春を抱いていた(新田祐克)/ビブロス・SBBC

AV男優あがりの岩城と香藤は、同性愛をテーマにしたドラマ「春を抱いていた」で共演する事に。「話題づくり」と称して、実生活でも恋人同士であるかの様に振る舞う香藤だが、次第に本気に岩城にのめりこんでいく。 (J)
じゃあな

 絵とペンタッチと露骨な性描写(今ATOKが「性病社」と変換した。どんな会社だそれは)が、あまりにもタイプではないので、アンソロジーで読む事はあってもそれだけの関係だった私と「春抱」。今回、ZIPSの「ナイスミドル特集」で、「見えねーよ逃げ」(どう見てもナイスミドルには見えない)か「その年はまだ若いだろ逃げ」(あの年でナイスミドルだったら私は今頃更年期だ)で執筆陣が逃げまくっている中、正々堂々と自分の看板シリーズを「この二人はナイスミドル!!」と胸を張って掲載した作者の勇気に敬意を表して購入に踏み切った。なんだ。まとめて読むと結構面白いじゃないか。受クールだしプライド高いし。攻年下だしガッツあるし。
  しかも凄いねこの世界。男同士の本番を連ドラで放映ですか。更にZIPS誌上の最新作では、香藤が女性との密会をすっぱ抜かれていたが、そんな彼のゲスト出演するトーク番組に香藤のお父さんが「お前が今一番会いたい人は岩城さんだろう」と手紙を寄越して岩城を差し向け、「ごめん岩城さん」と抱き合う二人がテレビ放映される始末。おいおい、こんなジャパン住んでみたいよ。
 しかし、元AV男優あがりのリアリティ…と言えば言えるのかも知れないが、香藤の着てる服毎回凄い。目を奪われるよ斬新なトーンに。香藤と岩城が最初にすっぱ抜かれたキスシーン。私は二人の表情よりも、香藤の靴から目が放せない。素敵すぎる、その靴…と思ったら、なんだこりゃ、前ページとコンビが反転してるぞ。歩くたびに革の色が変わる魔法の靴か。ま、ともかく、彼も成り上がったなら少しは、ヤクザかホストにしか見えないあのファッションセンスを改革するべきだろうな。魔法の靴もやめるとして。あ、岩城さん、あんたのネクタイもな。

★★★
俺様
ジャパンってステキな国ね。でもこのジャパンはきっと私達と次元違いね。 時空も違うなきっと・・・。 なんていうのー?やったら本当に好きになってたって事? しかも香藤のとーちゃんはどうしてそんなに心が広いの? 俺はそっちの方にびっくりだ。はっ、まさか父も昔ホモ? だから息子の気持ちが分かるの?(オイオイ) かなり対話質問させて頂いた本だった。アンソロジーで見た時は これほどとは思わなかったが、イタキング逢坂みやにはかなわない。 いや、かなわなくていい・・・。 香藤のモデルがキムタクではないという事だけが救いだった。 (別に俺様キムタクファンではありません)
フェネギー
結構面白いやん。雑誌に載った時に飛び飛びで2話くらい読んだことがあったけど、 その時は絵は濃いし話は濃いしで、あんまり好きじゃなかったのに、いや、まとめて 1冊で 読んでみるとちゃんと話になってて面白いわい。しかし…岩城さんが受になるとは知 らなかった。 びっくりだ。リバだよリバ。しっかし、暑苦しいね、この二人。このまま突っ走って 行くのかね。
★★★
きみぱん
今更感想書いてもな〜と思ったんだけど、CD発売記念っつーことで 一言だけ。私も人の事言えたセンスを持ってる訳じゃないけど新宿歌 舞伎町のセンスをそのまま芸能界に持ってくるのはどうかと思うぞ。 でもVシネマの世界じゃファッションリーダーになれるかもしれないな・・ この2人。Vシネマで「春抱」・・だったらキャストは香藤が哀○翔で 岩城が竹○力ってとこだろうか?さすがの新田祐克もイヤだろうな。
★★


春を抱いていた2(新田祐克)/ビブロス・SBBC

同居を始めた岩城と香藤。甘ったれな香藤にペースを乱されながらも、次第に香藤の存在が不可欠のものとなっていく岩城だったが、その変化をなかなか自分で受け入れられなくて…(J)

じゃあな
 発売日三日前から本屋をチェックし続けていた私に幸あれ(いや、連休だから前倒しになるかと思って)。ZIPSとGOLDで全て既読にも関わらずこのパッション。二巻にはついに今世紀最大の話題作「ファミリー・ツリー」が収録されているとあって意気込みが違うぜ。
 何せ凄い。ともかく凄い。妹の結婚式に恋人の岩城さん同伴でハワイくんだりまで行って父に怒られた香藤。当たり前だ。当たり前だがこの世界ではこんなにも新鮮。ワイドショーで「新ポスターには香藤さんの恋人の岩城さんの起用が話題を呼んで…」と、女子アナが平気で言ってくれちゃうこのジャパンにおいて、常識に溢れた香藤父の一喝は私達の眼の曇りを鮮やかに拭いさってくれた。にも関わらず父の言葉などまったく聞かずに、いつどこに報道陣がいるとも知れぬハワイの海岸でアオカンに励む香藤。何せ彼は「いい加減男の俺の後を追っかけ回すのはやめた方がいい」と言われて「それって嫉妬してくれたのー?!」と狂喜乱舞してしまう男である。仕方ない、香藤には日本語が通じないのだ。彼が喋っているのは香藤語である。そして何故「人目が気になる」と言いながらアオカンにつきあってしまうのか岩城さん。あんたも香藤語を喋っているのか。遠くから見るとすげえ不審な椰子の木があると思うのだが…梨本さーん!みといさーんッ!!
 そして息子がアオカンしている間にすっかり心を入れ替えてしまった香藤父は、続く作品「レーゾン・デートル」で八面六臂の大活躍。息子・洋二が女性とのスキャンダルがすっぱ抜かれ、岩城との仲が気まずくなっているのを見越して、出演中のテレビ番組(どうやら「おしゃれカンケイ」らしい…)に手紙を送り、岩城をさしむける辣腕ぶり。出演交渉も全部香藤父がやったそうだ。確か前作で「マスコミが親公認と騒ぎ立てたら道も歩けない」と言っていた様な気がするのだが、今はどの様にして通勤しているのだろう。きわめて興味深い。
 マネージャーさんが「香藤さん以外の方との恋愛は厳禁でお願いしますね」と言い、妹が「お兄ちゃんが選んだ人なら男だろうと女だろうと」と言い、ホモバカップルが世間の圧倒的支持を得ているこの世界。そう、もはやこの作品の中の国はジャパンではない。ジパング。幻の王国だ。収録作品最終話で当て馬の菊池氏が「本当に日本も変わった」と言っているが、全くである。彼もさぞ驚いただろう。同性愛を糾弾されて日本芸能界を追われたというのに、帰ってきてみたら祖国がジパングになっていたのだから。

★★★★☆
俺様
待ち焦がれていた2巻。1巻の時とは比べ物にならないぐらい 新田祐克は俺達に浸透している。 俺はとにかく待っていたのだよ。香藤洋一(父)をっ! 今世紀の素っ頓狂大賞は彼に決定だ。よく考えろ父っ! せっかくハワイでの妹の結婚式に兄が呼んでもいない男の恋人を 連れ来たんだぞ。怒って当然だろ父っ!罵られて当然だろ岩城っ! なのに娘に説教され悟りを開くとは何事だっ!お前が反対しなくてどうするんだ父。 そして反省しているのにどうしてアオカンされているのだ岩城? 誰だっていきなり一本だけヤシの木揺れてたら見に来ると思うんだが…。 それよりも妹の旦那の懐の広さに驚いた。父よりもあんたが反対しなさい。 普通というか常識で考えてもホモ芸能人が義兄になるの嫌だと思うのだが。 そしておしゃれ関係(あの女性アシスタントはどうも渡辺真里奈に見えない) で自分に代わり岩城を向かわせる父。父、あんたとゆっくり話し合ってみたいよ。 そりゃ同性愛を糾弾され日本を追われた菊池も「本当に日本も変った」って 言うよ。右も左もホモだらけなうえに、世間もアイドルも彼等の味方だものな。 ところで、岩城の部屋や香藤のベッドカバー等をどう思うよ? 俺はそれこそがジパングだと思うよ。
★★★
フェネギー
なんだか知らないが面白いんだよ。「どこが面白いの?」と言われると、じゃあなさんや俺様が言うような「ジパングな面白さ」をあげてしまうんだが、それだけじゃなくてね、どうやら私は岩城さんがかわいくてしょうがないみたいなんだな。バカップルの暑苦しい言動に苦笑しながらも、受の岩城さんを見て「かわいい〜っ!」とジタバタしている私がいる。香藤が私に憑依しているとしか思えない。嫌だよ、あんな変人に憑依されたくないよ。しかも回を追うごとに憑依度が高くなってきている。私が香藤語を話し始める日も近いだろう。それでもみんな友達でいてくれるだろうか?これから読む人は香藤の生き霊(生き霊なのか?)に要注意だ。
★★★☆

