BODY・KISS・LOVE(島あさひ)/桜桃書房・GUST COMIC


木戸綾は生徒会長の史郎に入学と同時に恋をする。 ただ、キスをしたりエッチはするけど、二人は付き合っている わけじゃないと綾は思う。史郎の気持ちが知りたくて、 綾は後藤と関係を持ってしまう…。(O)

俺様

五反田オフの後、ブックオフでじゃあなちゃんが「この表紙すごいよー」と 持ってきた。ちょうど古本を売って金もあったので、よっしゃと購入。 でも100円じゃなかったら買わねーと思う。 「これ高校生なんだよ」と言われて表紙を見れば、どうみても そこにいるのは軍人さん…。こ、高校生っすか?しかも、 中を見れば今時いるのかこんなヤンキーというヤンキーまで。 しかも男子高だから、綾はやっぱクラスのアイドル…。 オールバックに長髪にリーゼント…校則無用な学校なんすね。 何よりも史郎の私服が気になるのよー。どこのおっさん? そのシャツ、そのカーディガンのような物はどこで買ったの? 教えて、あんた一人暮しなんだから自分で買ったのよね? 教えてってばーっ!!ストーリーなんかどうでもいいって 感じ、キャラだけでかなり笑い取れます。他の作品もかなり いい味出てます。マンガでトンチキ久しぶりです。100円で ここまで突っ込ませてくれるなら元は取りました。とりあえず 一笑いいかかでしょう?

じゃあな
 史郎の私服は確かに凄い。休日のヤクザみたいだ。これが高校生なら、男塾の富樫もろくでなしブルースの島袋も確かに立派な高校生だろう。ケンシロウやラオウすら彼よりは高校生的かも知れないな。それにしてもこの漫画家はちゃんとネームを切ってから描いているのだろうか。あまりにも突然終わるのだが。やり終わったら一ページで終わるならまだいい方で、やりながらシメるのはやめようよ。一冊まるまる「おい無茶言うな」というトンチキ作品大集合。描きにくいものや難しい動きは「線をいっぱい入れておけばゴチャゴチャしてごまかせるだろう」という感じで微笑ましい。作者が最も楽しんで、キャラクターに愛情を持って描いているのはわかるのだが、ともかく時代遅れで独りよがり。全てにおいて漫画研究会的。春抱の香藤の台詞ではないが、あんたはちょっともまれて強くなりな。外海の波は厳しいよ。


君の声がする(生嶋美弥)/芳文社・花音コミックス


 大学生の忠則が、偶然入った教会で聞いた少年の賛美歌はまるで天使の歌声だった。その声が忘れられない忠則がついに再会した少年・誉は、しかしワガママで傲慢で意地っ張り。振り回されっぱなしの忠則だが、素直になれない誉の気持ちに気付いて…。 (J)

じゃあな

 やけにバストショットばかりの画面が続くので、てっきり同人誌発表作品の再収録だと思っていたら連載でびっくりした。主人公二人のデザインも地味だし、作者の力量にしては今ひとつパッとしない印象。高木さん登場で「まさか?」と思ったらそのマサカだし。個人的には専務×高木さんの実況生中継希望。専務まさか攻っスよね? むしろ巻末の短編の方が良かったかな。KinKiって言われても「んー?」と思ったが。

★☆
俺様
ようは時間の流れは残酷よという話なのか?身も蓋もない 言い方だが少年は成長して青年になる現実があるのだよ。 と、いう点では現実視されていていいのだが、それでも誉は 美しいまま成長したではないか、自分が受になるぐらい構わないではないか、でぶっちょやオタクになって戻って来なかっただけ有りがたいと思え、度量少ないぞ忠則! (無茶言うなよ俺)とはいえ高木登場にトキメク俺。専務ともOKだなんて、ステキなリバなのね高木。しかし忠則をやろうとする気持ちは俺にはわからなかった。巻末の短編の方が 世界観は好きだが、キンキって言われてもねぇ、無理は 言わない方がいいぞと本気で思った。
★☆


