリーもよく練られていて、普通の漫画と比べてもひけをとらない。甲斐性のある受ラブの私としては、ストリートキッズのビッキーを引き取り、そのGFのキャルも妹の様に面倒をみているリョウは評価高し。真東砂波なー、あと一頭身長く身体を描いてくれたらすっごいタイプなんだけどなー。この人のキャラ、顔のわりに頭がでかいと思いませんか?      
★★
俺様
じゃあなちゃんが寸止めと書いているが、現在連載中のこの作品 単行本への収録はまだ先なのだろうが、ついにやっちまっただよ。 つーか、やっとやれたというか。いつも二人の間には邪魔が入るのだが それもまた一つの味というか、そこまでにお互いの気持ちを確かめ合い、 全てを受け入れるために寸止めくらっていたのだろう。じゃなきゃ過去の 話まで引っ張んないよな。ただのボーイズラブではなく二人がどうして 刑事になったのかとか色々な伏線があり、話は練られているのだが もう見え見えでどうしようもない署長とディーの伏線をどうにかして欲しい。 でかくなったビッキーがリョウに迫るのをちょっと期待しているのだが 本当は大きくなったビッキーとキャルの話がかなり好きである。
★★



FAKE(真東砂波)/ビブロス・ビーボーイコミックス 7巻  

麻薬密売組織に関わる目撃証人を警護する事になったリョウとディー。相手はリョウの両親の死に深く関わるレオ=グラントの夫人だけに、リョウの心中は穏やかではない。奇妙な行動をとるアリシア夫人の真意は…。(J)

じゃあな

 ついに一線を越えたと聞いて以来楽しみに待っていた新刊コミックス。男同士の最大のネックは生理的嫌悪感で、キスを許している時点でそれはクリアしてるんだから早くやっちまえとたきつけるダイアナには「それはリョウが外人だからでは…」と、ふと首を傾げたが、ワタクシとてダイアナ以上に二人の仲を応援してきたのである。感無量と言いたいところだが、あら、ここまで引っ張っておきながら、なんかやぶれかぶれね、リョウ。そして本作自体もこれで完結とは…えーっ。作者もやぶれかぶれか? 世界中の読者が内心で思っていた、ディーとバークの関係はどうなるのだろう。まさか本当に似ているだけだったのか…? 長く続けてきたし、他にも連載を持っているし、違うものが描きたいというのはわかるが、ハッキリこれで終わりと言い切らずに、「しばらくお休みでーす」「第一部完でーす」と脇へ置いておくくらいにしておいた方が良かったのでは。それで二度と書かなかったとしても、そん時はそん時だ。準主役級のキャルとビッキーが一コマしか出てこないまま終わってしまうというのも味気ない。本当ならば10巻まで引っ張って大盛り上がりで終わってくれても良かった様な気がするのだが…絵、内容ともに充実してやってきただけに、もう一踏ん張りして金字塔を築いて欲しかった。

★★
俺様
今回で最終巻だったので驚き。だってまだ続いていると思っていたから。 これからディーと署長の関係とか明らかになるんじゃないのー? そうだとばっかり思ってた。一線を越えたから終わりって、それじゃあ 納得できないなー。しかも一番好きなキャルとビッキーは全然出てこないうえにいつも楽しみにしていた二人のその後も入ってない。せっかくの最終巻だがあまり盛り上がりに欠けるのではないだろうか?どうせなら 一部完にして年に1〜2回描くってのはどうかな?そうすりゃ他の連載 とだって平行してやってけるだろ?



