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| MONSTER(浦沢直樹)/小学館BIG COMICS 1〜13巻 |
| 天才脳外科医ドクターテンマは院長命令を無視し、頭を銃で 打ち抜かれた少年の手術をして命を救った。それが原因で 失脚したテンマだったが、自分の信念に間違いはないと確信 していた。だが9年後、美しい青年に成長したその少年・ヨハン は、自分が連続殺人鬼であることをテンマに告げ、姿を消した。 テンマは自分が恐ろしいモンスターを蘇らせてしまったことを知り、 ヨハンを抹殺するためにすべてを捨てて彼の後を追うのだった。(F) |
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ニアホモよ〜!と私が叫んでも誰もうなずいてはくれない この作品!作者や読者に怒られてもいい!ニアホモであると 私は主張する!だいたいね、男が命をかけて一人の男を殺す ためだけに追いかけるなんてホモ臭いとしかいいようがないじゃ ないの!しかもテンマは人の命を救うことに一生懸命なお人好し の医者なんですのよ。関わる人すべてを幸せにして去っていく ような我らがテンマが「彼だけは俺の手で殺さなくては」と なりふり構わず追いかけていくんですわよ。かーっステキだぜ テンマ!でもって美青年に成長したヨハンがまた、殺人鬼の くせにテンマのことだけは殺さないの!「先生は特別。 僕を生き返らせてくれた、親以上の存在だ」とか平気で 言っちゃって、自分に銃口を向けるテンマと出会ってもフッと 笑って去って行っちゃうのよ。作品上はどこから見てもホモじゃ ないけど、私の腐ったフィルターを通せば紛う事無きプラト ニック愛憎ホモ!しかしひとつどうしてもいただけなかったのは、 ヨハンの女装。いくら美青年でも襟のガーっと開いた服を着て美女に見えるってのはないんじゃないか?喉仏はどうしたよ? 喉仏は!喉仏の謎はともかく、テンマがモンスターヨハンの謎 を解いて、決着をつけてくれるのを楽しみに待っています。 ラストも思いっきりホモ臭くしてね! |
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| ショウダウン-続・羽衣一景-(笈川かおる)/秋田書店・キャンドルコミックス |
| ヴァイオリニストの晶也は、庶子である自分の出生にコンプレックスを感じている。一方、音楽の道を諦めざるを得なかった異母兄の但馬は、天才的な素質を持つ晶也を眩しい思いで見つめるのだが…。但馬の独占欲の真意は?(J) |
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シリーズ一作目の「羽衣一景」では、兄の弟への愛憎はニアというよりエッセンスなのだが、二冊目になったら物語がそちらにシフト。羽衣を見つけて天に帰った天女は、夫を捨てた罰で再び地上に堕とされる。だから地上で再び夫と巡り会い、やり直さなければならない…という独自の解釈で、羽衣伝説をモチーフに描くシリーズ。前世を扱った漫画は数多いが、その中でもこれは出色の出来。特に晶也の彼女の涼子ちゃんの扱いが面白い。晶也が最後まで但馬の気持ちに全く気付かないところがニアホモの真骨頂か。まあ頑張れセンセー、気の長い話だが、また次回もあるさ。 |
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| 人喰いの滝(原作:有栖川有栖・漫画:麻々原絵里依)/角川書店 アスカコミックス DX |
| 本格推理小説作家の私こと有栖川有栖とその友人で「臨床犯罪学者」の火村英生が、 フィールドワークと称して警察の捜査に非公式ながら加わり、数々の難事件を解決し ていく(主に火村が)ミステリのコミックス版。 (S) |
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小説の方では、いくら火村が「アリス…」とラブコールしてても、どーしても作者の 顔が頭に浮かんでカップリングどころではなく、どんなに火村がカッコよく感じられ ても、アリスの方でガクっときちゃってたので、絵がついてたら(ましてや麻々原絵里依サンだし)そんなことないかと思って読んでみた。ミステリーをマンガで描くの はさぞ大変だろうと思いつつも、麻々原さんなら大丈夫という安心感があって、内容 の方は面白かった。 でも結局、絵がついてても『コレ、美化しすぎ…』と思っちゃったので、今度、有栖川有栖もしくはアリスという名前を塗り潰して、違う名前に変えてみようかと思いま す(笑) いや、それは嘘だけど。私が作者の顔さえイメージしなくなれば、火村× アリスめちゃくちゃいいカップリングだよなぁ…。作者名=主人公の時は著者近影と か載せないでもらいたいです。 |
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| 地獄先生ぬ〜べ〜(真倉 翔 ・岡野 剛)/集英社・ジャンプコミックス 全31巻 |
| 小学校教師の「ぬ〜べ〜」こと鵺野鳴介先生は、普段はドジでHで役に立たないけれど、一度生徒が窮地に陥れば、超人的な霊能力を発揮して助けに来てくれる。最強の「鬼の手」を持つ彼と生徒達は、次々と事件に巻き込まれるが、友情と勇気でピンチを切り抜けていく。(J) |
