![]() |
| ゴースト・ライト(葉芝真己)/冬水社いち好きコミックス |
| 両親の仲違いのため祖父母の家に預けられる事になった11歳のグレンは、心臓 の手術を控えた同い年の少年・クリスと出会う。クリスは「見た者には奇跡が 起きる」と伝えられている伝説の光「ゴースト・ライト」を信じていた。いつ しか親友になった二人は、いっしょにゴースト・ライトを見ようと約束する。 (A) |
|
|
いやあ、クライマックスでは二十回くらい泣きました。これはもう、ハイジやフランダースの犬を超える感動作と言っても過言ではない!…と思う。 グレンとクリスはとにかく可愛いのだけど、いわゆるショタとゆーのとは全然 違う感じなので、子供ものは苦手という人でも抵抗なく読めるのではないでし ょうか。(いや、でもリーマン好きなミシュランメンバーにはウケが良くなか った気もするが…) センスの良い画面で、外国の名作映画を観ているよーな気分で読める一作で す。 |
|
|
じゃあな
|
誰か俺を呼んだかい。いいえ、面白くなかったわけではありません。ええオハナシでした。別に泣きはしなかったけど。「美味しんぼ」富井副部長の思い出を描いた「黒い刺身」では毎回泣けるのだが…こんなにホットなハートの私なのに。泣きのツボの問題だな。 ただ金髪だから外人、というわけではなく、アメリカの生活の雰囲気があって映像的な作品。クリスの前髪がもう少し分かれていたら星一つプラスだったかも知れない(どういう基準なのだ…) |
★★★☆
|
| STRANGER ON THE TRAIN(芳崎せいむ)/新書館・ウイングスコミックス |
| 都築ケントは親友・麻生の保証人になるが、麻生が謎の失踪をしてしまい、コ レクター(借金取立人)から逃げ回るはめになる。彼は莫大な借金を返すため、 軍事衛生用生体コンピュータ「ゼウス」を再起動させるのに必要なDNAを持 ち、細胞1個に50億ホープの賞金がかけられている人物「HOST」を探してい た。「HOST」が乗るという列車に乗り込んだケントは、ネコと名乗る謎の男と 二匹の猫に会う。(A) |
|
|
最初は「ちょっと綺麗な顔をした謎の男」だったネコが一作ごとにどんどんラヴリーでキュートなかわいこちゃんに!(私のボキャブラリーって一体…) 二匹の猫・ブッチとサンダンスも愛らしくて、メロメロになりながら読んでま した。ほのぼの〜としてる中にちょっとジンとくるよーなお話。 ホモ的には、麻生がもっと絡んでくれると盛り上がったかも…。でもネコとケ ントはニアなのにそこらへんの ホモに負けないくらいラヴラヴだし、髪を切った麻生と借金を背負ってたくま しく(?)なったケントでは攻×攻になってしまいカップリングは成立しそうにないから仕方ないなー。教師時代は麻生×ケントでもケント×麻生でもイケそうだったんだけどね。(私はどっちかというと麻生×ケントだな〜) |
|
| カプセル・ヨードチンキ(石原理)/ビブロス・ZEROコミックス |
| 近未来、日本。天才ハッカー克郎と、兄弟分のシーナ、超人的な戦闘能力を誇るモズ、超人的な闘争本能を持つカラス、飄々とした計算高いアケ、チームのマスコット的存在のエージらが繰り広げるゲームの数々。電脳SFハードアクションシリーズ。 (J) |
|
|
ホモではない。ニアですら実はない(モズと克郎は男にモテモテだが…)モズ×克郎、シーナ×克郎などは考えられないでもないが(私は個人的にはシーナ×モズをプッシュしたいが)しかし馴れ合わないところが彼らのカッコイイところなので、ぬけがけはよろしからぬ…と、迷ったが、石原理補完計画の為にやはり入れておこう。 |
|
| カプセル・ヨードチンキX(石原理)/ビブロス・ZEROコミックス |
| 体外受精し、人工子宮システムによって胎児を育成するNANNYシステム。子宮ケージが破裂する事件が勃発し「母親」の窮地に克郎とシーナはシステムのセンターチーフ・菱名の要請もあって、原因追求に乗り出すが…(J) |
|
|
ヒーッッシーッッッッ!私もいい加減わかりやすくて申し訳ないが、今巻はヒッシーこと菱名チーフに倍率ドン。更に倍。Xになったらもうすっかり今の絵になって、モズも克郎もカッコイイったらない。「美形だけど、天才だけど影が薄い」シーナも今巻はちょっぴり活躍。そしてこの絵で!この絵で菱名!白衣で眼鏡!いやっほう!マサト!ヨリチカ!あんた達早く大きくなりなさい、早く!ちょっと克郎、成長促進剤大量投与よ!(克郎はハッカーであって、薬は作りませんよじゃあなさん)モズ、モズっ、あなたもNANNY出身じゃなくて?ちょっとこの素敵な白衣で眼鏡が心に刷り込まれてはいなくって?あっ、克郎、受だと決めつけていたけど、あなたでも!! |