 
春を抱いていた3(新田祐克)/ビブロス・SBBC

岩城に「好きだ」と言って貰ってからというもの、香藤のおねだりはとどまるところを知らない。十日連続のSEXに、ついに怒髪天をついた岩城の鉄拳が飛ぶが、香藤は反省するどころか逆ギレし…。(J)

じゃあな
 大友克洋は「全ての漫画は手塚治虫の盗作である」と言うような事を言ったらしいが、この漫画は違う。20世紀の天才・手塚治虫と言えども、この世界はよもや考えつかなかったに違いない。それほど凄い怪作である。死にそうな人に読ませたらびっくりして生き返りそうだ。逆に健常者が読んでアナフィラキシーショックを起こさないとも限らないが。
  相変わらずもの凄い、紫の王国・ジパング。我々の住む日本とは微妙にずれた次元に存在するこの蜃気楼都市では、ワイドショーで岩城さんと香藤の事を「芸能界きってのおしどり夫婦」と報じていたが、キンキンとケロンパもこんな二人に敗れるとは夢にも思わなかっただろう。お台場フジテレビで「昼の番組」に出演していたらしい岩城さんだが、「笑っていいとも」はスタジオアルタ なので、と、いう事は「ごきげんよう」なのか…。どんなおやつだったんですか岩城さん。そしてどんなサイコロトークが…。小堺くんはコイバナを語る岩城さんに「えっ、それって香藤さんですか?!」とか言ってくれたりしたんだろうか。ああ、ライオンちゃんに入ってでも見てみてえ、そんな「ごきげんよう」。
 岩城さんの郷里の新潟に行くのに、新幹線で堂々と並んで席を取っていた二人だが、せめて個室を取るくらいの恥じらいが欲しいものである。駅を出ても、地元女子高生にまでバレバレ。どんな局だって「アンナ班」とか「デヴィ班」と一緒で「春抱班」を作るよなそりゃ。この国では、芸能ネタに困ったら必ず春抱班が出動するのだろう。「困った時の美川」とか「どうしようもなくなった時の和田アキ子」に頼らずとも、いくらでもネタは無尽蔵に生まれてくるだろう。良かったね、梨本さん。
 そして岩城さん兄…。体制に負けるな! 君は正しい! 私だけはいつまでも君の味方だが、多分この国では君の支持率は森内閣の支持率より低いだろう。でもファイト!(岩城さんに今更見合いを薦める、その面の皮の厚さは理解しかねるが)「俺のする事なす事全てに文句をつけて!」って、岩城さん、あんたする事なす事おかしいんだから仕方ないよ… 。岩城さん母は少しだけ「生き人形」((C)永久保貴一)に似ていると思いましたが気のせいだったでしょうか。そう言えば新田祐克って、ボーイズ系としてはあまりな独特な絵柄で「誰かに似ているけど誰も思いつかない」と思ってきた漫画家だったけど、よく考えたら永久保貴一に似てるんだな。新たなる発見。
 本コミックスには私の大好きな「月刊男優通信」も収録されており、読み応え抜群。読めば読むほど「岩城さん、このうさぎの置物なに?!」(さがしてみよう!うさぎの置物っ)とか、「なんでご家族に許してもらいに行くのにサンダルで行くのよ香藤!!」とか、味が出て味が出てもう大変。ともかく買おう。そして読もう。私の様に夜景から新岩城邸の所在地を真剣に割り出そうと地図を広げるほどの境地まで、さあおいでみんな達。

★★★★☆
フェネギー
数ヶ月前から「女香藤」などと呼ばれ苦渋の日々を送っていた私だったが、この巻を 読んでそんなあだ名を付けたじゃあなさんと俺様への抗議の気持ちが倍増した。私は こんなにバカじゃない!「新しい家はおまえと住むための家じゃない」と言われて 「それってプロポーズ?」と答えるようなヤツと一緒にしないでくれぇっ。そして 「岩城さん実家へ帰る編」を読んで天啓を受けた。私は香藤ではなく香藤の生き別れの兄なのだ。そうだ、そうに違いない。だって岩城兄が好みのタイプなんだもん!みんな、これから私のことは「女香藤」ではなく「女香藤兄」と呼んでくれ。岩城兄、 君の気持ちはよくわかる!弟の京介がかわいくってかわいくって仕方がないのに意思の疎通もはかれず弟は家出してAVなんぞで玉の肌を売り、しまいにゃ香藤ごときに持っていかれりゃ、可愛さ余って憎さ百倍、意地悪もしたくなるってものよね。正当 なことをガミガミ言う頑固な眼鏡の受(もちろん受決定。奥さんいるけど絶対受)、 最高だ岩城兄!きっとどこかで香藤の生き別れの兄が君を待っている!
★★★☆
俺様
ああ、今回も色んな事がお腹一杯だ…。回数を重ねるごとに パワーを増して行くなー。zips連載分は全部読んでいるが、 今回も色々と物議をかもし出した作品ばかりの逸品揃いだ。 なあ、みんな気になるだろう、岩城さんの部屋にあるうさぎ…。 あれは置物?それともぬいぐるみ?そしてあの絵と、何よりも 一番気になるのは岩城邸の位置だ。ミシュランメンバーで散々 検討して候補地をいくつかあげているが、なかなか限定できない。 岩城さんは今まで堅実な人生を歩んでいたので、借入ぐらい出来るぐらいの預金額とかありそうだが、佐和さんに保証人を頼むのは どうだろうか?佐和さんはあのままで銀行に行き「私が保証人よ」と 言い放ったのだろうが、銀行の担当者もさぞや困惑した事だろう。 俺が担当ならその場で帰って頂くよ…。普通貸さないよな…。 設計した人も偉いよな…。あの家ホモ御殿が建つ時に 近隣住民はなぜ反対しないのか…。芸能人、しかもホモおしどり夫婦がおらが町にやって来るなら、俺は先陣切って反対するな…。 だいたい家建てる時に岩城さんが「自分の将来のために建てる家だ」って 言ってんのに「それってプロポーズだよね」っていう香藤はどうにもわからない…。 まさに香藤語。ただ、苦労してきている芸能人なので新潟に行くのに 自分達で切符を買えた事だけは誉めてやろうかと思ったのだが、 せっかく岩城さんの実家に行くのにサンダルで行く香藤…。 お前がすべてをぶち壊す。結局の所岩城家の人々は家族の話を聞かない、 自分の気持ちを心の内側に秘めた人々だという事がわかったのだが、 何でもオープンな香藤家とどっちが大変なんだろう。岩城さんは香藤を 伴侶として選んでしまったが、後悔は後で悔やむ事なりよ…。 そしてフェネさんは女香藤兄を名乗ったが、そういう所が女香藤と呼ばれるゆえんぢゃよ。
★★★★
茶右
 岩城さんのことを香藤があんまり力強くキレイだ可愛いというので、私もそんな気がしてきた今巻。香藤が「ほらそんな顔!」とか言うと、 私まであぁこの岩城さんったらホントに可愛くって色っぽいわなんて思ってしまいます。すっかり香藤の術中にはまっているのでしょうか。
 そしていつも考え無しに核心をつく香藤。香藤のくせに…。でもやっぱり香藤が言ってることなので、たまに理解に苦しむのですが、 春抱ワールドにハマればそんな香藤の言葉にも感動できるのかもしれません。それにそんな香藤語でも岩城さんには正論らしく、 毎回なんだかんだ言っては素直に受け止めて愛しい眼差しを香藤に向けています。 ああもうっなんで?と疑問もあるのに、どこまでいってもラブラブバカップルなので、安心して見ていられて、結局は楽しいのよね〜と思って しまうのです。そして今巻ではお父様とお兄様にご挨拶という試練を香藤は受けますが、ここでも香藤語で見事クリア。 春抱ワールドでは香藤の言葉は絶対なのかしら…。
★★


春を抱いていた4(新田祐克)/ビブロス・SBBC

それぞれ別の月9ドラマ主演で、対決する事になった岩城と香藤。しかし分刻みのスケジュールで同じ家で暮らしているというのに顔を合わせる事すら稀。ついにキレた香藤は、岩城がドラマ収録中のスタジオまで乗り込んでいくが…。(J)