ARTY SQUARE(沖麻実也)/ビブロス・BBC


有城が心に描くのは幻のギタリスト、キース。 彼との思い出は何かと痛みを伴うのだが、 今は一緒に活動しているメンバーがいる。(O)

俺様

これもオフ後ブックオフで購入。画面は煌びやかだが、 特にストーリーがあるわけじゃないのね。バンドメンバーの 紹介と、有城の過去をちょっとだけ出して、いろんな伏線を 散りばめているが、あまり役に立ってないと思う。 1巻ではホモホモしている所がないので、ニアかな?と 思うが、やはりビブロスから出ているのでホモか。 と、なると受攻はどうなるのかな?はっきり攻は一人いるが 後はどうとでも受になれるではないか…。さーて、困った。 なぜならどのキャラにもあまりトキメキを感じないからさ。 こうまで狙ったキャラクター達だと逆に食指は動かないものだ。 2巻以降、ブックオフでの出会いを待つ。

★☆
じゃあな
 私は、芸能界でも役者モノは好きなのだが、アイドルとかバンドとか、音楽関係はどーも苦手だ。何でだろう。バンドと言われると未だに「愛してナイト」しか思いつかないそんな私。と、いうわけでこれも設定からして食傷気味なのだが、そもそも完結しないと評価出来ないタイプの作品。この人達には実はすっごい物語があるんですよー、すっごい裏設定があるんですよー、と言われても、それを描いて貰わない事には感動のしようもない。絵は綺麗だが、このままで終わるなら同人誌レベル。沖麻実也も、ここまで画面創れるんなら、一度本気で漫画を描いてみるといいと思うのだが。


WIND PLUS(宮越和草)/桜桃書房・GUST COMICS


千里眼を持つティオは、その力でいつも、忘れられない剣士・レイゼルの姿を探していた。やっと巡り会ったレイゼルはしかし、ティオの一族を深く恨んでいた。 (J)

じゃあな

 なんだか別冊漫画ファンロードみたいだ。この人昔ハガキ職人だったかなとか、痛くもない人の腹をさぐる私。私は異世界奴隷人身売買モノは結構好きな設定なのだが(凄く非人道的な発言だ…)これは巻頭だけで肩すかし。漫画としてもさして面白くないが、ホモとしてもいただけない。攻の顔が可愛すぎるのも興冷め。むしろティオとウィッドを女の子にして、電撃コミックスあたりから出した方が良かったのでは。



俺は悪くない(山田ユギ)/芳文社・花音コミックス


弁護士の家に生まれて、有名大学の法学部に入ったものの、自分のやりたい事がわからずに脱力していた梶は、変人揃いの映画研究会に迷い込む。くまの着ぐるみで構内を歩く高崎や、いきなり人にキスをしてくる鯨井ら、個性的な先輩達に圧倒される中で、梶は映画少年の中村と友情を深めていく。(J)

じゃあな

 初山田ユーギ。イエーイ。面白かったです。ええ非常に。痛そうだなと思ってずっと敬遠していたのだが、本作は切なくも痛すぎずに良かった。全然別の視点、別の時代から入っていく構成も面白いし、雑然とした大学時代の雰囲気に匂いがあっていい。梶の男臭い外見もいいね。線が細いのに男っぽい、学生時代特有の中途半端な色気がある。中村は…中村は…、中村みたいな人の事好きな人はいっぱいいると思うから、私一人くらいパスしてもいいかな。やっぱり鯨井先輩にいっときます。おまけまんが最後の一ページに「アリですか?!」と叫んだ私。雑誌読者もちゃんとコミックス買いましょう。作者の筆は生々しいまでに表情の表現が豊か。最近専業漫画家になったという事だが、漫画を本業にして正解ですね。