幕末青春花吹雪(果桃ばなこ)/MAGAZINE BE×BOY  

一番隊隊長の沖田総司は鬼副長土方さんが大好き。 でも土方さんは総司を子供扱いして全然相手にしてくれない。 それでも総司は土方さんにLOVEアタ〜ックッ!(O)

俺様
俺の男気見せてやるーっ!!とばかりになぜか購入。 俺は自分自身がわからなーいっ!そして憤死。 全くもってこの本は無条件にきみちゃんに優先的に回すよ。 このアンポンタン沖田総司をどう評してくれるのか楽しみです。 しかし、誰も彼もが美形(一応な)にされている。芹沢鴨はまだ いいのだが、新見錦まで美形とは…。もしや果桃ばなこは 美形(一応)以外描けないのでは? 新撰組物にありがちな土方×沖田はキス止まりなのが救いだ。 その部分は近藤×山南が請け負ってくれているのだが、 外を一人で歩くと命を狙われがちな人達が川っぺりで やっちまうのはどうかな?(その前に命狙われてるし) 俺の心に響かない新撰組シリーズ第2弾といった所だろうか。      
無星
じゃあな
 誰もカミソリを送っていないという事なので僭越ながらこの私が。いや、私は所謂新撰組ファンではないのだが、これは凄いね。沖田で倒れ山南で失神、新見錦でついに昇天である。ああびっくりした。こんな沖田総司に殺された人は死んでも死にきれまいよ。それにしても「一番隊長」って変じゃない?正しくは一番隊組長だが、そうでないとしても一番隊隊長なのでは。
きみぱん
過去、強者どもを撃沈してきたうわさの代物だけに私も意を決して ページをめくったが、1P目でみごと玉砕。太平洋の塵と消えました。 誰だよ?こいつら!こんな新撰組アホばっかりだったら日本の夜明けは 来ないよね!ねっ竜馬さん!そーでしょう!?新撰組友の会(あるのか?) の方々は是非作者共々裁判所に訴えるがよろしい。勝てるよ絶対。 沖田総司は結核で死ぬはずなんだが、こんな奴に媒介する結核菌の方が 哀れでたまらん。菌にだって選ぶ権利があるはずだ。神風特攻隊で出兵 するような気持ちだろう。祖国の為に勇敢に散ってくれ。でもこいつ(沖田) そこら辺の雑草食って復活しそうな勢いだぞ。ああ・・日本の夜明けはいず こ・・?でも・・でも作者は2巻も出すらしい・・いっぺん刺客送ったろか。 (いくらさん こんな感想で期待にそぐえたでしょうか?)
無星



幕末青春花吹雪2(果桃ばなこ)/MAGAZINE BE×BOY  

鬼の副長・土方に熱烈ラブアタックを続ける沖田総司。つれなかった土方だが、沖田の手傷を目の当たりにして動揺する。その夜ついに二人は…?!(J)

じゃあな
 駄目だ、いくらさんの一巻を超える粗筋は書けない。それにしてもストーリーよりも何よりも「何でこの人達下駄履いてるんだろう…」そう思ったらそれがたまらなく気になって、本筋が頭に入って来なかった。私は草履を履いていると思うのだが…。
 二巻になって、ますます凄い隊士達である。昼日中に道ばたに長州藩士がいただけで、殺そうとするのはやめろ。冒頭で沖田が三人斬ったと言っているが、これも刺客を斬ったのではなく、たまたま道に薩長藩士がいたからとりあえず殺してみたのだろうか。007か君達は。殺人許可証でも持っているのか。怖い。怖すぎる壬生の狼。
 この新撰組と比べたら、鈴宮和由の「とってもひじかた君」の方がよっぽど新撰組らしい気がする。きっとこういう新撰組が活躍する日本が、100年経つと春抱のジパングになるのだな。
俺様
これまた定価でしかも発売日に購入したあげく、一緒に芝居を観るじゃあなちゃんに 何としてもその日のうちに渡したかったので芝居が始まる15分前なのに スターバックスで激読。そうしたら開演5分前。慌ててダッシュで文化に到着。 この本のために何してんだろう俺…。 俺の中で新撰組を扱う上で必ず通ってもらわなくてはならない道がある。 芹沢鴨暗殺と池田屋騒動である。これがなくては新撰組ではないっ! 果桃ばなこは新撰組ファンに対してチャレンジャーなのか? きっとそうだろう。だって池田屋はおろか芹沢鴨暗殺すらないのに 終わってしまって…いいのかーっ?!!!凄いよ土方が沖田をやって 想いが通じたら終わり…。斬新です。そしてこの斉藤一も誰やねん?と いう感じでした。まあ源さんとくっついたのは良いんだが、しまった源さんですら美形か…。とりあえず二度と歴史物は描かないように。それだけを 果桃ばなこには伝えたい。
無星