俺様
巻を増す毎にミラクルジパング大展開である。毎回何かしら 問題作があるのだが、そのパワーは増大するばかりである。 雨の緑山スタジオ駐車場。岩城さんはカーセックスするために 車を買ったわけではない…。ホモ夫婦御殿の和室だって、 あんな事のために作られたわけではない…。ついでに言うなら 緑山スタジオで香藤が岩城さんに抱き着く(飛びつく)のを 見た人(男)はなぜ悲鳴を上げなかったのだろう。 実はこのシーンはそんなに気にもとめてなかった。香藤が岩城さんに 対しての愛情表現が大袈裟なのはいつもの事だし、スタジオ前で 抱き着くなど今までの香藤の行動から考えれば、気にしないのが 当然なのだが、じゃあなちゃんのある指摘によりかなり注目アップ。 そう、通りすがりの人の傘の柄である。すいませんその傘どちらで御購入されたのでしょうか?もしや新田ブランドとか言いませんか?
今まで予約特典や読者プレゼントという物で何だこりゃ?という物が 色々輩出されているオタク産業だが、香藤と同じベッドカバー&枕カバープレゼントとかしないのかな?いや、先駆者ビブロスの事だからいつか春抱く実写 版(やっぱ月9枠かな)をやる時に、限定販売とかするに 違いない。月9が無理なら、おかしい物をやらせたら右に出るもの無しの日テレ水曜10時ってのはどうだ?最終手段はテレ東の深夜だ…。 そこで視聴者プレゼントにしようよ。って私はなぜこんなにカバーに熱く なっているのだ?
人前で抱き着かれ「人前だぞ」とたしなめていたのに、 緑山スタジオの駐車場でカーセックスは拒みきれない岩城さんの モラルはいったいどこにあるのだろう…。そして表紙の岩城さんが着ているあみあみシースールなのだが、一体誰が選んだのかとても気になるのだった。 そして私の大好きな佐和さんの話がやっと収録された。ミシュラン内では 実写版はミッチーが演る事と決定しているが、「雪人のお母さんて佐和さんと同じ顔しているんだよね。一人二役かぁ」そう言った私にじゃあなちゃんは吹き出し ていた。

★★★★
フェネギー
攻の岩城さんは俺のものだ。誰も手を出すんじゃねぇぜ。か・・・かっこいいぜ岩城 さん!これからは2冊に1回リバしようぜリバ!4巻で言いたいのはそれだけだ。
★★★☆


春を抱いていた(新田祐克)/ビブロス・BBC 5巻

岩城と香藤の知名度を利用して、スターダムにのしあがろうとする新人・浅野の策略にはまり、岩城の浮気がでっちあげで報道される。岩城の警戒心の無さに苛立つ香藤、渦中の岩城も心身共に疲労していくが、ついに覚悟を決めた二人は記者会見の場に臨む。注目の前世編も収録した、人気シリーズ第五弾。(J)

じゃあな
 最近、顔が伸びてきましたね…ビブロスには何か、人の顔を伸ばす魔法でもかかっているのでしょうか。香藤は顔がのびた方が大人びてきた感じでいいが、岩城さんはどことなくレディコミの悪役みたいである。
 さて浅野君騒動も本巻で一段落。最初淡々と読んでいて、春抱ワールドにも最近慣れちまったなーと思っていたのだが、記者会見まで進むと絶叫の嵐。「お前らはシンクロナイズドバカだー!!」と今年いちばんの大声を出してしまった。「見せつけてやればいい」ってイエイエ、日本には風紀紊乱とか猥褻物陳列罪ってものがありましてね(ジパングにはないのかも知れませんが)。
 今回は個人的には、ただまったりいちゃいちゃしてるだけの掌編が一番好きだった。この二人の肉弾戦にはちょっともうギブアップ。そして前世編は悲しい物語であった。新田先生はトンチキパワーホモだけじゃなくて、大河物も描こうとすれば描けるだけの筆力と情報収集能力(時代考証や設定をちゃんと作れる)があるのだから、別 に春抱の前世にすることはなかった、春抱の看板を使わなくても良かったんじゃなかろうかと思うのだが、まあ前世でこれだけ大変だったんだから、今はシアワセで良かったねと読者を慰められるからいいのかも知れないな。いや、これほどの苦労をしてまで守り抜いた日本という国が、わずか150年たらずでこんなマカフシギな王国ジパングになってしまったのだから、何の慰めにもならないのかも知れないが。
 その前日に芝居で、大倉考二の演じる伊藤博文を観ていたので、赤熊かぶった香藤を観た瞬間思わず吹き出してしまったが、その後の洋髪にした香藤をみて「? 誰かに似ているな」と思ったら「絆」の蘭ちゃんだった。ごめん。これはどっちに謝ればいいんだろう。

★★★
俺様
何だか最近濃さも薄れて来たな〜と思いつつ読み始めたのですが、 ごめんなさい。相変わらず濃かったです。浅野くんは岩城さんの知名度を 利用しようとしていましたが、もっと知名度高い人がいるのになぜホモ夫婦を ターゲットにするのだ?そして香藤はいつの間にそんなに力のある人間に なったのですか?あんた達話題がかなり先行しているだけで役者としては これからの人間でしょ〜っ!記者会見後自宅でコトに及んでしまう二人ですが…。 外には記者だけではなくテレビカメラ等もきているのでしょう…。日本には 猥褻物陳列罪ってのがあるんだよ〜。そんなもん見せつけられて喜ぶ人は ほんの一握りなんだよーっ!温泉でまったりしたいのは良いんですがね、 露天は密室じゃないんですよ。しかも夜だと声が響くんですよ。 そしてお前等がエライ事した風呂を掃除するおじさんの身にもなってみろ〜っ! あんなに寝乱れた布団だったのに朝起きた時は普通に乱れているだけでしたね。 岩城さん夜中に直してたんですか?前世編の冬の蝉ですが、別に前世と銘うたなくて も 読み物として普通に良かったんですけどね。しかしCDで完結ってどうなのよ? 画力も歴史的考証もきちんとしているのはさすがの底力ですね。しかし、 こんなに大変だった幕末だったのに日本はかなりの夜明けを迎え、ミラクルジパング として立派な開国をしました。開国しすぎて誰もついてきませんが…。
★★★
フェネギー
おお、香藤兄の魂は次巻に繰り越されたか。
いつものステキなおばかな二人のお話とシリアス時代劇の合体本。二人の前世ストー リーという「冬の蝉」は結構読み応えがあって面白かった。外務大輔になった草加のベスト姿に惚れた。え?それって香藤の前世に惚れたってこと?・・・・ちょっと嫌 だな・・・・。それに草加は香藤の前世にしては頭良すぎ!
それにしても敵味方なのに惹かれ合う二人って、定番だけどステキよね。そういえば 大昔のNHK大河ドラマでも幕末で敵味方でラブな男たちの話があった。がむしゃら野郎が幕軍で理知的紳士が新政府軍であったよ。若き日の菅原文太と加藤剛じゃったな。今の時代に放送していたら文太×剛で同人誌作っちゃいそうなほど好きじゃった。うう〜む、年寄りに昔話をさせるほどのインパクトが「冬の蝉」にはあるらし い。よきかなよきかな。しかし言わせてもらえば、ラストが気に入らないのよ。ネタ バレになるけど(まだ読んでいない人はここから目を瞑ってね)草加はじじいになる まで生き延びなくちゃ意味がないと思う。秋月犬死だね。もし二人同時に殺したのは 「春抱き」の前世編だからという理由なら、無理にこの作品を「前世」にしない方が 良かったのでは?(はい、目を開けていいですよ)この話一本でコミックス1冊分描 いてほしかった。ビブロス的にはどうしても「春抱き」シリーズにしたかったんです かね?
★★★


春を抱いていた(新田祐克)/ビブロス・BBC 6巻

香藤の妹・洋子の出産が迫るにつけ、岩城の様子がおかしくなる。夜ごと見る夢と赤ん坊の泣き声に悩まされる岩城は、香藤の兄の存在を知る。新婚旅行、結婚式(なんで新婚旅行が先やねん)とラブラブイベント目白押しの第六巻!(J)