★★★★
俺様
なんとなく「痛い?」と敬遠していたのだが、読んでみたら面白い。 いいっすこういう世界。切なさと可笑しさとのバランスが上手い。 また痛くなりがちな話なのだが痛さもなく、お買い得。話の視点と 時代がコロコロ変るが、読むのに何の不備もなく、ちゃんと年代を踏まえて受け入れられる。人間関係の微妙さもなかなか心をくすぐられる。中村が梶と一緒に暮らすようになるまでの道のりを 楽しみにしたいのだが、どうしても鯨井に心動かされるのだった。 おまけマンガにはかなりやられたが、最後に俺のモラルを踏んでくれた。うーん、うーん、2巻以降の動きによっては、評価は変るだろう。
★★★
フェネギー
いいねぇ、山田ユギ。ちょっと買いだよ旦那。2巻! 2巻はまだなの?!中村も可愛いし(こんなに可愛いのに なぜ今まで友達がいなかったんだ?嘘だろー。絶対密かに 友達になりたがっていたヤツはいたね。気づかなかっただけなんだね)美形先輩の鯨井も最高だ。受はみんな私の好みだし、攻くんたちもよろしい。しかし高崎、どうして そんなにかっこいいのにクマなんだ?いや、いいんだ、 理由はわかった。でもどうしてその格好で・・・いや、 多くは聞くまい。物議をかもし出している最後の1ページは 私的にはOK。いいのよ、大和朝廷時代は男女だって許されたのよ。鯨井の幸せのためにも高崎には早く帰ってきてほしいものだと思います。あ、そうだ!美樹さん!その鯨井くん主演の エロホモビデオ、私にダビングしてください!(切望)
★★★★
茶右
 いい、いい。すごくいい。3組ともお気に入り!内1組は普通のご夫婦さんですが。表紙の構図からしてそそられまくり。
 梶を主人公にした高崎×鯨井編っていうのはなかなかどうして、この梶の視点がとっても良かった。授業やサークルを通して、 全くのゼロから人と知り合いになる大学時代の微妙な人間関係もいい。最初は梶×鯨井ってアリなのかなぁ?と考えてみたけど、 鯨井は教授のお相手しようがAV出ようが一番高崎ラブなようなので、ここは素直に高崎×鯨井を応援しよう、って思ったら高崎いなくなっちゃった。もうずっと鯨井にフラレ続け ているのに、それでも一途に鯨井を思い続けてる高崎は優しくてイイ男です。鯨井はいい〜。美人で芯が強くてまるまる全部素敵。 この2人で一度ちゃんと幸せになって欲しいので、最後の1Pへの経緯も知りたいところです。高崎帰って来てくれないかな。
 さて、相手が気になるのは恋の第一歩♪ってことで、2巻へ続いている梶×中村編も大変気になるところ。 この後は梶と中村のあんなことやこんなことが続くのよね?楽しみ!
★★★★☆


俺は悪くない2(山田ユギ)/芳文社・花音コミックス 2巻


梶への過ぎた思いを持て余す中村と、動揺しながらも中村に惹かれていく梶の二人は、鯨井や美樹ら先輩達の格好のおもちゃになっている。学園祭を間近に控え、注目を集める二人の関係は…。(J)

俺様

中村カワイすぎ…。俺がノンケな男でもあんな風にお前に 想われたら…その辺の草むらに押し倒してやっちまいますよ。 それが鯨井によろめいた梶ならば、落ちたも同然。なんだか、 青年達の気持ちは乙女心よりも複雑なのねぇ。 中村には今までまともに友達がいなかったから、友情と愛情の間で かなり揺れ動いているえに、相談者が鯨井なので何も解決出来ないので、 結局のとこ梶が動かない事には何も進まないのぉと思っていた所に 山崎(女)登場。上滑りな人付き合いの根底をわからせたうえに、 梶の中村への気持ちの整理もつけさせてくれた。大丈夫だ山崎、 お前は一人でも生きていける。しかし、いくらのぼせてエッチに 走ったとはいえ、ビデオ撮られてて気付かないとは…。 美樹ちゃんはいつもイイ場面に遭遇してうらやましいよ。 心配はあのビデオを見た中で中村の可愛さに気付く奴が 沢田以外に出てくるという事。ところで沢田は受ならば 納得いくのだが…。意外な所で鯨井の男らしさを見せられた。 鯨井は高崎と幸せになれ。そして誠は真っ直ぐに育って行くがよい。 最後の短編を読んでも思うのだが、山田ユギはキテレツな設定に頼らず、 道端に転がっている石ころのような普通の設定で表現が上手いので、 畜生また山田ユギにやられちまったぜとジタバタさせてくれるので嬉しい。

