ブラックタイで革命を(松岡なつき)/徳間キャラAM文庫

政情不安なアフリカの小国に左遷されたエリート商社マンの淳は、赴任先の上司・稲葉と酔った勢いで関係を持ってしまう。傲慢不遜きわまりない稲葉だが、ビジネスパートナーとしては認めざるを得ない。有能な稲葉の姿に、淳も次第に心惹かれていく…(J)

じゃあな

 リーマンホモ研究家としては、アフリカの現状もリサーチしておかねばなるまいなと思って購入してみたが、うーん、ホモ小説に大切なものは勢いだな。この作品にはそれが足りない。 作者は、無駄に文章力がある分、読んでいると自分までホモった様な錯覚にとらわれるのだが(あーそうかー、こういう感じかー、ふんふんなるほどー。そうそう、あたしもこうだったー…って、知らねーよホモ実体験!)それが面白いかと言われると別問題で。そしてその描写力と台詞のセンスが全く別問題というのがまたとんちんかんな…。
  とりあえず君はホモを諦めて、別のジャンルで生きていったらどうかな。たった一作で決めつけるのも短慮だろうか。
水戸泉なんて、人体は絶対にああいう事にはならない、という領域までいってるけど、勢いがあるから何となく納得しちゃうんだよなあ。ホモを描く為にはまず自分を捨てないとネ。色即是空、空即是色。

俺様
リーマンホモは結構好きなのだが、キャラのインパクトが薄く 話に勢いもない。可もなく不可もなくといった感じだろうか。 ただ、サバンナは危険で、早朝深夜に野生動物達は活動すると 散々言っているのに、そんな所でセックスするあんた達の方が よっぽど野生動物です。 とりあえず商社はあんなに甘い世界ではないという事だけは 言えると思う。
天河未来
感想ねえ…主人公たちの台詞が気持ち悪かった。以上。
フェネギー
なんでだよ、どうしてみんなそんなに評価低いの?私、結構楽しめたよ。星3つだよ。アフリカのサバンナって設定で点が甘くなっているんだろうか…アフリカ好きだ し。でも話もしっかりしているし、ホモ一辺倒でなく話に筋があるのがいい。受も 女々しくないし、攻と仕事上もパートナーとして肩を並べていこうとするあたり、結 構好みだ。最後はね、どうせなら会社やめて二人で新しい会社作るくらいの気概がほしかった。また商社に転勤したって同じことの繰り返しじゃないかい?まあ、外資系 にでも行ってくれ。あ、サバンナでのHはね、いいのよ別にライオンに喰われても。 ほら、食物連鎖ってやつ?(笑)でも実際テント張ってキャンプするツアーってのが あるんだよね。テントのすぐ近くまで動物がきたりするそうだ。もしそこで恋人達が 盛り上がってしまったりしたら、案外こういうこともあるかもしれんよ。恐くて行き たい魅惑のサバンナ。
★★★


氷の魔物の物語(杉浦志保)/冬水社1〜11巻

洞窟の奥の氷の中に封印されながら、近づく人間を食らっていた美しく冷酷な 魔物ブラッドは、死ぬために洞窟に入ってきた心優しい(天然ボケとも言う) 少年イシュカと出会う。二人の出会いがきっかけで封印を解かれたブラッドは、 イシュカと共に旅に出る。(F)