俺様

夏休みの友というにはあまりに辛い本達を選んでしまった。なぜに私は大阪行ってまでホモを買ってしまうのか…。遠い昔にやった感想文の宿題を思い出しました…。何をどう感想書けって言うんですか…。
それにしても夏にピッタリというか、恐ろしい話からスタートでした。5巻で冬の蝉が収録されてしまったため、あの恐ろしい話は6巻なのか…と思っていましたが、新田先生そこまでせんでもと何度も思いましたよ…。つーか、洋子よよくぞその子を産んだよ。つーか、香藤父母よそういう大切な事は息子と娘にちゃんと話しておくべきなのでは…。全くもって恐ろしい子が産まれたもんだ。いつも思うが洋子の夫は気丈に生きろ。
そしてカジノリリィとのコラボレーション…。ホモはホモを呼ぶって言うか…岩城さんも香藤もものすごい人気タレントになってないか?いったいいつからそんなスゴイ存在になったんですか?ただ、ホモなだけなのに。ついに結婚式ですか…。成田に着いた二人に記者がどういう人が式に参列したのかと聞いていましたが、ホモの結婚式にはホモが参列するんじゃよ…。同人で読んだ時も凄いなと思いましたが、あんな状態な二人を悲鳴をあげずにカメラにおさめるカメラマンもカメラマンですが、写真集にGOを出す編集も出版社もアホですよっ!
今巻も濃い一冊でしたが、このあとホモ界のおしどり夫婦はどこまで行く気なのでしょう…。

★★☆

じゃあな

 衝撃の問題作「リンケージ・マップ」には、「ほんとにあった怖い話」(季刊)を愛読している私すら震え上がった。こええ。本気出した時の三原千恵利の漫画くらいこええ。パジャマ裸足で産院に駆けつけ「産まれてくれっ…!!」と絶叫する岩城さんが怖すぎる。いくらスペクタクルな事に慣れている香藤一家でも、そりゃあ母ちゃん口元抑えて泣き出すわ。最近の岩城さんはマリア様の様だ、跪きたくなる、と香藤は更にラブパッションを燃えあがらせていたが、あそこまで憑依されてれば神懸かりもするだろうよ。
 しかし香藤よ、岩城さんの誕生日にペアアクセサリーを買い込んで怒られていたが、男同士のペアってそれはただ単に同じものを二つ買えばいいだけなんじゃ…? 私のツッコミが届いたのか岩城さんが選んだのは一つのペンダントを二つに分けるタイプ。いい年こいて「月の夜星の朝」ですかあんた達。
 コラボレーションで登場のマギラとカルロ。カルロはともかく、マギラってこんな子だったっけ。もっといい子だったような。まあいいや(スルー)。そんな事言ったら易々と結婚式に同意する岩城さん。むしろ積極的って、岩城さんってこんな人だったっけ。まあいい…や(ブルー…)。カルロの眉毛を香ばしい思いでじっと見つめるにつけ、彼の喜怒哀楽が見えてくる。気分が上り調子の時は中の斜線が外ハネ、ダウンな時は内ハネ。いやホントだって! ため息ついてるカルロの眉毛下がってるって! 新田先生、相変わらずゲイが細かいです。
 もはやジャパンは海っぱたでフルチンで男が抱き合っている写真集がおおっぴらに出版される国になってしまいました。カルロは「君たちがハリウッドに進出する時は力を貸す」と言っていますが、黒船来航で日本人が受けた以上の衝撃をかの国に叩きつけてやれるのかと思うと、敗戦国の汚名も吹き飛ぶというものです。
 ほぼ一冊丸々仕事をしていなかった彼等だが、おかげで日本の正月は平和だった事だろう。「あの二人には天も地もない…」と言われていたが天地無用って言うか御意見無用って言うか、天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず。人に似て人じゃないようなものも出来ちゃうみたいで、彼らは既に人類を超えている。これがニュータイプというものか。
★★☆


春を抱いていた(新田祐克)/ビブロス・BBC 7巻

岩城が夢中になっている小説「冬の蝉」が映画化される事になった。キャストに抜擢されて大乗り気の岩城。香藤もまた相手役に惚れ込み、ぜひ出演したいと盛り上がるのだが、実は香藤が草加役を演じるのは、不可能と言えるほどの問題が山積みで…。(J)


じゃあな

 前巻のオカルティックホラーボーイズラブハードゲイ(なんだかわからん)から一転して、芸能界ボーイズラブコメハードコアになってあ・軽〜い春抱。だがある意味「俺達の結婚式のニュースに世間は沸いていたが俺の元にはそんな事を忘れてしまうほどのニュースが届けられた」という岩城さんのナレーションは深々と恐ろしい。実際は単なる空き巣である。芸能人の家に空き巣が入るなど、男同士の結婚式に比べれば小さなニュースではないのか。しかも結婚したのは誰あろう自分自身である。岩城さん! あんた自分が男と結婚式挙げる事より、空き巣に入られる方が仰天ニュースなのか?! こんな彼等の家に、もし盗聴器をつけた強者がいたとしても、今頃泣きじゃくりながら受信機を捨てている事だろう。
 岩城兄襲来は香藤のバカっぷりが可愛くて良かったが、そう言えばお兄さんが京介京介と言うあたり、岩城さんは実名でAVに出ていたんだなあと(香藤もだが)思うにつけ彼らの世間に対する羞恥心と言うか対面を慮る気持ちと言うか、そういうものはもう最初から超級だったのだなあ。ああ納得。深い設定だ。
 粗筋に書いた「ダブル・キャスト」はシリアスだったが、オビの煽り文句とタイトルから、香藤と岩城さんが同じ役をダブルキャストで演じて役者魂炸裂なのかと思っていた。一体どんな凄い役だと思ったら違いましたね。しかしこの二人を主演で大満足と微笑む伊坂先生は、中島梓先生のお友達か何かですか? あの二人を起用した時点であなたは佐和さんと同じところに立ちましたがノープロブレム?
 大プロジェクトらしいから単館上映という事もあるまい。映画主演と言う事は番宣で「いいとも」に出たりして、もちろんどっちかからどっちかに回ってきたりするんだろうなあ…そんなジャパン。きっと戦争から一番遠い国。素敵かも知れない、NO WAR。
ジパング。

★★★
俺様

何から書けばいいんだろう…。とにかく読み終わって覚えている事が佐和さんの「私を見てよ!どっからどー見ても女なのに〜」という台詞だった。いや、あなたこの漫画の中で一番男らしいっすよ。そしてどこから見ても男です。その台詞をとし子ママと江利子ママの前で言ったら鼻息で飛ばされるよ…。そんな佐和さんを抱ける雪人が一番根性入った野郎だったか…。あれ?佐和さんて雪人のお母さんに面差しが似ているんじゃなかったっけ…?ちょっと雪人、あんたマザコンなホモなの?どうなのっ?!高校生としてそれっていいの?!
ホモでしかも海外挙式までした事を世間に大々的に公表した岩城さんだが、なぜ空き巣に入られたぐらいで動揺しているのだろう。もっと動揺すべき事は沢山あると思うのだが…。それにきっと空き巣の方がもっと動揺していただろうしね。と、いうかあの報道を見て空き巣に入ろうなんて思う奴の気持ちがわからん…。岩城兄を丁重にお出迎えする香藤だが、あまりにバカすぎてむしろ可愛いかったです。いつ兄×香藤になってしまうのかと違う意味でドキドキしました。
ダブルキャストではなかなかの役者魂を見せてくれる二人なのですが、普通原作がある映画やドラマでは原作者がキャスティングに口を挟む事はまず滅多な事ではないと思うのだが、伊坂先生はそれ程にお力を持っている人なのか?少女時代に憧れた相手がホモでも気にしない伊坂先生の他の作品ってどんなんだ?しかも伊坂先生がお心を砕いて下さった結果に対する応えが、路面にあるガレージでのエッチですか?もうこの二人がどこでエッチしてても気にしなくなりました。ジパングも慣れると眩しさが揺らいでしまうようです。っていうか、失明の危機に私は何を読んでいるのでしょう。願わくばレーザー治療のさいに網膜にこの二人のエッチシーンが焼き付いていない事を祈ります。

★★★



春を抱いていた(新田祐克)/ビブロス・BBC 8巻

映画「冬の蝉」に出演できる様になった喜びから一転、周囲から寄せられる期待の重さに、香藤は押しつぶされそうに…。家を飛び出してしまった香藤に、岩城は?(J)


俺様

7巻では失明の危機にあった私だが、とりあえずその危機は脱しているらしい。(ら
しいって何よ…)それでもまだまだ目の出血は止まらないっていうか、これを読んでいて止めようがあるのだろうか?
ついに食わず嫌いにまで出る事になった岩城さん…。春抱くの中の芸能界って堂々ホ
モに優しいよね。何ていうか、人間味の濃い物ばかり食べていると、淡白な物を求めたくなるのですよ。二人の今後の行く末も何ももうどうでもいい感じになってきました。だって毎回読むたびに天井知らずな事柄が起きているのですから…。そんなわけで今後はもう生ぬるく見守らせて頂こうかの…。どうも私は佐和さんが出てこないとテンションが上がらないようです。