愛がなければやってられない(菅野彰)/新書館・ディアプラス文庫  

人気漫画家の由也の担当は、再従兄弟で幼なじみの耕介。社会適応能力ゼロの由也を何くれとなく面倒みる耕介はしかし、お互いに自立する為、仕事に忙殺される中でも縁談を考え始めるのだが…(J)

じゃあな
 面白いって言われてる作家が面白いとなんか悔しいよな。と、いうわけで菅野彰。絶対いい!癒し系!キヨラカ!と言われていたので「なんだよ、キヨラカも癒しも、笑かし爆裂ホモ専科の私には不要不要!」と思っていたのに、面白くて悔しい…。悔しいので「カップリングがツボじゃないから」と意地を張って星半分減らす(やめなさい、大人気ない)
 主役バカップルもさる事ながら、由也の秘書の暁美ちゃんや耕介のかつての上司の長江氏など、脇を固めるキャラも立っている。テンポもいいし、台詞のセンスもいい。私が小説で一番重要視しているのはこの台詞のセンスという奴かも知れない。そういう意味では、作中、耕介が原稿をなくしたかも知れないと焦って駆け込んだJRの拾得物センターの係員の「ちょっとお客さん、絶望するなら外でやって。あ、でもE電には飛び込まないでよ。やるんなら地下鉄。出て右の階段下だから」という台詞に、作者の実力が端的に現れている。
     
★★★☆
俺様
ちょっと由也のキャラに最初は「んー…」と思ったものの、 面白かった。肉親度合いも適度に離れていて、 小さい頃からの関係のまま大きくなった二人。 いいねー、由也が年上なのもいいし、 耕介の押しが強そうなんだけど、ヘナチョコ具合もいい。 また脇のキャラもアクが強過ぎず、印象を残していくのが上手い。 耕介が由也に対しての気持ちを自覚してから一気に嫉妬深くなったり、身体に走っていく様も笑えていい。 しかし、由也はのほほんと見えて一番狡猾だ。 長江氏の活躍に期待していたのだが、俺としては暁美ちゃんが 幸せになってくれれば文句はない。
★☆
フェネギー
菅野彰にはハズレがないね。文章力があるので信頼して物語の世界に入っていける。ほのぼのと面白くちょっと切ないいい感じの話。挿し絵のやまかみ梨由も雰囲気に合っている。由也のにーちゃんが弟はやっぱり オカマなんじゃないかと心配したり、純真そうに見える由也に過去の 恋愛遍歴があったりするあたり、日常の現実感があっていい。 ホモ小説にありがちなどこか違う世界のいっちまったメルヘンじゃなくて、 隣のマンションにこの二人がいても不思議じゃないような感覚が好き。 初エッチの後、何か色気のあることを言ってと言われて「結構よかったぞ」 と答えてしまう耕介がナイスだ。私が由也でもきっと殴るだろう。
★★★☆



ラスト・ワルツ(新田祐克)/芳文社・花音コミックス全二巻  

新宿一のホストクラブ『シュナップス』のナンバーワンである鷹秋を慕う新川は、彼を超える為にあえてライバル店である岩城の店へのヘッドハンティングに応じる。一方岩城の店では、鷹秋に執着する岩城に不満を持ったホストの剣崎と石井が『シュナップス』を荒らしにかかる…。(J)