フェネギー
なんだか、はまっちゃった。ワタシの一冊!
★★★★★
天河未来
話はよく出来ているし、絵も綺麗だし、漫画として上出来だと思う。 でもなぜか私はハマりきれないんだよな、いまひとつ。 だけどまあ人気があるのもわかるよ、って感じ。 個人的にはブラッド&イシュカより、ヴィルト&ラプンツェルの方が 好き。でも、「ホモミシュラン」でこういうこと書くのも何なんだが、 ラプンツェル男じゃなくてもよかったんじゃ…。だって見た目も 性格も女みたいじゃん。不老不死とはいえ外見年齢、イシュカよりは 上だろうからきっとハタチくらいでしょ? そのトシで女にしか見えない 男ってのはいかがなものかと思うんですけど。
★★★
俺様
話的には好のみなほうだが、持って行き方に不満あり。 最近強烈な物を読みすぎで判断力が低下しているので、 一瞬読んでいてホっとしてしまいましたが、よくよく読むと何じゃこりゃ?です。 なんか色々伏線張ってるのはいいんですが、バレバレな上に 連載が続いたら解決すりゃいいやーって感じに取れてイヤです。 ヴィルドとラプンツェルの話は延ばしすぎでもう先が分かっている からこれ以上はカンベンして下さいって感じだし、ブラッドとイシュカの ボケボケコンビもどうにかして欲しいです。私好みのヴィルドがいるにも かかわらず好きになれないのは、話の進み方が気に入らないからでしょう。
★★
きみぱん
ちょっとイシュカちゃん、あんた何も知らなさすぎやしないかい? いくらおばあちゃんに育てられ純真のまま成長したからって、同性の友人くらい はいただろう。そいつらとHの話くらいはしてたんじゃないの?17〜18歳(多 分) で何も知らないって事はないだろう。・・でもねかわいいとは思えないんだわね、 悪いけど(^^;) 普通ここで「イシュカってばかわいい〜」と言わせるが作者の ね らいだろうけど、どうもどっかでひねくれたらしくて純真受といのはちょっと・・嫌 い じゃないけどね。イシュカが男だからまだ良かったものの(ホモマンガだから当たり前だ)あれが女だったら一発でアウトだったわね。でもさ、実は裏でイシュカ が「ニヤリ・・」とか笑ってたら「イシュカすげぇ・・」と思うのは私だけかい?
★★★


茅島氏の優雅な生活(遠野春日)/リーフ出版・リーフノベルズ

 茅島氏はやんごとなき筋ともご縁の深い、大富豪。父母の急死により莫大な遺産を相続し、豪邸にひとりで住んでいる。下々の者からは計り知れぬ思考パターンを持つ彼は、美貌の秘書やベテランの老執事に傅かれながら何不自由なく優雅な日々を過ごしていた。そんな彼の、唯一自由にならない「恋」とは…?(J)

じゃあな
 見返しの解説には「セクシャル・コメディ」とか何とか書いてあった様な気がしたんだが、どこがコメディなのかわからなかった。庭師が東大法学部卒ってところかな。それとも恋人の気を惹く為に茅島氏が裸で庭の池に飛び込むという描写がある点かな。これ、どう解読しても物凄い状況しか想像出来ないんだが、作者はそういうつもりで書いているわけではない様だ。高貴な御方の考える事はよくわからない…。
 ストーリーというものは、別段ナイ。と、いうか、山場もオチもない。それがヤオイと言われればそれまでだが、それで済むもんじゃないだろう。ただひたすら茅島氏のキャラクターで引っ張ろうとするのだが、これがまた引っ張る程の牽引力もない。挙げ句、ボロボロとサブキャラが出てきてはみんないちいちホモで、しかも「僕たちの話は、また別の本を買ってね」的に思わせぶりなのだが、おいおい本筋でも引っ張れないのに別の話まで売り込めるわけがないだろう。
 それでも、茅島氏の恋人が、氏との別れをずっと覚悟しているのはシビアでいいかなと思っていたのだが、最後のオチにぎゃふん。もう私知らないわこんな人たち。元々が同人誌掲載作品だったらしいので、まあお友達と楽しく作ってる分にはいいんじゃないの。でも商業誌で出すのはやめてね。史堂櫂を表紙にするのはもっとやめてね。私が騙されるから。