★★☆


春を抱いていた(新田祐克)/ビブロス・BBC 9巻

ついに撮影が始まった「冬の蝉」。岩城と香藤も京都の撮影所に詰めて、真剣勝負の毎日。男だから、同業だからこそ譲れないものがある。二人の役者魂が火花を散らす! …と言いたいところだけど単行本の帯は「両立できるの!? 仕事と家庭」。酷暑にも、財政難にも、春抱夫妻は無敵?!(J)


じゃあな

 臆面もなく男同士で結婚式をあげただけでも、芸能界のアンタッチャブルになっている気がする岩城さんと香藤が、仲睦まじく食堂でご飯を食べるというのは一種の職場内での暴力という気がする。職場内結婚ってだけで、みんな遠慮するじゃん、引くじゃん。反町隆史と松嶋菜々子がドラマのロケ中ご飯食べてたり、キムタクと工藤静香がご飯食べてたりしたら、かえって不自然じゃん…と言いつつ、林家ぺーとパー子が一緒にいても誰も何とも思わないのだろう。もうそこまで行ってしまったのか春抱夫妻よ。
 そんな二人と寝食を共にして、相談までもちかけられ、なおかつのろけまで聞かされる可哀相な吉澄さん。香藤の嫉妬レーダーにもひっかからないくらいの、筋金入りのヘテロセクシャルなのに「あー、吉澄くんね。京都の撮影では、ほら、アノ岩城さんと香藤君と、ずいぶん親しくしてたみたいだよ。気が合うんだね」とか言われてたら死んでも死にきれない(だから死んでません)。ワタクシ、決して同性愛のカップルを差別しているわけではありません。特定のバカップルに対して社会道徳的懐疑の念を抱いているだけです。
 すっぽんを食べただけで大変な事になってしまった香藤を見てふと思い出したのだが、エビオスは男性のその手の能力向上に良い、とこの前ネットで目にした。岩城さん、どんなに香藤が胃痛を訴えてもエビオスを飲ませてはいけない。太田胃散だ。常備薬には必ずサクロンか太田胃散を。

★★★


春を抱いていた(新田祐克)/ビブロス・BBC 10巻

岩城に本気になってしまった宮坂。日がな一日、携帯の待ち受けにした岩城の写真を眺めては溜息をついているので、友人の小野塚も呆れ顔。待ち受ける香藤の脅威をものともせず、北海道ロケ見舞いに押しかけるが、ヒミツの待受写真が見つかってしまったものだからさあ大変。香藤と宮坂は大激突?!(J)


じゃあな

 読み始めてすぐ「あ、私一冊読み飛ばしている。この人たち誰だかさっぱりわからない」と思い、「二人組のお笑い? アイドル?」と小野塚・宮坂の素性を探りながら読み進むうちに、「いいとも」のお花にコンビ名が書いていないという、まこと現実的な理由から彼らがピンの俳優である事を知った。ついでに今サイトをチェックして、自分が9巻を読んでいたことも知った。…出てきたっけ、この人たち。なんか吉澄さんしか記憶にないよ。もはやこの世界では、ゲイは当たり前なので稀少なヘテロしか記憶に残らないという、そういう事なのだろうか。
 夫婦のラブラブもそれなりに楽しいが(岩城さんの局部を香藤の18倍ズームビジョンでまで見たくはなかった気がするが)、小野塚と宮坂の会話とかイイ。新田祐克は青年誌あたりでこういうイマドキな若者たちの青春群像というか、IWGPというか、そろそろそういうものに挑戦してみてもいいんじゃなかろうか。「17Guys」をもっと勢いよくした感じで…。で、本誌はホモなしで! 同人誌では本番アリで! こりゃ儲かりまっせ〜!! 有明を行列がぐるぐるぐるぐる廻りまっせ!! …と、段々企画が横道に逸れてしまったが(コホン)。
 浅野、小野塚、宮坂と、正直みんな顔がおんなじなので、彼らに対する態度を使い分けている岩城さんは凄いなと思う。私ならもうヨシコちゃんの弟として扱うよ…。そういう岩城さんも似てるけど。ヨシコちゃんってことか。吉澄さんは元より、タレ目の香藤も彼らとは一線を画しているように思うが、それはただ単に私が香藤好きだからかも知れない。今の超人ロックみたいな髪がかわいいので、「冬の蝉」の撮影シーンに入ると残念にすら思う。それにしても宮坂、「パペット〜」と「ハザード〜」でキャラぶれてないか…?

★★★


プラトニック−八木&寺山-(東宮千子)/冬水社・ラキッシュコミックス全四巻

自らの出生に深いコンプレックスを抱く寺山は、自分が愛される事を自分自身が許せないでいる。バルセロナオリンピックの金メダル候補との呼び声も高い、陸上選手の八木は、そんな彼を学生時代からずっと思い続けてきた。寺山を追いかけて、八木は彼の会社にスポーツ入社し、彼の部下として出会うのだが…。 (J)

じゃあな
 何度言っても「コンプレックス」というタイトルと間違えてしまう。それは全然プラトニックじゃないから。一巻からもうデキてます。で、その「プラトニック」。寺山には共感しないが同情する。両親が近親相姦で自分がホモだったら、そりゃあ死にたくなっても無理はない。しかもビデオフェチときてはな。救われんよ。
  一方攻の八木は、フルマラソンした後に、やる為に帰ってくるという離れ業を愛の力でみせつけてくれた。超人的な精力である。さすが金メダル。ホモ筋肉番付のケイン・コスギ。これだけの体力を持った、しかもマラソン選手とは思えぬ巨体の男が、中学生の時点で、陸上部の練習に参加した高校で寺山を見つけ、「やったぜ先輩、綺麗だぜ!!」とうっかり叫んでしまう性癖の持ち主とは、まるで歩く異常性犯罪の火薬庫である。寺山、どうか責任とってこの男をひきとってくれ。間違っても野放しにしないでくれ。君達はお似合いだ。
 寺山のコンプレックス、八木の家族の反対、と障害の多い二人の切ない恋愛が過不足なく描かれていて、とても今、脅威のサイエンスフィクションコミック「いとしのシェリー」を執筆しているのと同作者とは思えないセンチメンタルさであるが、今ひとつのめりこめないのはやっぱり凶器になりそうな当時の東宮キャラの前髪故か。危ないよこれ。尾崎南の顎と同じくらい危ない。絵に何の不満もない方には、かなりお楽しみ頂けるんではないでしょうか。

★★
天河未来
受の寺山さんはクールビューティーで有能な上司だし、 ストーリーも切ないラブロマンスで、私的にポイント高し。 しかし次から次へと明かされる寺山さんの不幸な生い立ちには涙が出る。 「近親相姦の末のこども」というだけでもかなりなものなのにね… 最後には幸せになってくれてよかったよ、ほんとに。 そんなわけで障害が多い恋ではあるが、「会社にバレたら…」という 心配はないからその点はラッキーだったね。だって社長もホモなんだもの、 この会社(実は社長は別シリーズの主人公)。二人の恋愛にもとっても 協力的。全国の悩めるリーマンホモ達に転職を勧めてあげたいくらいである。
★★★


できのいいキス、悪いキス(初田しうこ)/宙出版・ミッシィコミックス全三巻

新鉄央は32歳のポルノ漫画家。「種だけ息子」の、高校生・遙 を母親側から突然押しつけられたが、どうやら遙は同級生の少年に恋をしているらしい…。「うちの子に限って」ショックを受ける鉄央の前に、映画館でとんでもない出会い方をした男・桃山が隣人として引っ越してきて、俄に新家は男盛りに…。 (J)

じゃあな
 すんません、粗筋。何か説明しきれないものがあります。男(ホモ)花盛りで男盛りなんですけど。あの、造語として今後使って、100年後くらいの日本では定着できる様によろしくお願いします。
 で、掲示板で紹介してくれたアヤさんに「騙したわね」とくってかかった本作。勢いある主人公・鉄央と、それに負けじと飛ばしてくるキャラクター陣によるラブコメディなんだけど、ともかく展開が読めない。この人とこの人でこの人が受だろう、みたいな予想は簡単に裏切られる。まさにホモ版「ハートに火をつけて!」、ホモ七人夏物語である(七人もいないか。あ、一人足りないんだ)カップリングがハマればクリーンヒットだが、裏切られた私は星を減らしておくとしよう。みっちょんとホモ山で番外編だけはやめてくれ。