★★★★
じゃあな

 いやあもう鯨井先輩。あんたは受のカリスマだ。剛胆で大胆で男前で素直じゃなくて可愛い。世の中の受はメソメソしとらんと鯨井先輩の様に生きるが良い。俺が梶ならあなたへゴーだ。ん? 梶? 俺が「プライム・タイム」の梶でもあなたへゴーだ!(会っとりゃせんて…)悩める若者二人の間でトリッキーに跳梁し、アフターケアもバッチリ。それで自分はどうする気よ…と思ったら、あらあらドタン場で華麗なダイブ。やってくれますねえ、さすがです先輩。
 先輩だけではなく、中村もまあ可愛いし(「まあ」ってアンタ…人の心を持たない女ね…
)梶の映画への夢の流れが、ホモで寸断されずに続いていくストーリーも気持ちいい。山崎ちゃんがありがちな女の子ゲストで終わらずに、男前ポイント見せてくれたのも「やるな」って感じ。高崎にもう一度見せ場が欲しかったかなとも思うが、あの影の薄さと扱いのぞんざいさが、高崎と鯨井先輩の対比を明確にしていて面白いのかも。キャラ全員大好きだったコミックス。で、結局誰が悪くなかったかと言えば…「えっ、アタシ?! やっだ、アタシ悪くないわよ、うっそぉー! やーんホントにアタシ?!」…で、美樹ちゃんかもね。

★★★★
茶右
 やっぱりいいー。中村が梶への思いに切羽詰っている様子は痛々しい程なのですが、これがまた健気で可愛い。 梶の中村への気持ちの変化も無理が無くていい感じです。 そんな2人を面白がりながら突っつきまわしてくれる鯨井先輩と美樹ちゃんも、とっても愛情溢れてて更にポイントアップ!  しかし、梶と中村の行末が気になりつつも、今巻での鯨井先輩にも惚れ直します。いやぁ先輩イイです。 まさに剛胆で男前で優しくて、おまけにオールバック姿ときたら堅気に見えない位かなり素敵。 で、1巻で行方不明になってしまった高崎に、帰って来てくれないかな〜と願っていたら、鯨井先輩そう来ましたか! ブラボーです。ばんざ〜いと叫んで小躍りした私が居ました。あ〜幸せになってね!  どこも丸く収まって、後味もさわやか。最後まで私の琴線を大きく揺さ振り続けた面々でした。でも、梶はともかく中村は、あんな映画(?)を公 開されて、その後の大学生活は順調だったのでしょうか…。
★★★★☆


ノックを3回(あさぎり夕)/芳文社・HANAOTO COMICS SPECIAL


いなくなった猫の代わりにルームメイトを募集した真南斗。 それを見て現れたのは同じ高校の直樹。怯える 直樹を真南斗は守ろうとする。だが真南斗は男に弄ばれ、 人間不信になっていた自分を慰めるために気紛れで ルームメイトを募集したのにすぎなかった。(O)

俺様

さて、人は自分でもわからない行動を取るものです。 私は自分が本当によくわかりません。ブックオフで100円 でしかも割引券があったから52円(消費税込)で買いました。 っていうか、何で買ったの?チキンレースってよりも、わかってて 自分からガードレールブチ破った感じです。凄いとか、そういう 表現では語れません。とんでもねーっす…。モラルとかそういうの 関係無い次元?どこの時空にあるんですかこのジャパン…。 とにかく真南斗(この名前でもうダメだろう)の考えっていうか、やれば分かり合え る のか?おかしいよあんた達。しかも何の準備もなしに「こうしてやるーっ!!」 って突っ込まないで下さい、怖いです。直樹がもっと企んだ奴かと思えば、 何かつまんないちっぽけな奴だし、亨児ももっと酷い奴かと思えば純情くんだし。 あれのどこがと言われればどこでしょうとしか答えようのない純情だけどね。 次々出てくる男がアホすぎて何とも言えない。そしてやはり最強は女性だった。 秀さんは自殺して正解だが、理由が理由だけなにとも…。 昔、あさぎり夕は少女マンガの王道だった。ミンミンとか好きだったよ。 アデューあさぎり夕。たぶん2度とお会いする事はないだろう。つーか 感想書いた俺を俺は自分で誉めたいと思う…。