じゃあな
ワタシの一冊!!       
★★★★
俺様
ウェルカム・ジパング。俺達の黄金郷へようこそ。
★★★
フェネギー
もう鷹秋ったら、美人!美人!かっこいい!キャーッ!作者がお気に入りキャラ と 言うだけあってどのコマ見ても鷹秋はグーよ。そして新川がいい味を出してきて いる。「男が男を愛する時」では顔が好みでないこともあって私にとって新川はどうでも いい人だったのに、なんだか健気でいじらしくてその上男らしいかっこよさも出てきた。 鷹秋は新川と本気の恋人になってほしいな・・・などと思う今日このごろ。それ に引き換え岩城はかっこ悪くなったかな。独占欲は強いのに持って回ったやり方ばかりでうじゃうじゃ うるさい男ってのは、どうもね。今回私を喜びの狂乱に導いたのは1巻のラス ト。 石井がついに鷹秋への愛に目覚めたシーン!そしてそこは私の職場の超御近所! ああ、このまま二人はベッドへなだれ込むのね!そしてイケナイ一夜が!私のっ 私の 職場のすぐ近くで!うーひょひょひょひょひょひょ〜っ(喜びの笑い声)明日会社に 行くのが楽しみよ!ついに私の身近にこんなに強烈なホモがっ!興奮のあまりド ライアイのはずの私の目に涙がにじんだ程だった。それなのに・・・・2巻の最初で 呆然。 何もないでやんの。だらしなさすぎるぞっ石井!ガツンと行かんかい!しかし石井も 大変かわいいので、お姉さんは応援してあげよう。新川のライバルとして正々 堂々 闘ってほしい。ところで漆崎はどうなったんだ?もう既に漆崎では太刀打ちできない世界になっているぞ。
★★★★
きみぱん
なんかもうすごすぎて、私がここであれこれ言うのでさえおこがま しいような強烈な男達だった。「男が男を〜」の新川ってあんまり 好きじゃなかったけど、今回は成長しましたね〜 ラストは見事なまでに丸く収まったけど、鷹秋って前の方が性格キツくなかったっけ?最後の鷹秋なんて「けっこーいい奴」になっ ちゃってるんですけど(^^;)もうちょっとキツい方がいいなぁ でもさ「限りなくゲイに近い・・」とか「ホモ扱いするな」とか やたらそんなセリフが目に付くけどこいつらみんなホモじゃない。 鷹秋、新川、岩城はもちろん、剣崎も石井もみーんなホモ! 特に岩城「鷹秋だから男でもいい」とか言いながら剣崎にそんな 事させるなー!あんた立派なホモだよ。岩城に言われるままにやっちゃう剣崎も剣崎だけどさ。顔が綺麗だとかテクがすごいとか・・ 誰だろうが何だろうが一度男を好きになったらホモです。他人が どー言おうが私のルールブックはそーなんです。すいません。
★★★☆



腐った教師の方程式(こだか和麻)/ビブロス・BBC 1〜7巻    

有沢敦は初恋の優しいお兄ちゃん「まーちゃん」に会うために 城ヶ丘高校に入学した。だがそこで待っていたのは幼馴染の 稲垣晃司と沢山のヤンキーだった。そしてまーちゃんがいるはずの 保健室には昔とは全く違うまーちゃんがいた。 (O)

俺様
FAKEを先に書かれてしまった。って事はこっちは俺担当って事なんだろう? ってなわけで最初の頃と今では絵が全然違うにょー。そしてキャラも どんどん変って行く。雅美が段々受になって行く〜。最初の頃のごっつい 人はどこに行ってしまったのでしょう? よーしよし、俺は透×正美よりも透×雅美派なのだ。(いるんかそんな人?) このまま行けば透×正美の初エッチよりも透×雅美のエッチの方が先の ような気がしてきました。だいたいあの二人はあんだけ付き合って、父親に 認められてもいるのにエッチだけまだなのは納得いきません。 しかも、正美は童貞じゃないって事は分かっているので安心ですが 問題は透です。お前、ちゃんとエッチした事あんのか?ふと、疑問に 思えばどんどん怖い考えになります。このままでいけば晃司×と敦の 方が先にエッチしちまうぞっ!それにしても流されやすい男達ばっかりだよ。        
★★★
じゃあな
 私は透×まさみ派です。賭けてもいい、絶対まさみは他にセックスフレンドがいるぞ。透のバカめ。モタモタしてるとそのまま捨てられるぞ。
 こだか和麻も大概にトンチキな作風の作家だと思うが、このシリーズを描いている時が一番「らしい」気がする。ちゃんと落とし前がつく様にして完結させて欲しい。しかし雅美、顔でかいよアンタも。
★★★