★★
俺様
目まぐるしい内容だった。とにかく何一つカップリングにOKを出せないっ! あれだけ人が出てくるのに「よしっ!」って思えるカップリングに一度たりとも ならなかった。吉平×遙のエッチはなんとなく良かったのだが、それでも 駄目だと思ったのは、黒髪攻×白髪受がなかったからなのか? そしてみっちょんには幸せになって欲しかったのだが、その相手がホモ山なのは どうしても許せない。みっちょんにはもっとステキな彼氏希望。(俺が希望してどう する) はっ、俺の中でみっちょんって受なんだ・・・。
フェネギー
どうしてみっちょん×テツじゃないの?ねぇ、どうして?!ダメだよこんなカップリング! だいたいおじさん×ガキでハッピーエンドなんて一番どーーーーでもいい終わり方 (フェネギー基準)!いかーん!大人×大人がいいんだいっ!みっちょん×テツにし てよ〜っ! じたばた。でも話はテンポも良くて面白かった。カップリングは納得いかないけど星3つ やろうじゃないの。しかし、すごいよね。みっちょんに犯られそうになって感じちゃったのを 「別におまえだから感じたんじゃなくて誰でも同じことすれば感じるんだ!」ってのを 証明するために、愛情も友情も感じてないモモちゃんとやっちゃうあたり…男らしい というかバカらしいというか…。このバカ野郎なテツはかなり好みのタイプなんだけどな…。 どうしてあの子とくっつくかな。しかもテツ、面食いじゃないし。見ていてうれしく ないぞ。くそ〜。
★★



WORKDAY WARRIORS(御木宏美)/ピーボーイノベルズ

外資系企業のトップMD・エースの今井は、有能でタフな上司の名高に、敬意とライバル心とともに秘かな思いをも抱いていた。名高に認められる為に全力を尽くす今井の前に、取引先の裏切りによって思いもかけないトラブルが立ちはだかって…。(J)

じゃあな
 よぉっし、クールでエリートで美形の受!オッサンの攻!きたきたきたきたーっ、と盛り上がったのはいいが、いささか不完全燃焼。Hが少ないからと言ってしまっては身も蓋もないが、それだけでなく、いらん枝葉が多すぎるんである。この話。各部署において登場人物が多すぎる。チームで活動している、実状に添った雰囲気が出したいのかも知れないが、今井の部下だの同僚だのだけでもうじゃうじゃいる上に、商談に飛んだ先の香港でもわらわら出てくる。一生懸命人物を把握しても、全然本筋に関係なかったりしていらぬ苦労であった。次から次へとホモの脇役が出てくるのも興ざめだが、次から次へと関係ない人が出てくるというのも如何なものか。
 受が攻に惚れているタイプの話にしては、今井が全然女々しくなくて、むしろ常識人なところに好感がもてるが、名高よ。オッサンなのとオッサン臭いのは別だ。君、オッサン臭すぎ。「モーションかけてた女」「(乱闘の後)仲良くオネンネだ」という古典的表現に「はいー?」と思っていたが、終盤のベッドシーンではオッサン臭さ炸裂!山城新伍に行動パターンがそっくりだった作者の父がモデルという事だが、確かに山城新伍とか梅宮辰夫とか、こういう事言いそうだ。これを味とするか、毒とするかは判断に迷うところだな。次巻に期待。

★★



WORKDAY WARRIORS2(御木宏美)/ピーボーイノベルズ

恋人同士になって一年が過ぎた名高と今井。出張先の香港で、二人きり。いいムードになったのも束の間、今井の寝ている隙に名高はキスマークをつけて帰ってきて…。(J)

じゃあな

 今井のクール具合がイイ感じである。「浮気するならもっと巧くやって下さい」「ご自分の胸に手をあててじっくり考えてみる事ですね」。そして名高のオヤジ具合も、期待に漏れずスパークである。「グンナイ」にも大喜びしたが「I Want You」ときたか。そうきたか。もっとやれ。
 過不足なく点数をはじき出すこの二人だが、どうもHが大変そうなのがお気の毒である。て言うか名高、アンタ下手なんじゃないのか?みんなとっても楽しそうだぞ。瀬名社長なんか見ろ。楽しくて楽しくてもうタイヘンって感じだぞ。もっと精進してみてはどうだろうか。大黒堂常用してないで。
 しかし静にはびっくりしたが、静がそうなら沙和子もアヤシイと考えるのは私だけか。そして河合奈保子ってキャラが出てくるのは何かのギャグ?
スマイルフォーミーってオチ?

★★


そして春の月(生嶋美弥)/芳文社・花音コミックス


江戸の試衛館道場には、近藤勇を慕う若き剣客が集い、日々剣の腕を磨いていた。師範代の沖田総司は言わずと知れた剣の達人。彼の心を今でも大きく占める「菊千代」とは…?独自の解釈で若き日の新撰組の姿を描く。 (J)

じゃあな
 カップリングは土方×沖田、近藤×山南、原田×藤堂であるらしい。土方、沖田、近藤はまあセオリー通り。山南は近藤の女房役として面白いスタンスを占めている。仏様の様な(顔が…)山南は少々気に入っているので、作中時間はあまり進まないで頂きたいものである。佐之助が美形じゃないのと、チビで勇ましく、間違ってもカップリングに参戦しなさそうな藤堂が沖田と並んで受というのは斬新な展開であるな。
 絵も綺麗だし、試衛館時代という事で、人気キャラを使いながらものんびりと爽やかな青春群像になっているのはお手柄。Hシーンも秀麗。ただ、「るろうに剣心」に慣れてしまうと、生嶋美弥のこの絵、このキャラで「斉藤一です」と言われても「は?どちらさま?」という気持ちになってしまう。

★★★
きみぱん
土方イカすわ。しかし問題は肝心の沖田だよ。 土方×沖田はいいとして、なんで沖田がクリクリの目して出てくんのさ・・ あれなら切れ長の東山紀之の沖田総司の方がまだ許せるよ。 土方・近藤を初め、他キャラが私的にすごくインなだけにすごく惜しい。 沖田だけはアウトなんだよな〜。それに沖田が純粋なのもちょっと 解せない・・やっぱりもうちょっと妖しさがほしかった。どーしても沖田が 土方のおもちゃにしか見えないもの。散々沖田総司の目がでかいだの 純粋すぎるだの大人のおもちゃだの言ってるけど、所詮相手(沖田)は 子供なので仕方ない。これから土方に仕込まれて「池田屋騒動」の時 にはさぞかしクールビューティな受様になっている事でしょう。 でも斉藤一くんはいったい誰とカップリングになるんでしょう・・ 当て馬にはもったいないよな。
★★★


明けゆく天(生嶋美弥)/芳文社・花音コミックス


試衛館道場での若き日の新撰組の姿を描いたシリーズ第二作目。柔和で穏やかに見える山南の心中に秘めた苦悩とは?盟友・近藤と土方の幼い日の思い出、そして徐々に明かされていく「菊千代」の秘密。やがて一同は運命の渦の待つ京都へと…(J)

じゃあな
 土方の前髪面白い。そんな事を素直に感心する余裕の出てきた第二巻。意外と誘い受で近藤によすがを求めている山南と、まるっきり気付かないなりに包容力ある近藤、という年長カップル二人の関係は可愛いが、原田と藤堂地味すぎです。そしてこのままだと、この地味な二人が、私がまだ受け入れられないあの斉藤一と三角関係…?想像力の限界が近いな。菊千代がまんま天剣の宗次郎だと思うのだが気のせいだろうか。
★★★
俺様
だからさー、あれは誰なのよ。斉藤一って書いてあるけど、誰なのよ?(笑) ここまで心に響かない外見の新撰組って初めてよ。土方の前髪回を増すごとに 跳ね上がって行く気がするのは私だけ?何よりも藤堂があんなちみっこでいいの? 京都に向かっちゃった以上、史実が曲がる事はないだろうけど、ねえ、いいの? って沢山色んな事を聞きたくなる。でも筆頭はやはり斉藤一。 なあ、最初っからやり直そうよ。


約束の丘(生嶋美弥)/芳文社・花音コミックス


ついに京都で新選組として旗印をあげた試衛館一門。近藤勇を見込んだ松平容保は、彼に芹沢鴨を斬れと命ずるのだが…。シリーズ第三作。(J)