評価不能
フェネギー
実は私はあさぎり夕の少女漫画を読んだことがないんだな。 見たことある絵で聞いたことのある名前の人がホモ描いてるのね、 くらいの感慨しか持ち得ない私が読んだ限りでは、結構楽しく読めるエロホモだった。さすが少女漫画の王道を長年歩いて来た だけあって画面は見やすいし、ストーリーにも無駄がない。 いや、無駄も何も恐ろしいくらい道徳心のないストーリーなんじゃが…。 登場人物全員、嫉妬心や独占欲という恋愛に必要不可欠なものを 持ち合わせていないというのが私には理解不可能。 いや、恋愛じゃないんだな、これは。エロエロホモホモなんだな、うん。 主人公がリバなのは、3Pやるには大変便利ですね。 時々観葉植物やシーツが不自然にヒラヒラと現れて局部を隠すのには 笑ってしまったが。 ただひたすらエロくてホモくてとりあえずストーリーもある物を 読みたい午後のひとときにはうってつけかもしれません。
じゃあな
 少女漫画なんだか劇画なんだかわからん。絵も作風もどっちつかずで、何が何だか。私も作者の少女漫画時代の作品は全然読んでいないので、思い入れは特にないのだが、ベテランだけに古さもひとしお。時代の波に乗り切れていないものが、登場人物のデザインに、突飛な行動に、今ちょっと手に入らなさそうな洋服のトーンに、そして永井豪の漫画の様にわざとらしいボカシに…と、随所に現れていて諸行無常を感じさせる。男×男が描きたかったのに少女漫画を描いていたらしいが、彼女が少女漫画で一時代を築いている隙に、ボーイズラブの世界はもっと違う方向に進化を遂げてしまっていた。成年男子向けエロ漫画のノリでそのままホモを描いてくれたという感じ。途中、人体としてそれはちょっと無理だろうという責めがあったあたりにも共通するものを感じる。さながらアントニオ猪木57歳の電流金網デスマッチを見る様で痛々しいので、作者が今はもう少しボーイズラブの水に合った作品を描いてくれている事を心から祈る。


内科医のメランコリー(天花寺悠)/リーフ出版・LEAF NOVELS


高彰は歯医者で暴れたため金冠を飲み込んでしまう。 そのせいで行きたくない医者に行くはめに。 イヤイヤ行った救急外来に現れた医者は駅で 高彰をバカにした医者だった。(O)

俺様

これはじゃあなちゃんとまんだらけで行ったロシアン・リーフという この世で最も危険な遊びの末、私の手に掴まれた物なのだが、 その前からこのタイトルには注目していた。なぜなら「リーフって どうしてこうトンチキなタイトルばっかりつけるんだろう。これなんか 内科医がメランコリーなんだぜ」とフェネギーさん達と笑っていたのに まさか掴んでしまうとは…。話的には典型的な何も知らないお坊ちゃまが 知らないうちに内科医である小原に恋をするというもので、段階をちゃんと 踏まえている非常にスタンダードな内容。なのでタイトルのわりには度肝を抜かれる事はなかった。しかし、急性アルコール中毒に確かに的確な治療だが、いきなり尿道に管入れる話とかしなくてもいいんじゃないかな…。 そこまで書くなら性交に関してもっとちゃんと説明した方がいいんじゃないかなと 思うのだった。結局のところ、何をもってしてメランコリーなのかはわからない。 ただ、続刊というかシリーズらしく次の本のタイトルが「外科医のパッション」 というのに、ステーションで爆笑…。外科医のパッション、まんだらけにて待つっ! (笑)