腐った教師の方程式(こだか和麻)/ビブロス・BBC 8巻    

逞しく成長しつつある敦は今日も懲りずに雅美にアタック。一方ラブラブながらも最後の一線が越えられずにここまで来た透とまさみのカップルにも進展が…?(J)

じゃあな
 頭身が、企業用のアイキャッチキャラクターイラストと同じくらいになっている…。電化製品の取扱説明書についてくるアドバイスおねーさんと何ら変わりはない。ついにここまで来たか…。デフォルメされてるキャラクターの方が可愛くて、このまま全部描いて欲しいとすら思う。それほどにキャラクターの顔が不安なくらい長くでかくなっていくのだが、本巻、彼らが電話しているところがやけに多く、この世界では電話の受話器や携帯電話はさぞかし長いんだろうなあと思ったらしばし笑いが止まらなくなったりした。
 ストーリーはあるんだかないんだかよくわからないが、それなりにテンポ良く読めるのは時代の波に乗れていないながらも作者の筆に「漫画」としての原始的なパワーがあるからだと思われる。漫画力(「まんがりょく」と読むより、ダンバイン的に「まんがぢから」と読んでほしい)のネイティブなパワーおそるべし。原始的すぎて恐竜滅びそうだが。
 8巻にしてようやく一線を越えた透とまさみはお疲れさんだが、私は雅美と敦はこのままの関係で終わって頂きたいなあ…。ところで、既刊が手元にないのだが、雅美は保健医だったっけ? そしたら、タイトルの割に教師なのは透だけなのでは。すると腐っているのは透一人? 8巻にしてそんな疑問が。
       
★☆



腐った教師の方程式(こだか和麻)/ビブロス・BBC 9巻    

修学旅行に出かけた敦たち二年生。引率の透は愛するまさみと一週間はなればなれになるのにめげている。相変わらず敦を追いかけまわしてばかりの稲垣に、由里の心中は複雑だが、そんな彼女を狙う男子生徒が…。(J)

じゃあな
 粗筋に雅美がおらん。つーかこれだと由里ちゃんと稲垣の物語? いや私それでもいいんですが…。ワタクシ今巻は由里ちゃんと稲垣のラブコメが一番面 白かったんですが、雅美と敦がどうにかなってくれないと辛抱たまらんという読者もいるんだろうなあやっぱり。私はこの二人はこのままでも別 になんにも構いません。「BINGO!」の二人も、私は「デキなくてもいい派」です。「FAKE」ばかりは、デキなかったらどうしてくれよう、腹にダイナマイト巻いて乗り込むしか…と思い詰めたものだが。
 何だろうね、この違いは。元から優しげなリョウみたいなキャラなら、いけいけやれやれ押し倒せーと思うんだけど、雅美とか慎ちゃんみたいに男(男の子)っぽいキャラだと、これでデキちゃって、頬染める雅美とか「いやんやめて」な慎ちゃんとか、気持ち悪いなあと思ってしまうのだなあ。次巻から敦が男っぽくリニューアルするそうで、雅美の進退が気になるところ。人類愛って深い絆もアリよとそっとアドバイス。直球な男子高校生は聞く耳持たないだろうが…。
 自分でもどこを面白いと思っているのかわからないが、読んでいるとそれなりに楽しいのは、ドリフを見ているようなベタな安心感を感じるからだろうか。大人になって美味しい物いっぱい食べられる様になったのに、たまに生のベビースターラーメン食べてみると「うわ、超うめえ!」と思ってしまう様なものか。
       
★★



腐った教師の方程式(こだか和麻)/ビブロス・BBC 10巻    

有沢はついに卒業をむかえる。雅美に会えなくなるという 不安を抱え大学受験に挑むが見事に合格する。そして大学生に なった有沢と雅美の関係もついに…。9年に渡り連載されて きた作品も最終巻をむかえる。 (O)