俺様
コメディと考えなければなかなかにキャラツボを押さられた話だが、 どうも茅島氏の時代錯誤な所にはついていけない。 しかし、庭師との恋は設定的にはいい。設定だけだが。 普通の人が書く金持ちには限界がある。そりゃそうなんだが、自分の 知らない世界だからって非常識さを天井知らずにしなくてもいいんじゃ ないかな?どんなに育ちの良い人でも、恋人の気をひくために 裸で池に飛び込むような、そんな素っ頓狂な金持ちはいません。 恋人の庭師は普通の人らしく、普通に先の事を考えていたのに 最後の最後に茅島氏に洗脳されている。あのまま貧乏庭師で いけは俺は君達を波多野同様応援していたかもしれない。 俺の希望では庭師×小泉もちょっと見たかったかな。
天河未来
庭師×ご主人様という設定はグー。茅島氏のキャラも、――裸で庭に飛び込む ってのはな、さすがに「おいっ」と突っ込みたくなったが――世間知らずで ズレてるくせに好きな人に対しては一途で素直だったりして、結構 かわいいじゃんと思うのだけど、ラストがなあ…。いや、ものごとを考えたり 選択したりするのが苦手な茅島氏が、ちゃんと将来の事を考えてたってのは いいんだけど。でもなんというかな、お互い歩み寄るのはいいけどちょっと 一方に歩み寄りすぎたんじゃない?というか。 あと小泉はなかなかいいカンジのキャラなのに中途半端な使われ方で 勿体無いと思う。医者も、いつのまに友達になってんの?と思ったら あとがきで「実は別に話があったのだけど、ページの都合で割愛した」 だってさ。何だかなあ…。同人で書いていたものをまとめたそうだが、 商業誌で出すのならちょっと書き直したほうがよかったんじゃない? よけいな枝葉は落として、必要なエピソードはちゃんと入れようよ、なあ。 工夫次第では結構私好みな話になりそうだっただけに、ちょっと残念。


「絶愛ー1989ー」「BRONZE」(尾崎南)/集英社・「絶愛」全5巻・ 「BRONZE」10巻

人気歌手・南條晃司は小学生の頃見かけた少女"泉"に一目惚れ。しかし、15年 後、再会した泉は男(泉拓人)だった。拓人は母親が父親を殺害したという過去を 持っていた。拓人は晃司に反発するが、晃司は拓人に惹かれていく。、 しかし、晃司の行動は拓人や拓人の家族まで傷つける羽目に・・ (K)

きみぱん
某ロッカー相○七瀬嬢がラジオで推奨していた代物。しかし読んでみるとしつ こい・・すんごくしつこい!「絶愛」までだったらまあ読めるけど、「BRONZ E」まで至るとあまりにもいろんな事が起こりすぎて、かなり食傷気味になるので注 意。 しかも結局は同じ事ばっか繰り返してる気もするし、作者自体も収拾がつかなく なったんじゃないの?泉が車にひかれて「泉が死んでやっと終わりか〜 やれやれ・・」と思ったけど、まだ続くらしい・・どこまで続ける気なのか? だいたい南條晃司が大バカだ。「俺はホモじゃない!好きになったお前が男だった だけだ!」だからそれがホモってゆーんだよ!「本気で人を愛した事が無い奴に 言われたかねぇ」私だって貴様には言われたかねぇよ。等々つっこむ箇所はある んだけどね・・ しかもこの大バカ野郎を登場人物すべてが拝め奉っているんだからしょーがない・・ てめーら全員精神科に行け・・と言いたい。 でもなんで読んでるかと言うと、ここまで来たら最後を看取るまで引き 下がれないんである。こうなったら最後は南條が自ら左腕を切り落としたくらいの 強烈な最期を期待してる。くだらない終わり方なんてしたら、聖書を燃したヒトラー の如く、全巻火にくべてやろかと思ってるんですけど。
フェネギー
いや、こういうね、わけわかんないパワーのある マンガって好きなのよ。思い込み激しい系の人たちが ゾロゾロゾロゾロゾロゾロ・・・・。「絶愛」は結構面白い。泉君、変な人に愛されちゃって大変ね〜と 同情しながらも二人の気持ちと将来が気になって 読んでしまう。特に晃司のあまりに突飛なセリフや行動が七転八倒の面白さ。(晃司、泉が機械でも 好きなのかい。泉がテレビだったら、テレビに向かって 「イズミ〜!愛してる!」って抱きつくのか?泉が掃除機だったら・・・いや、もう止めないけどね) それから晃司に強姦された少女は即刻告訴しなさい。 こういう公害男は捕まえておきましょう。でもって 泉も人に重傷負わせたんだから一緒に捕まって (どうして泉は逮捕されないのかが不思議だ。 日本警察は何をしているんだ)一緒に山奥の少年院に 入ってくれれば、もう世間の迷惑にはなりません。 二人で何しててもOKよ。「BRONZE」は、読み進むうちにどんどんつまらなくなっていくのが残念。 「絶愛」が二人の闘いなのに対して「BRONZE」は 二人対周囲の闘いになって面白パワーがダウン。 南條三兄弟は精神年令バカすぎ。33才の男が「オトー サンが弟のことしか見てくれない!俺こんなにずーっと がんばってるのに!えーい、くやしいから弟の大事な イズミを強姦しちゃえ!」とか、25才の男が「オニー チャンが最近冷たい!オニーチャンが気にかけてるイズミを殺しちゃえ!」とか思うんですか? 君たちホントに大人ですか?それにワンパターンだよ。 もういいから決着つけて感動のラストをくれよ。 余談だけれど、「絶愛」の連載がマーガレットに載った 時には驚いた。なぜ「花とゆめ」ではなく「マーガ レット」?あの正統派少女漫画しか載っていない雑誌 になぜ「絶愛」?極端に言えば「花とゆめ」がおたく 系なら「マーガレット」はヤンキー系。相容れない 世界のはずなのにやおいマンガが「花ゆめ」ではなく 「マーガレット」に載ったってのがカルチャーショック だった。しかも私は南條晃司は吉川晃司がモデルなんだと ずっと思っていた。そうか尾崎南には吉川晃司がこう見えるのかぁなんて思っていましたね。あ、アニパロだったんすか。
「絶愛」
★★★☆