じゃあな
 土方の前髪は凄いと思っていたが、沖田や容保ら、前髪が降りている人たちの、一度垂直に立ち上がってから急降下している前髪の激しいカーブもよくわからない。そして、京都に行った彼らは忙しくてホモどころではないらしく、内容はこれまでの呑気歴史ボーイズラブから一転して、新選組漫画らしくなっている。あんな彼に斬られる芹沢鴨は、妙に哀れを誘ったが…。
 今回は唯一の正当派可愛子ちゃんキャラの筈の沖田に色っぽいシーンはさしてなく、変化球キャラの藤堂が相変わらず一人で頑張っている。うーん。可愛いような全然そんな事はない様な…。あなたイロモノだと思っていたらいつの間にヒロインに。沖田は何だか菊千代と並ぶと、攻らしくなってきてしまった。そして斉藤。あなたは…受…? 次巻は原田がメインって、原田は何なの? どこへ行くの? わからない…。人間関係が読めなくて座り心地が悪い…。安定している近藤・山南に逃げこみたいところだが、こちらはタイムリミットが迫っている様で先行き不安。巻末の学園物設定のおまけパロディ漫画を読んで「こういうのの方が良かったなあ」と本気で思った。

★☆


天と地と風と(生嶋美弥)/芳文社・花音コミックスス


「池田屋事件」のその後。総司の体は少しずつだが確実に、病魔に蝕まれていった。焦燥を滲ませる総司を静かに見守る土方。そして伊藤甲子太郎がついに京へとやって来た。(J)

じゃあな
 人間は、より強い印象を与えられると、記憶が上書きされてしまうらしい。漫画としても、新選組作品としても、こちらの方が正当派で出来も良かったと思うのに、果桃なばこの新選組を読んだらその印象が強烈すぎて…。あまりにも久しぶりに、書店で本シリーズの新刊を目にした時、俺様と二人で首を傾げてしまった。
 「あの、凄い新見錦が出てくる漫画だっけ?」「いや、沖田がニコニコしながら『今日も長州藩士を斬りましたよ!』とかいう漫画じゃなかったっけ?」どちらも果桃なばこですスミマセン。読んでみて改めて「ああ、凄い前髪の土方が出てくる方だったか」と思い出したけれど、それもひどい感想だな…。
 上り調子だった新選組が、下りかけたところで物語は終わる。新選組とはこうなるものだとわかっていたけれど、京に出てくる時の彼らのきらきらした姿を思い出すと切ないものである。洋装の土方の姿に「ああ…」と寂しさを感じたが、感傷にひたる間もなく、そこから始まる怒濤の新選組ディープカップリングトーク! 作者、どんだけ新選組好きやねん! ここのところ新刊も出ないし、元気でいるのかなあと思っていた生嶋美弥だったが、多分元気でいるらしい…これを読む限りは…。
 既刊でもそうだったのだが、巻末の学園新選組が一番好きである。こっちで連載して欲しかった。。

★★☆


やってらんねェぜ!(こいでみえこ&秋月こお)/ 徳間書店(キャラコミックス) 1〜6巻


学年1位生徒会副会長の藤本裕也は自分の「優等生ぶり」が嫌で嫌で仕方が なかった。密かに憧れている自分とは正反対の金髪ヤンキーで人気者の遊び人、 真木隆に少しでも近づきたくて、夏休みにある計画を実行にうつす。(F)

フェネギー
裕也がウブでまっすぐでかわいい。でもって裕也に遊びを教え込んでいく隆が 次第に裕也に本気になって、はじめは「俺は恋なんてしない!」って言ってたの に いつの間にか「俺の初恋だ」とまで言い出す純情さがいい。純粋な二人の初恋話 なのに、随所にキスシーンやらエッチシーンが盛り込まれていて、飽きない楽しさ。 裕也にも隆にも自分の考えや意志がはっきりあって、結構頑固者なところがツ ボ。 人物がしっかり描けているのって説得力があっていいね。でも本当は時々出てくる 千里にいちゃんが一番好きなんだけどね。しかし、隆に教えられる「エッチ遊 び」 をセックスだと気が付かない裕也って間抜けだなぁ。
★★★☆
じゃあな
 すみません、こいで氏の絵があんまり好きじゃないなどと言って手を伸ばさずにいたのですが、フェネさんの家で読み始めたら面白かったので借りて帰ってきてしまいました。絵も線も綺麗で読みやすかったです。周囲の反感、本人の倫理ギャップ、HIV、家族の反対…と、男同士の恋愛に関して、考えられる全てのハードルを次から次へと並べたててくれる秋月流ストーリーも、漫画ならば耐えられる(小説ならきっと疲れちゃってギブアップ)。みんなに可愛い可愛いと言われて女の子にもモテモテな裕也のキャラクターもカマトト(死語)受なわりには楽しく読めました。どうも私はモテモテ受に弱いです。
 窮地に陥るといつも都合良く倒れたり錯乱したり出来るのは非常に羨ましく、背中にそういうスイッチあるんじゃないのか? ちょっとそのツボ教えてよ、と思ったりもしたが。ピアスと茶髪でなければ実践出来ない自己改革ってのも日本男子としてどうよ。裕也は自分の名前が弱そうで嫌いだと言っていたが、君の名前は確かに「ヒロヤ」だが、漢字だけ見れば無頼漢ロケンローラー・内田裕也と同じ名前ではないか。十分強そうだと思うのだが。世の中気の持ちようだぞ、ファイト。
 両方とも眼目と言いたいのだろうが、読んでいると叶・千里カップルがハバを利かせすぎていて、最初と最後は殆どあの二人に振り回されている様な感があるな。私が気になるのはミッチなんだが…なんだったんだミッチ…何がしたかったんだミッチ…。ミッチも謎めいているが、フリートークを読んで、徳永君のモデルが「V○」だというのを見て「V2か。うーん、TKにもヨシキにも似ていないがどっちだろう」と本気で考えていた私は、自分で自分がわからない。私は一体何者なんだ。
★★★


やってらんねェぜ!(こいでみえこ&秋月こお)/ 徳間書店(キャラコミックス)7巻


シリーズ完結巻。めでたく相思相愛になり初エッチも済ませたラブラブな 隆と裕也だったが、修学旅行のスキーで事故にあい、裕也が半年分の記憶をなくしてしまう。(F)

フェネギー
二人が出来上がるまでは面白かったんだがなぁ、最後の1冊は取って 付けたようでお定まりの事件を起こしてパタパタと終わらせた感じでよろしくない。記憶喪失ね、ありがちあちがち、と思いながらもどうやってもう一度好きになるのかな?(セオリー通りなら記憶がなくなっても受はまた攻を好きになるはずだ)と楽しみに読んでいたら、なんじゃこりゃ、 あっと言う間に記憶が戻ってどうするよ、受!当て馬のいのっちもどきも押しが足りないな(いのっちだから仕方ないのか?)。 学園物はどこでどうやって終わらせるのかが難しいところなのかもしれないけれど、終わりが冴えないと作品全体が冴えない印象になってしまうのでとても残念だ。でも私の一番の不満は今回千里にいちゃんが出てこなかったことかもしれない。
★★
じゃあな
 こっちがやってらんねーよと呟いた最終巻。あれえ、ここまで結構楽しく読んだんだけどなあ。二人の大晦日デートはクラブシーンの表現にちょっと笑ってしまった。裕也が別段好きそうでもなければ、歓迎してくれる人もいないパーティーに、ただ晩ご飯を食べる為だけに出かけていく真木の選択はよくわからない。嫌な思いしかしなかった様な…。記憶喪失も何が何だか。ミッチ再登場に、全日本でただ一人だけ喜んでみたがそれだけだった。真木がやけにスーパーマンになりすぎで、裕也はお姫様すぎではないだろうか。いのっちはいのっちで、ホモじゃないなら人の事は放っとけよアンタも…。秋月こおの必殺技、裕也の「あはっ」に、あー出た出た、やっぱりこれがないとな、と思ってはみたものの、あとはとりたてて心に残るもののない大団円であった。



やってらんねェぜ!外伝 ハーフムーン エモーション(こいでみえこ&秋月こお)/徳間書店・キャラコミックス


同居して三年が過ぎた叶と千里。相変わらず独占欲の強い叶は、千里の仕事にもいちいち口を出して彼を怒らせている。心配性の恋人に我慢ならなくなった千里は、意を決して街道場に護身術をならいに行く事にするが…。(J)

じゃあな
 外伝の小説を一巻で投げ出したせいなのだろうか。どうも世界観がよくわからん。最初のうちは、あっちこっちでモテモテで街道場に行けば師範に襲われる千里に「ひゃっほう」と思っていたのだが、そこから先が理解不能だ。何で白木沢ケントと一緒に仕事をする事はイコール、千里がSMで強姦される事になるのだろう。わからん…。千里に常にアシスタントをつけて自衛させるとか、そういう解決法は一切なく、ともかく白木沢ときたら強姦なのだろうか。そもそも千里に拒絶する意志はないのだろうか。「おじ様」とやらはそんなに凄い権力を持っているのだろうか。私、同じ国に住んでる筈なのにちっとも知らなかった。面 目ない。今からでもいいから紹介して欲しい。
 なんかもう周囲中に公認、バレバレ過ぎる二人を見ていると「ホモは秘してこそ華」「チラリズムこそ男のたしなみ」という気がする。社員全員に男の嫁さんが認知されてる社長って…オー人事、オー人事。沢口先生のシャツは、素敵なヒゲ&ヘアスタイルとあいまって、久しぶりの大ヒットでした。どうもありがとうございました。