★☆



殴る白衣の天使(篠崎一夜)/桜桃書房・エクリプスノベルズ


新米外科医の如月は、次期院長とも目される優秀な先輩医師の正宗にホテルで犯される。かつての憧れていた気持ちを踏みにじられる如月だが、複雑な生い立ちを持つ彼の孤独に触れ…。一方で如月は、病院内では反体制派の兄から誕生日プレゼントとして一枚の絵を受け取る。(J)

じゃあな

 「お金がないっ」のシリーズが、面白いんだか面白くないんだが自分的にはわからなかったので、受の年齢があがったこちらの作品ならどんなもんだいと思って読んでみたのだが、私の心の天秤が篠崎一夜ダメの方にかなり大きく傾いた。年齢が上がろうと外科医だろうと如月の性格は大学生の綾瀬と何ら変わらず、正宗は普段から喋り方が気持ち悪くてイヤだった。如月が、元から内心ではかなり正宗によろめいているので、何をされても抵抗が甘いのが不甲斐ない。もっとビシッと言ったらんかい、ビシッと。筋書きも平凡だし、この年になって出生の秘密とか生い立ちとかで鬱屈としている攻ってのも如何なものかと。愛情に恵まれない幼少時って、それはそれでとても大変だとは思うけど、今医者として周囲の信頼も厚く、看護婦からもMRからもモテモテならば、現状の中から幸せを見つけだして頂きたい。あんたそんな事ばっかり考えて生きてきたの?他に楽しい事なかったの?と、問いかけたくなる。勿論正宗とて、他に考える事も楽しい事もあったに違いないのだが、描かれていなければ読者にとってはないも同じ。一面だけの平坦なキャラクターにしか見えないのだった。

俺様
白衣の天使は看護婦の事であり、医者の事じゃねーだろ…。 それはさておき、トゥナイト2のボーイズラブ特集で作者の インタビュー等を聞いたのだが、君の大学にはかなりの トンチキさん達がいたんだねと、彼女のプロフィールに ひとしきり感心したものだった。と、そんな事を書いているのだ、 感想なんかあるわきゃねー。お金がないシリーズは(シリーズなんだね… 雑誌にも載っててびっくりしたよ。読まなかったけど)異常な世界観が かなり笑いを提供してくれたのだが、今回は医療が関わる分、 何かしらマジメさや専門用語を打出そうとしているのだが、 色んな所に落とし穴あり。専門用語の説明がないのも気になる。 (これはボーイズラブ全体に言える)とどのつまり、如月も正宗も それどころか出て来る人物全てがどうでも良い感じなうえに、 話も大きく見えてちっちゃいのでつまらない。またキャラクターに 何の変化もないので、余計にイライラさせられた。 まだ綾瀬のアンポンタンの方が読み応えがあったように勘違いまで してしまった。
無星


合格祈願(高永ひなこ)/白泉社・花丸コミックス


ふとしたきっかけで知り合った黒川と巴。巴の 大学進学にともない、なぜか黒川と同居する 事になる。巴の兄宗一や変な外人リックの 邪魔が入り、なかなか黒川は巴にアタックする 事が出来ない。(O)

俺様

巴のぽよよんキャラはボーイズラブにありがちな純粋培養だと思えばいいのだろうが、眼鏡かけてても何だかダメ。だったら兄の宗一の方がタイプ。って俺のタイプ言ってどうするよ。話はゆっくり進むのだが、押しの 弱い黒川が頑張って何もわかってない巴にアタックする 様は、バカじゃん?と思いつつも応援させられる…かなぁ…。 黒川の同僚で友人の磯貝はとても心が広く、同僚がホモだと わかっても今まで通り付き合ってくれているうえに、色々と 協力もしてくれるとてもいい奴だ。君にはちゃんと彼女が 出来る事を切実に祈る。

★☆

じゃあな
 巴のデザインが古すぎだなあ。いつ垢抜けてくれるのか真剣に待ったのだが、未だに改善の余地が見られない。作中のホモはみんなメガネっ子好きってやつか?
 で、本編であるが、うわあ白泉社っぽーい。80年代の「花とゆめ」で、インパクト弱いもんだから短期集中連載ばっかり繰り返して、なかなか這い上がれない新人って感じ。全然読めないわけではなく、むしろかなり頑張っているのだが、印象弱し。もう一息。