「BRONZE」
★★


「BRONZE」(尾崎南)/集英社・11巻

人気歌手・南條晃司は小学生の頃見かけた少女"泉"に一目惚れ。しかし、15年 後、再会した泉は男(泉拓人)だった。拓人は母親が父親を殺害したという過去を 持っていた。拓人は晃司に反発するが、晃司は拓人に惹かれていく。、 しかし、晃司の行動は拓人や拓人の家族まで傷つける羽目に・・ (K)

きみぱん
私の脳にあるホモ漫画判定装置の針が振り切れた。 怖いよ〜完全に別の世界にイッちゃてるよ〜作者。読んでてバスの中 で叫びそうになりました。もうこの漫画持ってるだけで危険物所持法違反。最後の砦泉拓人も完全にイってしまいました。 「俺はサッカーに愛されたかった」だの「俺がサッカーにとって1番 になりたかった」だの泉やれと言われればサッカーとHしちゃうんじゃ ないの?しかも喜んで!泉すげぇ〜 南條晃司なんて泉に比べれば 小物!やっぱりあんたが1番だよ!(いや、作者か・・) 克己の服もイっちゃてるかと思えば、秋人(南條次男)もすげぇ。 多分12巻は南條3兄弟抗争大勃発。でも1番なにがすごいかって言 うと時折出てくる意味不明のイラスト。泉が血まみれになりながら十 字架に胸刺されてるは鎖に繋がれてるはで、しかもまた訳のわかんな い詩というかセリフまでついてるのでお姉さん大笑い。これって笑かす為に描いてるんじゃないよね?マジで描いてるんだよね?尾崎南! 5つ星どころか全宇宙に輝く星全部やる!だからもうどこでも行って くれ。
測定不可


ロマンスの王様(水戸泉)/茜新社・オヴィスノベルズ 

 ジパング王国の王位継承者・リュウは、幼なじみの優しいユーゼフの事が忘れられず、シェリフ国の大統領に就任した彼を追って国を飛び出す。ところが、再会したユーゼフそっくりの男は、実は彼の弟のテオドールだと名乗り、リュウに陵辱の限りを尽くす。本当のユーゼフはどこへ行ってしまったのか。陰謀の渦の中で、リュウはユーゼフを探し続けるが…(J)