|
| DUMPS(石原理)/ビブロス・ZEROコミックス |
| 不法投棄されたロボットを回収して売り飛ばすジャンク屋『ダンプス』。売り出し中のダンプス・勝士が、チームメイトの影郎、蟻塚らと見つけた風変わりなロボット・炎は、手配中の賞金首だった。しかし炎の意外な素性を知り、勝士は彼を匿おうとする。(J) |
|
|
あらあら、これはヨードチンキ以上にホモじゃないわ、いくら石原理補完計画と言ってもこれは書けないわね…と思っていたが、最後まで読んだら助かりました。「サンキュー」と思わず呟いてしまいました。 さて、さすがに石原理を愛する不思議フィルターを装着した私でも、ここまで画力が乏しく説明不足だと(理解は出来るが)「もう少しがんばりましょう」という気持ちになる。期待が大きすぎるのだな。古い作品だけに、焦点が絞り切れていない気がする。勝士の行動原理が「お節介」だけで説明されちゃうのは少々寂しいかな。ヨードチンキの後に読むと特に、みんないい人過ぎていかんな。設定が凄くいいので(いつもこんな事ばかり言っていて申し訳ないが)続編希望。後書きで作者自身も言っているが、ダンプス達の活躍に的を絞ったストーリーでまた復活して欲しい。とりあえず本作で、人物の割には、ヘンなメカ(警察ロボット玉)は比較的描ける、妙な画力の持ち主だった事を知る。ところで、変換してみてわかった。影郎も虫さんシリーズだったのね。 |
|
| オニは檻のそとにいる!?(相坂きいろ)/角川ティーンズルビー文庫 |
| 男子校に通っている西条道明は、友人・立川薫の仕切りによるお見合い相手を 宝塚ファミリーランドの中にある大劇場の指定席で待っていたが、なんとそこ に現れたのは綺麗な長い髪で超絶美形の「男」だった。何かの手違いで、その 男にチケットが渡ってしまったらしい。なりゆきで、とても無口で無表情なそ の美形・百目鬼太郎(ドウメキ・タロウ)とファミリーランドで遊ぶことにした 道明だが、やがて妙なことに気づく。道明が太郎に触れると、ある不思議な現象が起きるのだ。太郎の正体は一体…?! (A) |
|
|
天河が物凄く愛しているので、何だか感想が書き辛い百目鬼太郎ちゃんと道明くんのシリーズ。百目鬼と書いて「ドドメキ」と読む妖怪もいる様だが、それは余談として。軽いノリの元気な男の子の一人称だが、説明は巧い。このノリで頭悪く感じさせないのは立派である。会話の部分が全て関西弁というのもいいね。日常の隙間に忘れかけていた事を、その純粋さをもって突きつけてくる太郎ちゃんと、それを素直に受け止める道明の姿は丁寧に描かれているが、ホモとか友情というよりはシートン動物記の世界である。もう少しタイトにまとめてくれた方が私としては好みだが。作者の主観を入れず、読者に問題を提示するだけでも十分何かが残ると思う。 |
|
|
天河未来
|
ああ、このシリーズを愛するあまりにうまく感想が書けないわ!…と悩みつづけていたのだが、せっかくじゃあなちゃんが感想を書いてくれたので観念し て書く事にしよう(笑)。 何て言うかな、文章のテンポが良くて会話もナチュラルだから読みやすい し、描写が繊細で丁寧だから作品の世界に引き込まれちゃうのね。このシリー ズは道明の一人称なんだけど、この子がまたいい子だから、ついどっぷりと感情移入しちゃうし(可愛いんだよねえ、道明…。こんな子がもし弟だったら毎 日からかい倒しながら可愛がるに違いない)。そして、太郎ちゃん。超美形のくせして不器用な彼の言動は、お間抜けでおもしろいんだけど、なんか哀れで こっちまで哀しくなってしまう。道明がそんな太郎ちゃんの事をすこしずつ理解していくのが、読んでてうれしいというか、ほっとする。「太郎ちゃんよかったねっ」と肩でも叩きたいような感じ(笑) ただ心理描写で、ちょっと説明しすぎじゃない?ってところは少しあるか な。それは、ティーンズ向けの文庫だから仕方ないのかもしれないけど。 星の数は、ホントは5つつけたいけど、ラブ度がまだ低めなのでこれからに 期待することにして、4つにします。 ―――でも、「ラブ度低め」なハズなんだけど、一話目の駅へ向かう道や二 話目の観覧車の中での二人のシーンはなんか映像的(それもカメラワークや効果音を上手に使ったという感じの)で、切ない緊張感があって、妙に胸がざわめいてしまうのよね。そのざわめきというかときめきが快感で、それがこのシリーズ&作家にハマった理由なのかもしれないなあ、と思いました。 |
★★★★
|
| 不思議の国はここにある(相坂きいろ)/角川ティーンズルビー文庫 |