チャレンジャーズ(高永ひなこ)/白泉社・花丸コミックス


「嫌がることは強要しない」という約束をした上で 同居を続ける黒川と巴。相変わらず宗一やリックの 邪魔は入るが、巴の気持ちが少しずつ近付いてきて…。 (O)

俺様

合格祈願の続編。黒川と巴は少しずつ気持を近付けて 勝手に幸せになるがいい。俺が気になるのは巴の兄宗一。 わざわざ巴のために何度も名古屋→東京を往復する男。 俺的には黒川と宗一がくっついても問題ないんだけどなー。 ところが宗一の後輩森永、はい君合格。しかもホモですって、 いいわよ宗一襲っても〜。そう思っていたら教授が宗一 襲ってました。間一髪森永に助けられるのだが、普通ならそこで恋に発展するのだが、そこがなかなかどーして、 宗一はますますホモを敵対視し、森永はまたも告白出来ずに 終わってしまうのだが、徐々に自分の側に森永を近づけて いるので、森永と宗一の今後にかなり期待。で、主役達は どうなったって?幸せならいいんじゃない?そういや磯貝は 幸せになったのだろうか?それだけが心配。

★★

じゃあな
 押しの弱い攻と恋愛に適性のない受なので、ついつい刺激を求めて主役カップルよりも周囲に目がいってしまう。お兄ちゃん、良しっ!(グッ)なんか昔は「俺はホモじゃない、たまたまお前が好きだっただけだ」とかいう嘘つきホモが好きだったのに、最近は真性ゲイ・ハッテン場常連の方が清々しくていいなあ、と思ってしまうこなれた私には、森永くんもグッ!82巻までいけば二人も大概にデキてるかしら。期待したいところです(しかしお兄ちゃん、妹は可愛くないのだろうか)そして磯貝氏が一番人気と聞いて、納得した様な、このシリーズの行く末が心配なよーな、というところだが、確かに磯貝×黒川の方がそそるなあ…あ、逆でもいい。黒川×磯貝。
★★


チャレンジャーズ2(高永ひなこ)/白泉社・花丸コミックス


黒川と巴は数々の困難を乗り越え、気持ちを通じ合わせる。 ところが、ラブラブなはずの二人には乗り越えられない問題 があった。黒川の母親麗子や巴の兄宗一の邪魔を振り切り、 二人は本当にラブラブになれるのか?(O)

俺様

掲示板のタレ込みにより2がある事がわかり探していたのだが ありがとうK−BOOKS。そんなわけで主人公二人はどうでもいいっ!勝手にラブラブしてればいいじゃん。そんな事より 宗一兄ちゃんよ、森永よーっ!良かったな森永、宗一にホモに 対する下知識があって。それもこれもあの二人のおかげだよな。 そう思うと役に立ってるなバカップル。がんばれ森永、一回キスしたんだから、そっから先は…宗一相手じゃ難しいか…。 でもね宗一兄ちゃん、男とキスしたからにはあんたもホモの 仲間なんだからね。

★★☆

じゃあな
 絵も大分派手になってきていい感じ。巴くんもずいぶんあか抜けてきた。やはり都会の水は人を変える。で、登場人物中最弱なのに攻っていう、どうにもならない黒川さんは放っておくとして、名古屋のおにーちゃんカップルからは目が放せません。いやー、おにーちゃんが全然美形じゃないところがいいね。三白眼にボサボサ頭で、森永の方がよっぽど可愛い顔をしているのに、しかしそこで森永が真性ゲイでお兄ちゃんが受っていう、その外し具合がかなり良し。森永のゲイ友達のヒロトくんもええ人やね。こんなに可愛くていい人が側にいるのに、あの残酷で凶暴で人を人とも思わぬ(溺愛してる筈の弟にグーでパンチくれるアナタって…)恐ろしい顔の宗一兄ちゃんに惚れ込んだ森永君は、かなりマニアックだ。君が一番チャレンジャー。その男気を黒川に分けてやって欲しい。  
★★☆




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