じゃあな
 ホモノベルズ界のシドニィ・シェルダン、水戸泉の記念すべきデビュー作。息もつかせぬジェットコースターH。あとがきで作者自ら「本編は二分の一が濡れ場」と言っているが、半分どころか10分の9くらい濡れ場である。故にストーリーなどというものは、あってなきが如し。ただひたすら、やるのみ、やるのみ、やるのみっ!あまりの事にさすがの私も目が横滑りをし、序盤にしてまともに読む気がなくなっていたが、おかげでずっと「ユーゼフ」の事を「ヨーゼフ」だと思っており今粗筋を書くまで「ハイジの犬みたいな名前の奴だ」と思っていた。
 私は「こどものオモチャ〜」シリーズみたいに、水戸泉が笑わせようと思っている作品には食指が動かず、むしろシリアスという事になっている作品で笑かして貰いたいので、この作品には非常に期待をかけていたのだが、ともかく笑かして貰おうにもひたすらヤっているだけで、いやーんもっと面白い事してー、笑かしてー、という不満が残った。いや、あちこち些細に笑かしては貰ったがな。病院に行けば記憶が戻るんだったら、まず最初に行ったらどうかな、とか。
 キャラクターとしては薔薇シリーズの原型みたいなもので、殆ど性格は同じ。ただ、ユーゼフとリュウの初Hの時のお道具には「…その為の伏線だったのか!」「自分で作っていたのか!!」という新鮮な驚きがあったなあ。時代に順応したエコロなホモだな。えらいぞユーゼフ。瀬名社長も見習いなさーい。で、こんな本なのに読み終えた後に一服の清涼感があるのは、決して恋人達が幸福に結ばれたからではなく「これだけHだらけの本に俺は耐えられた!」という達成感があるからだと思う。何かフルマラソンした様な気持ちよ。したことないけどね。

★★
俺様
まず、地球によく似た所って事にワンパンチくらうね。 次がシェリフ国の大統領官邸だっけか?そこにリュウが忍び込むのだが お付きの肩に乗って手の届く塀なんだ、その官邸・・・。 普通まず塀には電流流れているんじゃないのか? だってサーチライトまである官邸なんだろ? だいたいなんで人の肩に乗って届くような塀なんだ? うわー、最初の数ページでもうこんなに疑問符が・・・。 内容は相変わらずHしまくり。いつでもどこでも発情中。 おかしいな発情しているだけなのに話しは進んでいるぞ? しかし、自分の名誉の為とはいえ、どうして大統領が乗り出して 事件解決しなくてはいけないのでしょう?そういう事は側近が してくれるんじゃないのか?そんなに人手不足なのでしょうかシェリフ国は? それにしてもリュウは頭悪すぎです。頭を打っていたとしても悪すぎです。 いくらユーゼフがテオドールと名乗っても、普通そこで気付くだろ? それとも王位継承者は純粋培養液にでも浸けられてるのか? 疑問は相変わらず止まる事を知りません。 話のオチ的にはまあそうだろうねという典型的なオチですが 今まで読んだ中では一番マシなオチです。 もっとインパクトのある薔薇シリーズを先に読んでいるので、 インパクト勝負ではかないませんが、デビュー作がこれならば さすが水戸泉という事でしょう。 水戸泉初心者はこれから読み始めてみるのがいいでしょう。 まかりまちがっても薔薇シリーズから読んではいけません。
★★


ベッドルームで宿題を(ひちわゆか)/新書館・ディアプラス文庫

 不運続きの千絋は、自宅のアパートから焼け出され、自らが勤務していた保険会社の倒産によって無一文に。親友の西崎の家に転がり込んで、彼の紹介で従兄弟の小学生・橘一矢の家庭教師をはじめる事になった。家事に有能な千絋は、男所帯の橘家で大歓迎される。一矢も懐いてくれてホッと一安心の千絋だが、真夜中の公園で出会った奇妙な子供達の事が少々気にかかる。そんな折り、子供の皮を被った悪魔・一矢がとうとう本性を現して…。(J)

じゃあな
 ダイモスダイモス闘将ダイ〜モス〜♪ごめん、読んでる間ずっとこの歌が頭を離れなかった。えー、子供×20代は最近よく見るパターンですが、一矢はその中でもまあまあかな。逆に千絋は家事万能なのはいいけど、やたらと世話女房でお嫁さん願望まであって、気持ち悪いんじゃお前は。それでも二宮悦己の挿し絵に助けられているが、これがもっとロリ絵の軟弱受だったらアックスボンバーだな。とうっ!
 大人の方はしょーもないが、子供達はよく描けてると思う。相当めちゃくちゃな事をしているのだが、胸糞悪くなる程でもない。結局一度も改心する事のない一矢は、いっそご立派。続いたら読む。