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ジャンプの長編漫画は結局どこかしらホモなので、今更なんであるが、まあ低年齢層向け作品から変化球という事で。で、どこがニアホモかと言うと、彼をライバル視している妖狐の玉藻がどう考えてもぬ〜べ〜にラブラブ。名前の通りえらいお狐様で、人間に化けている姿は長髪美形。ちなみに教育実習生もやったが、結局医者になったらしい。人化の術を完成させる為に人間について研究している彼は、愛とか友情とかそういうものを一切理解出来ず、それがわかればぬ〜べ〜が生徒達を守る時に見せる、強大なパワーの秘密も解明出来るだろう…と、ぬ〜べ〜の周りをうろうろしているのだが、研究対象でしかない筈のぬ〜べ〜の為に体を張った事数知れず。しまいにはぬ〜べ〜の為に、人間よりよっぽど熱いパッション見せてくれます。スポーツカーを駆り白衣をなびかせて現れては「アディオス、鵺野先生」と去っていく玉藻の後ろ姿は眩しい限り。 終盤では小学生サイズの美少年・南雲京太として、同じく小学生サイズのぬ〜べ〜・陽神 明とコンビを組んで大活躍してくれた。ぬ〜べ〜がゆきめちゃんと結ばれた以上、玉藻にも誰か素敵なお相手が現れるのかと思ったのだが(いずなちゃんとのタッグはその為の伏線かと思ったのだが)結局彼は最後までぬ〜べ〜一筋であった。天晴れ、玉藻。君の瞳にアディオスだ。 |
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| 赤い星(中村かなこ)/小学館・別コミフラワーコミックス |
| 全身に赤い斑点が出来て、必ず死に至るという疫病「赤い病」が恐れられている世界。赤い髪のチキはその色ゆえに不吉と疎まれて、美術学校で下働きをしながら何とか糊口をしのいでいる。どこか影を持つ学校の生徒・タロウと出会い、二人は食事をともにする様になる。少しずつ孤独を埋める二人だが、ある日チキが見知らぬ老婆に襲われて…。(J) |
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150000カウントゲッターの、しょーこさんからのリクエスト作品第一弾。ニアと言うよりマジホモって言うか、世界はホモの愛が回してるって言うか。SFと言うよりはおとぎ話の様な不思議な世界。藤田貴美ならば2、30人は死んで発狂していそうだけど本作はさしてイタくないので読みやすい。 チキを襲ったのが、おばーさんだという事に少なからず驚いたが(おじーさんだと思った…)クライマックスでは「アンタ攻だったのかー!!」と更なる驚きが私を襲う。「あれって結局なんだったの?」とか「あの人って結局なんだったの」とか(ネタバレになりそうなので書きにくいが)首を傾げたいところはあちこちあるんだけど、世界全体がぽややんとして、キャラクターもほよよよんとしているので、まあいいでしょう。みんな元気で前向きに幸せにおなりなさい。赤い髪には冷たいのに、ホモには寛容な世界で良かったね。 |
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| 夢色十夜 三の巻(かわいゆみこ)/小学館・小学館パレット文庫 |
| 若き弁護士の倉橋と、侯爵家の令息である鷹司は学習院時代からの友人同士。美しい顔に似合わぬ エログロ趣味で、怪異譚を殊の外好む鷹司は、いつも奇妙な事件に首を突っ込むので倉橋は目が離せない。今度は従兄弟の淑美から、曰くありげな能面 を譲り受けた鷹司だが…。(J) |
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ぐおっ。終わってしまったか。俺の心の竪琴をジミー・ヘンドリックスの如く奏でたこのシリーズが。いやあ久しぶりに燃えました。やっぱり男同士と言うのは、あんまりあけっぴろげよりも、このくらいのニア感で「くっそー、この先どうにかならんのか。ええい、どうにかならんのなら、私がどうにかしてやる!」と同人誌作りたくなるくらいじゃなきゃいかんのかも知れません。最近は、こっちが燃えるよりも先に、向こうが大爆発してくれる事の方が多くて、こちらは遠くから炎上する化学薬品工場を見る様な思いです。 倉さんよォ、カッコイイのはわかったから、俺と鷹司の燃える乙女心を何とかしてくれ! 倉さんさえゴーなら鷹司はいつでもウェルカムなのに。くそっ、誰か倉さんに薬を盛れ薬を! ああ、イギリスにでもどこにでも行くがいいのさ。もしかしたら当時のイギリスはもの凄いハッテン場かも知れん。新しい文化に触れて倉さんも少しは考えを改めるだろう。 まあ揺れる乙女心の方は、朴念仁の倉さんよりももう少し情熱的なお身内の方が、いささか満足させてくれたので、これはこれで良しとしよう。怪談というものは、オチがつかないものが一番怖いのだと言う。理由がわからず怪異が起こり、理由がわからずに終わるのが、何とも座り心地が悪くて気持ちの悪いものだと言う。そういう意味では本巻収録の「万媚」などは、怪談らしい怪談と言えるかも知れない。 |
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茶右
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着物とか汽車とか日本家屋とか古い町並とか、そういうものに漂うレトロな雰囲気が
大好きな私としては、本作の時代背景だけでも読書欲がそそられるというものです。 この時代の男子はこういう風に躾られたのだろうから、倉さんは、学生としての作法や 節度、目上の者に対する敬意や礼儀といったことに大変キチンとしています。それでも、 倉さんに比べればずいぶん茶目っ気たっぷりの鷹司を、いつも優しく見守ってくれるので す。鷹司だって、そんな倉さんだからいつもちょっとだけわがままを言ってみたりして。 相性のいい友人って大切…と思わずにはいられません。 しかし、そうは言っても、その先に何かを見てしまうのが、こんなにも心をジタバタ させてくれるものだったか、と。行間を想像して一喜一憂。自分の想像の赴くままにあれやこれやと勘ぐってはきゃーと喜び。久しぶりに燃えました。 男同士の深い友情になんとも下世話な感想を持ってしまいますが、描かれる話はどの話も とても面白いです。ちょっとぞくっとさせられながらもぐっと惹き込まれます。 とはいえ、いやもう、倉さんステキですね。 |
★★★★☆
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