俺様
あっくんおめでとう。9年我慢したかいがありましたね。とはいえ 最初は攻臭かった雅美ですが、うう〜むあっくんにかと思うと 攻のままでいいやんけっ!と思ってしまうのでした。あっくんと やる前に透としとけばいいのに。(まだ諦めきれないようです) 最終巻の表紙を見て「先生カラー上手くなりましたね」と正直 思ってしまいました。そうしたら先生本人もあとがきで触れてました…。 由里子ちゃんと稲垣が幸せになったのが一番嬉しかったです。 そして卒業式独壇場だった稲垣のかーちゃん。やっぱこの人 一番好きかも。ところで正美さん、弟が初体験したからって お赤飯はないと思います。ビブロス創世記から続いている 数少ない作品が幕を閉じたのは寂しいですが、先生には まだ絆というきっつい作品が残ってますしね…。      
★☆
じゃあな

 先生お見それしました。登場時の印象がいつまでも抜けきらず、雅美とあっくんの物語ってそりゃねーだろと、途中からついていけなくなっていたのですが、思った以上にキレイにまとまりましたね。同じ両親から生まれて、兄のまさみが栗色の髪と目なのに、弟の雅美がほぼパツキンでグリーンアイズって、一体どんなミュータントですかと最後までそこのところは納得しづらいものがありましたが。
 ボーイズラブをここまで確立されたジャンルに押し上げた立て役者のビブロス。その黎明期から今日まで続いたこの連載。絶対まとまらないだろうと思っていたら、読後感もサワヤカにエンドマークを迎えられて、感慨無量 です。ひとつの時代をありがとうという気がします。その割に星の数はショボいんですが。

★☆



二人のポジション(火崎勇)/桜桃書房・エクリプスノベルズ  

サラリーマンの石坂は、部下の氷室と恋人同士として交際している。氷室の事は憎からず思っているのだが、体格も良くお世辞にも可愛いとは言えない自分が氷室に対して「抱いてほしい」という感情を持っている事を、どうしても自分自身で認める事が出来ない。友人で、バイセクシャルである夏川に相談をもちかけてみたところ…。(J)

じゃあな
 ホモ漫画・小説におけるソウルメイト、略してホモソウルメイト(全然略してない)のブラック悦ちゃんが「火崎勇はいいよ」というので買ってみた。なるほど、心の琴線には触れる。しかし私は本作の場合、個人的にキャラクターの名前に耐えられない。全身カイカイになりながら何とか読破。ぜーはー。わかった、火崎勇の魅力はわかった。他の本を買う。だからこのシリーズは決して続編を書かないでくれ。もう二度と私に見せないで。ストーリーも良かったんだか何だか全然わからん。ええと、一生懸命客観的に評価するなら、すっげーちっちぇーネタをうまく膨らませて味付けしてるって感じか。でもよくわかんない。ごめんギブアップ。夏川は好きだ。夏川がメインの話なら読んでみたい。      
採点不可能
俺様
設定はとても良い。上司で年上でカックイー人が 同じようにカックイー部下にラブラブされる。 設定は非常にイケている。ほう、これはイケかもと思い 読み進むと、ピピーッ!警告です。 親友でホモである夏川に相談する石坂はリサーチ力もあり サラリーマンとしてOKでしょう。そして夏川と親友でいるために ホモについて調べたのも構いません。 男同士の性交について調べるのもいいでしょう。親友でいるために なんでそんな事調べてたのかはわかりませんけどね。 でもね、今は結構その手の本が一般書店でも手に入りますけどね。 高校生の君がどこでどうやって調べたか言ってみろっ! 一般書店には今でもはっきりと男性同士の性交を描写した本なんてないんだぞっ!!お前どこでどうやって調べてきたんだよ。 ついでに言わせてもらうけど、そんな事してる段階でおのれもホモじゃっ! しかも二人の悩みはとても成人男性としての悩みとは思えない挙げ句にお互いの気持ちを伝えなさすぎでイライラします。 その点夏川の男らしさよ。君はホモ(受)にしておくのがもったいないです。 夏川の続編があるのならもう一度騙されてみてもいいかもしれません。



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