★★
茶右
 小説が原作の本作でしたが、ページの都合だそうでエピソードを大幅に省いてしまった、とのことでしたが、 「やってらんねェぜ!」初心者でなくともちょっとあれ?な内容だったように思います。 外伝の外伝って感じでしょうか。
 小説では行動力と機転でピンチ(ほとんど千里の貞操のピンチだったかしら?)を切り抜ける叶と千里が カッコ良く描かれていたのに、本作の叶はダメダメだ〜。仕事に私情を持ち込みすぎててカッコ悪いったら。 全然仕事ができない男に成り下がっていたなぁ。千里にはしっかり仕事をさせても事故は未然に防ぐ甲斐性 くらい持っていたはずなのに、何処へ。千里のクールビューティぶりももっと押し出して欲しかったし…。 なんたって「カミソリの真木」様なのですから。仕事はキッチリ、間男への制裁もキッチリ、なおかつ2人は ラブラブ〜がね、欲しかったのです。こいでみえこの描く千里兄ちゃんの細腰はやはり色っぽく、流れる髪も 美しく、しかしそれで満足するには話が中途半端だったかなぁと。期待があっただけに採点は辛目で。
★☆
俺様
何ていうか、小説の方は全然読んでないので、もしかしたら マンガの方で描かれていない何かがあるのかもしれないが、 叶はとても女々しく、千里がとても凛々しい。おかしいな、 本編とはキャラ設定が違うのか?しかし、千里はどこに 行っても男の何かをかきたてるのか?護身術習いに 行っても襲われるとは、意味ないな…。全社員に千里との 関係がバレバレな叶だが、私だったらあんな社長は即刻 リコールする。つーか、みんな逆らうの遅すぎだよ。 だって自分の仕事せずに千里の跡をつけて行くって、 うちの社長も人の事は言えないが、弱小な会社なのに 社長がそんなに暇でいいのか?大事な契約時に連絡とれない 社長でいいのか?しかも男嫁と一緒に小旅行って何よ? 千里は凛々しく一人でも生きていけるが、叶は千里がいないと ダメダメって事なのか。「やってらんねぇぜ!」とはまさに社員の心の呟きなのだろう。
★☆

 


やってらんねェぜ!外伝(秋月こお)/ キャラ文庫 1〜3


現在('99.11)出ているタイトルは「セカンド・レボリューション」 「アーバンナイト・クルーズ」「酒と薔薇とジェラシーと」の3編。 コミックスの「やってらんねェぜ!」に出てくる隆の兄・真木千里と 千里の親友・斉田叶の大人の恋の物語。10年来親友の千里に片思い してきた叶の想いがやっとかなって二人は新婚生活に突入する。(F)

フェネギー
こっちが好きなのよ!こっちが!本編は高校生だけど、この外伝は27歳 大人の男!でもって受の千里がめちゃ好み!!美人でクールで仕事ができて 誠実で優しくキツイ。こっそり呼ばれてるあだ名は「フローズンビューティー」 高校時代は「カミソリの真木」ってんだからたまりませんわ。 しかし、叶と「新婚生活」に入ってからの方が、千里は仕事上でのセクハラが 絶えなくて大変ね。これからも並居るオオカミどもをクールな眼差しで蹴散ら して行ってね。なるべく叶の手は借りないで自力で解決してほしいな。 男らしい大人の受として大成していってほしいです。
★★★★☆
茶右
本編では高校生相手に間男しちゃう叶で、あんまり千里とのことが描かれていなかったけど、あらーこの2人ったらラブラブ。千里も叶に対して もっと淡白なのかと思ったら、いやいやどうして。こっちもべた惚れなのね。仕事ができて頭が良くてという男っていうのはやっぱりカッコイイも ので、狙われまくる千里も持ち前の頭の良さで相手を手玉 に取ってみたり、叶も報復とばかりに手をつくす。事件が起きるたびに、千里ったら今度 はどうやって切り抜けるのかしら、叶はどんな仕返しをするのかしらーと読んでて楽しかったです。
★★★
じゃあな
 一巻を読んでの感想。 何で私は秋月こおのキャラクターとバイオリズムが合わないんだろう。九紫火星は駄 目なのかな。攻が受にラブラブで一生懸命堪えている様な設定は好きなので、読み始めた当初は「あ、こういうの好き好き! しかも受はクールなんでしょ、楽しみ〜!」とわくわくしながらページをめくったのだが、読み進むにつれて「や、マジで?」とキムタク疑問詞を連呼し続けてしまった。
 何で通常の状態から一瞬で絶望の淵まで行けるんだろう。逆もまた然り。つかみ合いのケンカをしかけても瞬間消火。わからん…。何で必ず周囲にカミングアウトするんだろう。それがこの国の掟? そこで反対されて、迫害を受けて、十分マゾヒスティックな気分に浸ったと思うのに、また事あるごとに第三者に「俺ホモでこいつが恋人で」と言いたがる彼らの気持ちがよくわからない…。「傷害がなければ愛じゃない」と思っているのだろうか。恋愛に第三者の干渉を必要とするのは何故なんだ。きっと世界中に二人きりになったら、彼らの恋は冷めるに違いない。
 比喩や隠喩を使って、軽妙洒脱(たぶん。意図するところはきっと)に書いてある部分にのせられて「小粋でウィットに富んだ(たぶん。意図するところはきっと)楽しい感じの文章なのね」と思って読んでいると突然「え、これはギャグじゃなくて本気だったの?!」とびっくりさせられて、また「や、マジで?」とキムタクになってしまうのだった。「愛され人」ときたか…。
 とは言え、今巻に関しては、漫画で経過を全部知ってしまっていたから驚かなかったが、こっちを先に読んでいたらいきなりとんでもない災難
が次々に降りかかってきて、知らなかったらあまりの事に面 白かったかも知れない。
★☆



地球儀の庭(神奈木智)/ キャラ文庫


父子家庭な上、父親は海外赴任中で弟と気軽で勝手な二人暮らしをしていた 高校生・藤原裕満の家へ男の家政婦さん美希がやってきた。横柄で無愛想な 美希だが家事の腕前は抜群。しかも美形。それまで夜遊び三昧だった裕満 だったが、はじめて家庭の暖かさを知り、会話のなかった弟との距離も縮まった。やがて裕満は美希に特別な想いを抱くようになる。(F)

フェネギー
まんだらけに行って目的の物がなくて仕方がないから何か買って行くかと 思って手に取った一冊が大当たり!私好みの受よ!居丈高で偉そうでクール で綺麗な受よ!でもってしんみり優しいのね。ツボだわぁ。バラバラだった 兄弟も美希の何気ない言動で少しずつ歩み寄って行っていって、暖かい優しい 気持ちにさせてくれる。弟の淳平も不器用で純粋でかわいい。美希が裕満に 「はやく大人になってくれ」と言った時には思わず「そうだそうだ!高校生には 美希をくれてやりたくないぞ!」とうなずいてしまった。かなりお気に。
★★★★
じゃあな
 私自身、家に人がいない環境で育ったので、こういうシチュエーションには弱い。ああ、子供の頃こういう話好きだったなあ、そうそう「かぎばあさんと魔法の鍵」とか…と思ったら頭から「かぎばあさんホモ」という言葉が離れなくなって閉口したが。
 いや、かぎばあさんはともかく、それなりに面白かったですよ。裕満がもう少しいい男だと良かったよなあ。美希と裕満父が恋人という設定を期待したのだが…。裕満だったら私は、淳平×美希の方がいいなあ。無愛想な美希の喋り方が、時にもののふの域まで達していたのが可笑しかった。
★★★
俺様
美希の横柄な態度は私好みなのだが、どうして父親の恋人では ないのだろう?その方が話しが盛り上がると思うんだが。 淳平の視点が一番話し的には好みだった。そして淳平は裕満の友達とデキてくれたらとすら思っていた。出て来る女性キャラがみんなただの賑やかしだったのが寂しい。ところで美希は結局同情しているだけで愛情ではないと感じるのは私だけか?
★☆






ランキング

このサイトについて
BBS
CHAT
トップページ
 
search