天河未来
読んでて背筋が寒かった。子供ってただでさえ残酷な面を持ってるよね。 それが大人以上にアタマが回って、しかも集団だったら何やらかすかわかったもんじゃないよ。人殺したって、大人はまさか子供がそんなこと するなんて思いもしないだろうから疑われにくいし、バレたとしても 少年法で守られてるからたいした罪にもならないし。 ―――そんなことが頭をよぎって、とても純粋にホモを楽しむどころじゃありませんでした。実際話の中でも自殺に追い込まれた少女がいたり、 ルール違反した仲間に集団で残虐なリンチをしたり。おお怖い。 呑気にあとがきで「一矢は理想の攻!」と語っている作者が、 私には理解できない…
無星
フェネギー
胸くそ悪いガキだ。なぜこんな子供にやられっぱなしで いるんだ千絋!男として情けなさすぎるぞ。こんなガキは 顔蹴り飛ばして股間踏んづけて再起不能にしてやれ。 傷害罪になるって?いい、警察が許さなくても私が許す。 何よりも、集団による制裁だの見て見ぬ振りの無法地帯だの 子供の煙草やドラッグだのを肯定しているような作者の世界観が気に入らない。最後まで読めば何か変化があるかと 思ったが、何一つ変わらなかった。受が攻を容認してきたくらいか。私はこの作者とは、一生わかりあえないだろう。
俺様
超年下攻は嫌いではない。しかし、小学生でも一矢は駄目です。 同じ小学生攻ならば、やはり水戸泉に軍配が上がってしまう。 私を阻む物、それは倫理観。一矢が高校生とかだったらまだ 良かったんだけどね。とりあえず西崎は女にポーっとなっている場合かっ! 千紘を嫁さんみたいだなと言うならば身も心も嫁にしてしまえーっ!! それだったら納得出来たんだけどな。
無星



まだ恋は終わらない(今泉まさ子)/(株)ハイランド・ラキアノベルズ

 ビジネスマンとして精力的に仕事をこなす高祐が、今度コンビを組む事になったのはヘッドハンティングされてきたという嘉木崎。実は嘉木崎は9年前に高祐が振った恋人だった。動揺を隠せない高祐と、思わせぶりな嘉木崎。そして二人の共通の友人である工藤が見守る中、二人の関係は…。 (J)

じゃあな
 粗筋読むとイケてそうでしょ?!私も騙されました!!と、いう事で、全然おもろないわこの話。何がおもろないって、高祐が振ったというから「よーしよーしクールビューティーな受、よーしよーしリーマン」と思っていたのに、序盤で再会した瞬間から高祐グラグラよグラグラ!めちゃくちゃ未練あり気なんじゃお前は!しかも嘉木崎とは大学の同級生で、高祐とは入社以来の友人という工藤。ホモの痴話喧嘩を暖かく見つめる、本当にただのいい人。三人目は当て馬って決まってるのよ?!何なのアナタ、却下!
 高祐が別れを切り出した理由もサイアクです(今、皆さんが想像した通りのものです)期待が大きかった分怒りが隠しきれない。個人的な恨みによって星半分。

俺様
心を打たないリーマンホモ。俺の心の竪琴は故障中なのか? 高祐と嘉木崎のカップルはもうどうでもいい、よし俺はお前に全てを託すぞっ! 意気込んで工藤に期待をかけたのに、なんだお前はっ!役立たずっ! 何でお前はいいひとなんだ?なんで二人を暖かく見守ってんだよっ! 「お前達の事知ってるから」って、お前バカ?何でそれ利用して高祐を モノにしようとしてくれないのよっ!お前以外にどこの誰に当て馬が 出来ると思うの?もー、役立たずーっ! ってなわけで工藤に対し怒りを燃やしただけの本だった。 粗筋でかなり期待していただけに残念だ。
天河未来
つまらん上に、高祐の女子社員に対する扱いや言い草がいちいち癪に障る。 何様じゃてめえは。ちょっとばかしカオがいいからって、 いい気になってるんじゃねえ!!!
無星





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