| 学園祭の目玉イベント「ミス学園コンテスト」のクラス代表に 満場一致の即決で選ばれた道明(ゆっとくが男子校である)。 その日の放課後、同じく代表に選ばれた「冗談ごとじゃない美少年」立川薫に 今度いつ太郎ちゃんとデートするの?と聞かれる。デートじゃないと反論する と、「なら俺がついてってもええかな」と言い出した。何かたくらんでる、と 思いつつも承諾する道明だったが、それが不幸のはじまりだった。 (A) |
|
|
いやもお、愛ですね!!(笑)あまりのラヴラヴぶりに、つい胸ときめかせてしまったわ。一歩間違えるとさむいことになってしまう女装ネタも、上手に描か れていて抵抗なく楽しく読めました。…しかし、立川、こわいんですけど。 太郎ちゃんなんかよりもずっと、こいつのほうが化物に近い気がするぞ。 それにしてもこのシリーズを読んでいると、たまらなく関西方面に旅行したくなってしまうのよねー。梅田HEP FIVEのクジラを見上げて一人ニヤけている 女がいたら、それは天河かもしれません。 |
|
|
じゃあな
|
高千穂遙は小説を読み始めて5ページ以内に人が死なないと「つまらん!」と言って放り出すそうであるが、私にもそういう傾向があるな。別に人は死ななくてもいいのだが、最初にグイッと引きつけてくれないと興味が続かないのである。そういう意味ではこの作品は、特に表題作は後ろの方に盛り上がりを用意しているのだが、そこにたどり着くまでが退屈でたまらん。主人公は、台詞になると関西弁で威勢がいいのだが、一人称だとどうもまどろっこしい。「何々なんですけど?」と「何々になるかな」が妙に多いのも気になる。ホモだとかホモじゃないとか、そんな事を意識しすぎて余計に太郎ちゃんを傷つけている様にも思う。別に太郎ちゃんは押し倒したいとかのべつまくなしにキスしたいとか言ってるわけじゃないじゃん。観覧車に乗るくらい、乗ってやれよ好きなだけ。道明にしてみれば地元だから、馬鹿馬鹿しい、恥ずかしいっていうのがあるのかも知れないけど、浮世離れした太郎ちゃんは一度も乗ったことがないかも知れない。観光だと思えば、アンタ、アメリカからやってきたボブさんが日本で「花やしきの人工衛星乗りたいデース」と言ったら、「男二人だとゲイみたいだからやめましょう」とは言わないだろうがよ。バカって言う奴がバカな様に、ホモって言う奴がホモだ。 大体この学校おかしいよ。何で男子校で毎年ミスコンやってるの? よしんばやっていてもいいが、得点争いの為にキスシーンや強姦シーンを嬉々として演出している男子高校生達ってどうよ。自分はアブノーマルではないから、女装するのが楽しいのではなく、ミスコンでみんなにちやほやされるのが楽しい、と力説する道明だが、喝采を送ってくる相手の殆どが男子学生である事は先刻ご承知の筈だから、やっぱり十分アブナイと思う。 |
★
|
| 銀色の檻を溶かして-薬屋探偵妖綺談-(高里椎奈)/講談社ノベルズ |
| 賑やかな街の一角に、存在するまるでそこだけ時に取り残されたかのような『深山木 薬店』。薬種店を営む澄んだ美貌の少年(深山木秋)と、優しげな青年(座木=ザギ )、元気な男の子(リベザル)の三人は、妖怪である。彼らは、妖怪が人間の中で生活していく為に妖怪達が起こす問題を穏便に処理するという探偵の裏の顔を持ってい た。 ※シリーズで、現在4冊目まで出ています。(S) |
|
|
主人公が人間じゃないところに1000点。その上、セピア色の髪の美貌の少年(見た目高校生)=秋が御主人様。人外・下剋上好きの私にとっては、たまらない設定である 。 一応ミステリーなので、あんまりHくささはないけど、ストーリーと関係ないところ で想像力を刺激される作品である。 そもそも妖怪なんだし、人間に化けているだけで、男の形にも女の形にもなれるらし いので、ホモとは言い切れないかもしれないが、座木が秋にいい感じに服従していて いい。そういえが、秋には悪魔の友達がいて、コイツともなんか微妙な関係である。 他にも高遠っていう刑事も出てくるのだが、個人的にはこの人が一番イイのよ、相手 として申し分ないわ!当て馬というよりは、とんびだな(笑) 狙ってるんだろうなぁ…と、思い込んで読んでいるので、いくらでもカップリングで きるところが恐ろしい。(シリーズで、1冊ずつ狙ってるポイントをずらしているところがあざといぜ、ちくしょう) しかし、本命はどうせ座木×秋なんだろうと思うと相変わらず大穴狙いの自分の好みが恨めしくなります。 偉そうな美人さんが、周囲の人々を翻弄しつつ手玉に取っていく女王様タイプの受が 好きな方にはお薦めかもしれません。 |
|